第4日(9月25日)

 本日は4000mの峠を越えて黄龍に行き、ロープウエイで上がった高地から黄龍の景勝地を4時間かけて散策する。

 本日は7:40出発なので、少し時間をずらして6:25食堂に行く。しかし、食堂はまだ混雑している。でも時間あるので本日は5分ほど並んで
 目玉焼き食べる。だまってお皿を出すと玉子2個分くれる。みんな2個要求するのか2個くっつけて焼いてある。塩をかけて食べる。
 本日はお粥の他に蒸しパンにいろいろな料理をのせて食べる。7:40 出発 今は青空も見えるが本日も寒い。
 バスは23日に来た道を引き返す=最初は坂を上る。途中岷江 源流の碑を車窓観光とのこと。8:41坂を登り切り下りになると
 すぐ左側、広場に大きな石碑があり、「ここが岷江源流です」と説明あるがバスはスピード落とすことなく走っていてカメラを構えた時には
 通り過ぎていて写真撮影できず。帰りに期待する。
 岷江は長江の支流だが楽山市の南の宜賓市で岷江と合流する金沙江の方が長くこの金沙江の支流のトト河の源流
 (青海チベット鉄道沿線にある)が長江源流となっている。岷江と金沙江が合流したところから下流が長江となる。

 9:15頃 23日来る時に渡ったカラフルな柱の特徴のある橋を右に見て今日は直進する。
 9:18 川主寺という町の 宝石店到着。ここでトイレ休憩を兼ねて買い物。トイレを済ませた後日本語話せる店員の説明を聞く。
 キャッツアイ、コハク、天珠石について説明あるが本命は”天珠石”!天珠はメノウと玉を含んでいる宝石で磁力もある。
 これを身につけると健康にいいだけでなく(気力がつくので)富や財、福運を招くのだと説明ありこれを売っているコーナーへつれて行く。
 天珠をネックレスやブレスレッドにしたものを売っている。日本語を話す店員が関心のありそうなお客さん(と言ってもこの時はわれわれの
 グループだけだが)を捕まえて一生懸命売りこんでいる。
 関心のない小生は他のところに展示してある大きな石をみて時間をつぶす。1時間ほどの滞在で複数の人がブレスレッド買ったようだ。
 (たまたま、帰りの上海〜松山の飛行機で小生の隣の席の人は立派な天珠のブレスレッドを身につけていた。結構人気があるのかも?)
 10:20 出発、酸素缶1本づつ配布ある。黄龍は標高高いので必要なら使ってよいですよ。というサービス。また黄龍の遊歩道には
 何ヶ所か酸素供給ステーション(吸い口のアタッチメント(価格1元)を買ってここで酸素を吸うこともできると説明ある)
 バス出発して5分足らずで左にカーブしたところから上り道になりやがてつづらおりの道でどんどん高度を上げて行く。
 高くなるにつれて霧が出て来て見通し悪くなる。黄さんこの上りで晴れていればこのあたりで最も高い雪宝頂(5588m)が見えるというが
 この霧では無理。10:48 右に木造の展望台見える、おそらくあれが雪宝頂の展望台であろう。黄さんの説明だと雪宝頂はここに20回
 来ると1回見えるとのこと。残念だがそんな確率では無理とあきらめる。バスはまだまだ坂を上っている、霧はだんだん深くなり視界は
 20〜30mという感じになる。10:52随分高いところに来たようで道端に雪が見える。10:56前方が少し明るくなり右に広場の見える所で
 バス停車。ここが4007mの峠(=雪宝頂峠)ということで下車、寒い、雪が残っていて滑る。4007mと書かれた大きな石の碑の所で
 全員で記念撮影、黄さんにシャッター押してもらう。これから行く黄龍の方は霧がうすく、グネグネと下っていく道路が見える。
 みんな4007mの風景を撮影しバスにもどる。11:04 バス出発。こんどはぐんぐん下る。下る途中で「加水」と書いてある小さな建物の
 所でバスに給水、給水停車中にどこから現われたのか、かわいい少女が石の数珠を何個か持って乗車、土産物買って!という感じだが
 言葉発しないでにこにこしながらバスの中を歩く。だれも買わないがあまりにかわいいので(小生を含め)何人か彼女を撮影する。
海抜4007m雪宝頂峠 9月25日に新雪がある。雪だるまが
ふたつあったが撮影したら料金を請求されたそうだ。
 バスに乗り込んだ物売りの少女、首と両方の手首のものが
 彼女の全商品


 カメラを向けると立ち止まってニコッとポーズをとってくれる。11:30 黄龍のレストランに到着。このあたりの高度3100mとのこと。
 すぐ食事 もち米を焚いた味付きのものが出る。もちもち感はいいのだがデザートなのか甘いのでご飯としてはいただけない。
 12:07 レストラン近くの黄龍出口ゲートのところで、黄龍散策し遊歩道を歩くとここに出てくるのでここから見えるさっきのレストランの
 ロビーに17:10までにはもどるようにと説明ある。少し待ってチケット:ロープウェイと黄龍入場券の2枚受け取る
 バスに3分ほど乗ってロープウェイ乗り場へ長いが絶えず進んでいる行列に15分ほどならんで8人乗りのゴンドラに乗る。行列が絶えず
 動いていたのはゴンドラにノンストップで乗り降りするためと了解する。5分で標高400m高い3500mの上駅に到着。
 今日は昨日の九寨溝より標高高いので上にゴアテックスのレインウエアーを着用する。12:43 歩き始める。少し下り気味の広い道を
 大勢の人がぞろぞろと歩く。10分ちょっとで展望台に着く、多くの人が写真撮影中、正面右側に雪宝頂峠が見える。左下にはこれから
 近くまでいく黄龍の一部も見えている。ここからほぼ平ら、時々上りという林の中の道を歩く。ロープウェイ降りたところから自由行動だが
 展望台まではほぼ全員一緒だった。が、今小生と一緒に歩いているのは4人。まぁ〜当分4人で一緒に歩いてみようということで進む。
 時々木の間左下に黄龍のきれいな景色が見え時々写真撮りながら歩く。どこまでも人は多く、絶え間なく続いている。
 13:44 五彩池の下の分岐に着く、左の道を歩けば五彩池の上に、右の道は五彩池の下を横切り五彩池の上から降りて来た道と
 合流して下におりる道につながる。即ち右に行くとメインの五彩池を下の一部しか見ないことになる。4人全員上までい行くことで一致。
 ここまで来ると木が低くなり陽があたろので暑い、ゴアテックス脱ぐ。74歳には3500mを超す上りはきついので大きな息をしながら
 ゆっくり歩く。20分ちょっとかかり14:08に4人の最後尾で五彩池の舞台のような展望台につく。写真撮るひとで大混雑。
 どこの観光地でも同じだがこちらの人は写真写すのに1)気にいった場所に陣取る⇒2)ポーズをとる⇒3)画面に邪魔者が入っている限り
 シャッター押さないという手順で写すので好いポイントは順番待ちでたいへん!ということになる。
 ここでもウエディングドレス姿の女性が撮影中に出会う。
 透明な青い水をたたえた池が棚田のようにつながっていて淵は黄色みががっているのでコントラストがいい。小生の腕ではとてもこの景色
 をちゃんとカメラに収めることができないのが残念 とにかくシャッター押しておくが、ちゃんとしたアングルで写していないのであの青が
 ちゃんと写っていない。それと青空より白い雲の方が多いのも水の色の青を少なくしているということもある。
 4人それぞれ絶景をバックに写真撮りあう。だれも高山病の症状は出ていないが折角もらった酸素をここで使う。
 酸素を無駄にしないようにと、とにかく一生懸命吸いこむとかえって苦しくなって大笑い。写真写しながら五彩池のほとりを下る。
 14:32 五彩池下の黄龍古寺。お寺の下の方の遊歩道からは黄色いごつごつした岩の上をきれいな水がながれている所を下る。
 15:05 分岐点、地図を見て池の近くをたくさん通る右側へ進む。15:15 争艶彩池 近くから大きなきれいな池を見ることができる。
 15:26 娑夢映彩池 淵の高い池 15:35 明鏡倒映池 池のむこう遠くに岩山がきれいに見えている。 
 15:51 盆景池  15:57 金沙鋪地 黄色の石灰の沈着した岩の上を水がきらきらとながれている。
 16:05 蓮台飛瀑 16:09 飛瀑流輝 16:14 迎賓池と見ながら下りる。この間15:40 女性3人男性1人の別のグループと合流する。わ れわれの方が早く歩いていたはずなのにどうして?”一番上まで行かれたのですか?””はい”何時頃行かれました?” 
 どうも最高点到着はわれわれより遅いようだ。下りてくる間のどこかで追い抜かれたようだ。とにかくここから一緒にに下りる
 16:22 13:44に(上で)分岐した道と合流。16:30 出口 出口直前で絵葉書売っている店があり観光地どこにいっても絵葉書を買って
 いるひとが絵葉書買う。小生もその達人と同じものを買う。今日の日付の入ったスタンプ4種も押してくれるサービス付き12枚(20元?)
 16:35 レストランロビーに到着。制限の17:10には十分余裕あるが最後に買い物したわれわれが最後の到着。
 16:50 バス出発、来た道を引き返す。どんどん高度を上げて行くとまた霧が出てくる。が雪宝頂峠近くになると霧が晴れてくる。
 17:17 雪宝頂峠通過、峠の下りの方は青空が見える。雪宝頂見えるとしたらあの方向と朝聞いていた方を見続ける。峠通過4分後
 バスが左にカーブした時に雪をかぶった高い山が見える。黄さんに左奥に見える山が雪宝頂じゃないですか?と聞くと頂上はちょっと
 かくれているがそうです。とのこと
 雲の下に明るく見える雪宝頂 5588mの写真撮影に成功。20回来て一度しか見えないという山が見えてラッキー。
 17:52 あの特徴のある橋の所通過。さぁ次は岷江 源流の碑を撮影するべく左側を注視する。18:24 石碑通過、撮影成功。
 日暮れ前ではっきりしないがあの石が岷江源流の碑だと説明すればそうか?と分かる程度には撮影できた。
 19:40 ホテル着 部屋にもどらず、ホテル内のレストランに直行。最初の日に調べていた赤ワイン<長城干紅葡萄酒>100元を
 いつもビールを飲む3人で飲む。味は渋みも適当でまぁまぁ。昨日の万歩計の人の記録だと本日は19729歩だったとのこと。
 本日も電気毛布使う。
 (黄龍の)五彩池   五彩池 3700mの高地。
 五彩池
 争艶彩池
 娑夢映彩池  娑夢映彩池
 盆景池  蓮台飛瀑
 流輝池  迎賓池
 見えた!雪宝頂 (左奥) 5588m



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