第3日 (12月23日)
本日はまずバッキンガム宮殿に行きその後バスで市内を回り、ウェストミンスター寺院、ロンドンアイ、国会議事堂、
タワーブリッジ等車窓観光。
その後大英博物館を見た後、ピカデリー付近で解散しその後自由行動。

6:45〜朝食、本日も生野菜たっぷり食べておく。前の席で食べているTから”おじいちゃん(みっともないので)
そんな食べ方しないで”と注意される。ハタから見ると気になるほどバリバリ&パクパク食べていたようで反省!
8:00 本日も大きいバスで出発。クリスマス休暇につなげて休みをとっている人が多いようで道路がすいていて
予定より10分以上早く、30分ちょっとでロンドン中心部に近い同系列のホテルに到着。
ここで昨日のガイドのSさん乗車。8:45 バッキンガム宮殿にむけ出発。
ハイドパークの近くを走り、10分もかからずにバッキンガム宮殿近くの降車場に着く。曇っていてまだうす暗い。
ここから歩いてバッキンガムの正門前に行く。まだ早いので観光客はまばらである。正門前で記念撮影。
門からかなり離れた建物のところには直立不動で立っている衛兵の姿も見える。
9:20バスにもどり、市内巡り(車窓観光)に出発。国会議事堂、ウエストミンスター寺院、ロンドン橋、タワーブリッジ
ロンドン塔、ロンドン・アイなど車窓で見ながら走る。
本日は道路がすいていてすいすい走れるが普段はもっともっと混んでいるとのこと。

バッキンガム宮殿 ウエストミンスター寺院
タワーブリッジ 国会議事堂
大英博物館

ガイドさんからこれから大英博物館に行くがスリに気をつけるようにとくりかえし言われる。
10:20 大英博物館の降車場に着く。
イヤホーンガイドをつけて博物館に入り売店の近くでまずトイレをすませ、自由行動の後11:40ここに集合と説明あった後
ガイドさんについて見学する。古代エジプト、ギリシャ・ローマ、アッシリア、ミイラ等をガイドさんの説明を聞きながら見学。
目玉は”ロゼッタ・ストーン”ここは大勢の人ですぐには近寄れない。なんとか前にすすみシャッター押しておく。
略奪というところもあるが、大英博物館に持ってきたからこそ大切に保存されきれいなカタチで現代に残っているし、
またいろいろ研究され古代史の解明にも貢献している。という大英博物館(イギリス)の功績もガイドさんから説明ある。
エジプトの墓の碑文は故人の未来が書いてあるが、日本の石碑には故人の生涯(=過去)が書いてある。という説明には
なるほど!とうなずく。
最後20分ほどの自由行動ではショップで金属板にロゼッタ・ストーンの文字らしきものの書かれたキーホルダーを買う。
バスにもどりピカデリーサーカスへむかう。その途中でも添乗員さんから自由行動中、特に地下鉄乗車時のスリ・置き引きに
ついての注意がくりかえしある。実際にツアーで被害にあった人の実例を話されると気をつけねばーーと気が引き締まる。
とにかくカバンは肩にかけるのでなく首にかけておき、安易に床に置かないで行動することにする。
12:05 ピカデリーサーカスで下車。ホテルに帰るのにタクシー使うと料金結構かかると事前に聞いているので
(料金は時間距離併用なので渋滞の有無で差があるが60ポンド(1万円ちょっと)くらい)Tとはホテルに帰るのは地下鉄にする
ことで一致。(Tは車に弱いので長くは乗りたくないという事情もある。)
添乗員さんからホテルに帰るのに地下鉄を使うのに不安がある人はここに○○時集合すれば一緒に帰りますよ。
という親切な説明あるがわれらはとにかく独自に地下鉄で帰ること(Tは買い物に十分時間が欲しい)にして、
見えている地下鉄駅入り口に向かう。
ツアー出発前にホテルが決定してからは自由行動でTの希望の「V&Aミュージアムとハロッズに行って地下鉄利用でホテルに帰る」
というルートで地下鉄の路線、、乗り、降りする駅や下車してからホテルまで歩いて帰る道まで時間をかけて調べメモしてきている。
ところがTはその後いろいろ調べロンドンのタクシーも経験したい、買い物はハロッズよりも大衆的なデパートのJohn Lowisにしたいと変更。
ルートは ピカデリーサーカス〜<地下鉄>〜サウスケンジントン〜<徒歩>〜ハロッズ(アフターヌーンティーの昼食)〜
      <徒歩>〜V&Aミュージアム〜<タクシー>〜John Lowis〜<徒歩>〜ボンドストリート〜<地下鉄(乗り換えなし)>〜
      ウェンブリーパーク〜徒歩〜ホテル(HILTON LONDON WEMBLEY ).  に決めて行動する。

まずチケット購入、添乗員さんよりアドバイスあった人のいる窓口でZone1-4 ディ・トラベルカード 1Day(10ポンド) をTが買う。
とにかく聞き返されることなくすぐに購入。小生が買うとおそらくこうスムースにはいかないだろう、Tの方が小生よりはよく通じるのは確かだ。
改札は自動改札。⇒の下にいくつか駅名が書いてある案内板を見ながらフォームへ。フォームは1本で、フォームの上に書いてある駅名をみて手持ちの路線図で確認し入って来た電車の行き先も確認して乗車。けっこう混んでいて立っている人多い。
車両は清潔だがは日本より天井が低く圧迫感がある。
次の停車駅の車内放送もあり戸惑うことなく12:35 サウスケンジントンで下車。
さてどこにでるかという時TがV&A Museum⇒の表示を見つけそちらにすすむ、地上に出ると雨が降っており傘を取り出して使う。
M&A Museum を左に見てまっすぐ歩く、12:55 ハロッズに着く、入口近くから混雑している。Tはレストラン4階であることを
見つけてエスカレーターで4階に上がるがやたら柱が多く、売り場にも壁が多く見通しが効かなくわかりずらい。
スタッフのネームカードを下げた老紳士を見つけTが質問するとレストランの前まで連れて行ってくれる。
入口でここでアフターヌーンティ食べれるか聞くと予約していなければここでは食べれないとのこと。すごい人気なのだ!
このレストランのとなりのレストラン(といっても仕切りがあるだけで席が見えている)でここと同じアフターヌーンティーがある
とのことでここから見えて人の並んでいるそちらのレストラン(=Harrods Terrace)の受付に行く。
アフターヌーンティー可能か確認の上並ぶ。(やりとりはすべてTが行い小生はただついて回る。)10分ほど待つと席に通される。
コートを着て人の多い、暖房の所を歩き回ったので汗をかく。暖房の温度も高いようで食事をしている人何人も半袖の人がいる。
アフターヌーンティーをオーダー、メニューにまず何種類かかいてある。TEAの中からひとつ選ぶ。
まず急須にたっぷりの紅茶とこれまたたっぷりのミルクが出る。
すぐ近くのテーブルではアフターヌーンティーを召し上がっている人は見えない
しばらくして鳥かごのようなかたちの2本の柱の中に3段のお皿にサンドウィッチやケーキの乗ったが運ばれてくる。

アフターヌーンティのセット


なんにも知らない小生はアフターヌーンティーなんて午後のおやつでお茶にケーキがちょっとついてくるぐらいに思っていたが、
大間違いだ。
Tがロンドンでは絶対アフターヌーンティーを食べると言っていた意味をこれをみて理解する。
どうりで料金も29ポンドとけっこう高い。
いくら貴族でも午後のおやつにこれを食べていたらメタボになるで!なんて 後で赤面するようなことをつぶやく。
(帰ってから調べて、1日朝、夕の2食の時代に考えられた貴族の楽しみだと知ってボリュームたっぷりについて納得)
まずサンドウィッチからいただくがこれが結構ボリュームある、次に真ん中のスコーン(後で知った名前)を食べるとかなり甘みがある
甘いもの苦手な小生は出されているジャムもクリームもつけずひとつ食べる。暖房十分でコートは脱いでいるが熱い紅茶をたっぷり
飲んだこともあり暑い。一番上にある4種類のケーキがもっとも価値ありそうなのでこちらを残さないようにと真ん中はひとつ残して
ケーキを先にいただく。これがまた甘い、お茶を飲み々ケーキは残さず食べるが、もうお腹いっぱいでスコーン1個は残す。
Tはゆっくりだが全てきれいに食べている。今思えば水をオーダーしなかったことが失敗だ。水を飲みながらならあとスコーン1個くらい食べられたのにーーー。1時間ほどかかって14:25 アフターヌーンティーの食事終了。暴風雨の中をV&Aミュージアムまで歩く。

<ここで恥ずかしいこと告白:食事が終わり勘定書き持ってきたがそれから全然近寄って来ない。周りを見てると食べた席で勘定すませている。全然来ないなぁ〜というとTがさっきカードかキャッシュか聞いたのにおじぃ〜ちゃんが無視したから置いたままになっているの。と言う。そう言えば何か言ってたかなぁ〜という気もするが全然理解していなかった。手をあげてウェイター呼びカードで払うと告げると小さい端末を席まで持ってきて暗唱番号打ち込んで終わり。言葉解らないと雑音としか聞こえないだ!とひとり合点する>

V&AミュージアムはTの希望で行ったが小生はあまり興味なかったので彼女にお供してついて回る。
Tの目的はここのショップにあったようでここの滞在(約1時間)の半分近くはショップにいた。
その間小生はベンチで休憩し帰りの地下鉄の路線の確認をする。
15:45 ミュージアムの前でタクシーを拾いJohn Lewisデパートへ行く。
タクシーの交渉も全てTが行い、20分足らずでJohn Lewis に着く、タクシー代11,6ポンド、13ポンド支払いOKと言っておく。
外は暴風雨、歩道に壊れた傘がいくつか捨てられている。
デパートにはいり 1時間後に会う場所を決めてお互い買い物することにする。
小生はお土産にティーバッグの入ったボックスを探すが売り場が解らない。店員さんに適当な英語で聞くと,とにかく真っすぐ行って、次に左へどんどん進めとジェスチャーで教えてくれる。言われた通りにすすむとスーパーマーケットのようなところがあり、広い売り場に食料品がたくさん置いてある。ここでもお茶の売り場を見つけるのにうろうろして時間がかかる。
お茶売り場には安いお茶がいろいろ置いてある。
TWININGS 50BAG入り4種類 1箱づつ買う。種類によって2,73〜3,38ポンドと安い。イギリスでは消費税にあたる税金が20%とのことだがお茶、子供用品、薬は対象外だとか。約束の場所にいく10分前にレジに行くと数十mの行列。これではとても10分では済まないと判断しせっかくカゴにいれたものもどしに行き、待ち合わせ場所にもどる。Tに事情説明し奥の方のレジの行列に並んでいるから残っているこちらの買い物済ませたらくるように言って買い物カゴに再度いれ行列に並ぶ、行列は長いがレジの数も多く
どんどんすすみ10分もしないで支払いおわる。その後はTの買い物に付き合い18:10デパートを出て徒歩でボンドストリート駅へ、Tが地図をしっかり頭に入れており迷うこともなく10分もかからず駅に着き問題なくホームへ行き乗車する。
地下鉄は混んでいて立っている人多い。発車の加速が予期していたより早く、小生がよろめくと近くに座っていた若い女性が席を譲ってくれる。言葉はわからないが、ジェスチャーで分かる。苦手なデパートの人ごみの中を歩いて疲れているのでご厚意に甘えて
座らせてもらう。乗車している時間25分ほどでウエンブリーパークに着く。駅からは広い道を見えているスタジアムへ向かって歩くと
10ちょっとでホテルに着く。
アフターヌーンティーの甘みがまだ口に残っていてホテルのレストランに行くほどの食欲はない。Tも軽いものでよいと言っているので
コンビニにいく、サンドウィッチ、生ハム、(醤油がついているので)まきすし。缶ビールを買おうとすると2種類ある500ml缶が
4本フィルムでくるんであって1本はとれない。品出ししているスタッフにビール1本欲しいというが断られてしまう。4本単位でないと売らないということのようだ。その4本しっかりパッケージされたものから1本抜き取ろうと格闘している老人の姿を想像して(汗!)
仕方ないのでとなりにある瓶入りの”GINGER BEER" 500ml1本買う。これにきのう買ったカリフォルニアワインを加えて夕食。
このビールはアルコール4%でフルーティーですこし甘みもあった。
明日はユーロスターでパリに向かうため手荷物できるだけ少なく荷物整理し早目に眠る。

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