第6日 (10月27日)

 本日は成都郊外の「成都パンダ繁育センター」⇒世界遺産「峨眉山」⇒楽山市へという予定。
 本日は出発早くするためにホテルに頼んで通常7:00オープンの朝食をわれわれのために6:45オープンと15分早くしてもらったとのこと。
 各自6:45までにフロントに荷物を預けてそれから朝食してくれと黄さんから指示ある。(26日に連絡あった。)
 6:40に1階のフロントに行くとすでに荷物置いている人がありそちらに荷物を置き2階のレストランに行く。
 6:42だがすでに何人かお皿を持って動いている。小生もすぐに食事開始。いつものようにお粥にピリ辛の物をのせて食べる。
 本日は果物にハミウリに近いものがあるので食べてみる。美味しい!7:05には朝食終わり1階におりてチェックアウト済ます。
 夜も(チェックインまだの団体がいる時だけかもしれないがーーわれわれが着いた22日は22:30まだオープンしていた)遅くまでやっている
 売店がもうオープンしていて声をかけてくる。欲しかった四川省の地図ないかと寄って見るとちゃんとある。欲しかった地図を15元でゲット。
 7:20 バス出発、バスの中で黄さんからパンダについて説明ある。
  パンダは全世界で中国だけにしか生息してない。総数約1200頭、その中の800頭が四川省にいる。3000m以上の高地に多く住み、
  1日の移動距離は400mほどで少ない。竹を好んで食べる。大きいものは身長150cm×体重150kgになる。平均寿命は33歳、
  寒さに強く暑さに弱い等ーーー
 7:48 成都パンダ繁育センターに到着、まだ人も車も近くにいないので門の近くに停車し下車。道路を横切って切符売り場にいく。
 この時間曇っていることもあるが、北京との実質時差もあってまだちょっと暗い。入場後、竹林の中の遊歩道では撮影時フラッシュ発光する。
 7:55 入場、ちょっとだけ歩き 7:57 電気自動車 7:59 下車 2分ほど歩くと7頭(後で写真で数えた)のパンダが戯れている。
 早速みんなで写真撮影、動き回っているので全部をいいアングルで撮るのは困難なのでとにかく何枚かシャッター押しておく。
 ここからちょっと(3〜4分?)歩いて赤ちゃんパンダのいる建物に行く。撮影することOKだが大きな声を出さず、フラッシュたかずにと注意ある
 建物に入るとガラスで仕切られた向こうのベッドに4匹のあかちゃんパンダが寝っ転がっている。あかちゃんパンダをビデオで撮影しながら
 マスクを着けた一人の飼育員がついている。あかちゃんパンダは非常に繊細で飼育するのが難しいこと伝わってくる。
 赤ちゃんパンダを抱いて写真撮ることを楽しみにこのツアーに参加した人がいて、今できないか黄さんに聞いているがまだ時間が早いので
 できないとのこと。因みに料金は1200元(24000円近い)くらいとのことだが、黄さんも最近の料金確認していないがもっと高くなっている
 んじゃないかとの見解。金の問題ではなく赤ちゃんパンダをまず抱くこと!そして写真撮ることを楽しみにしてきた人にとっては
 訪れたタイミングのため実現しないのは残念なこと話していて気持ち伝わってくる。同情!
 次の場所では4頭のパンダが見られる。それから観覧の道路歩くがクジャクがいくつかいるがパンダは見えないままあかちゃんパンダの
 いる建物にもどってしまう。ここには土産物の売店があり営業始めている。8:38電気自動車出発 8:41下車 8:43 ゲート出る。

 成都パンダ飼育センター  パンダ(1)  パンダ(2)
 パンダ(3)  成都パンダ飼育センター  パンダのあかちゃん


 バスの駐車しているところまで5分ほど歩く、今来た人たちはここでバス下車して門まで歩いている。
 朝早かったのでわれわれは門の前で下車できたということのようだ。
 8:50 バス出発 峨眉山市へ向かう。すぐ片側3車線の高速道へ、普通車は制限時速100km。
 高速道の近くは木(皮が白いので白樺?が多い)が植えられているがその先は畑が多い。畑の作物は:米(2毛作)、麦、トーモロコシ、
 トーガラシ、タバコ等だと説明ある。10:30〜10:45 眉山SA 休憩&バス給油、このあたりの天気は曇り。
 高速道出てから峨眉山市の町の中は車が混雑していてレストランに行くのに時間かかる。12:03 レストラン着、峨眉山へのバスの
 時間のこともあるので12:50 集合と言って黄さん自分の食事場所へ。ところが食事は豪華でまず小皿4品(ビールのつまみという感じ)
 がテーブルに出ていてそれから一皿づつ少し間を置いて出てくる、9品目くらいで“フィニッシュ?”  と質問するがウエイトレスには通じない
 その中黄さんが顔を出したので”料理”どこで終わるのか聞いてもらう。次に出る10品で料理は終了とのこと、これが出たのは12:40前
 多くの人はちょっと箸をつけただけで出発準備で席を立つ。12:42残ったのが4人になったところで麺のたくさん入った”スープ”が出る。
 ”料理は”と聞かれたので料理は終わりと言ったがスープはまだあったということのようだ。この麺がご飯のかわりにちょうどよい。
 残った4人みんな気にいって急いで食べる。ここの食事は豪華で美味しかったが料理を出す間隔をもっと短くしてくれたらよかったのに!
 と感じた。恐らくレストラン側に時間のことが伝わってなかったのだろう。バス出発後黄さんから昼食時間不足の謝罪があった。
 12:55 バス出発 13:10 峨眉山へのバス乗り換え場所に到着、黄さんチケット買いに 13:20 チケット受け取り、
 13:35 乗り合いバス発車  すぐ林の中の坂道となる。パンダの餌になりそうな竹の林も見える。14:10〜14:20バス給水のため停車
 14:25〜14:29 全員バス下車しチケットのチェックゲートを通る。15:03 バス下車 ここで標高2000mを越えているとのこと
 坂道を30分以上歩き15:37 ロープウエイ乗り場標高2500m 15:40 改札通過 長い通路を歩き広い待合室へ。ロープウエイが1度に
 100人乗れる大きなものなので待合室も大きい。15:44〜15:49 ロープウエイ乗車 ロープウエイは座席少なく殆どの人が通勤電車
 並みに混んだ状態で立っている。そんな状態で座っていた中国の若い女性一人が(若い人の少ない)われらのグループに席を譲ってくれる。
 中国のマナー向上実感する。ロープウエイ山頂駅は標高3000m!外は寒い。駅を出て山頂のお寺に向かう。
 駅の近くには何軒か宿泊所があり展望台もある。展望台の端まで行って見るがガスっていて何も見えない。
 展望台は上で泊った人がご来光を見るためのものだとのこと。
 ロープウエイ山頂駅から歩くこと15分ほどで大きな金ピカの普賢菩薩像のある広場に着く。
 これだけ上っただけでこのあたりは少し霞んでいる。普賢菩薩像の先に大きなお寺(金頂銅殿)が見える。
 そしてその上に霞んでいる金色のお堂(華蔵寺)が見える。そこがこの広場のところの最高点3077m。とにかく最高点まで
 行かなくてはというのが「○○と煙は高いところに行きたがる」の○○の方を自認する小生、さっそく3077mの最高点へ向かう。
 ガスってちょっと金色の冴えないお堂のところで記念撮影。

 哦眉山 十方普賢菩薩像  峨眉山 金頂 :海抜3077m

 ポスターで見た写真だとここは雲海の上の絶壁の近くに建つお堂なのだが今日はお堂の高さまでガスの中で絶壁は数mしか見えず
 その下は一面真っ白で高度感なし。このお堂の裏の方に遊歩道があるのでそちらに下りて見る。
 絶壁の上崖ぎりぎりに付けられた道のはずだが手摺りから顔を出して下を見ても真白で高度感なし。
 霧が晴れないか少し待ってみる。近くにはここで以前撮影した写真の看板がある。その写真は雪のある時のものだがこの辺りは
 まさに絶壁の上、すこし先には峨眉山の3099mの頂上も見えている。5分ほど待つが少し先の絶壁がすこし見えただけ。
 その少しを撮影して菩薩像のある広場にもどる。

 5分待ってちょっと見えた岸壁:金頂の下  ちょっと見えた岸壁:ロープウェイとバス乗り場の途中

 16:33 上ってきたのとは違う道を下ってロープウエイ山頂駅にもどる。山頂駅への石段の手摺り(正確には手摺りに付けた鎖)には
 夥しい数の錠が掛っている。二人で鍵をかけその鍵を棄ててしまえば二人は永遠に別れない!という中国バン。

 赤いリボンつきの誓いの錠のある階段 すごい数!

 下りは近道の階段なので7分程で駅に到着、16;57〜17:02 ロープウエイ乗車でロープウエイ麓駅着。
 25分歩いてバス乗り場へ。 ロープウエイ山頂駅からバス乗り場までず〜と霧の中。歩いている途中で猿を何回も見る。
 なかには人から手渡しで餌をもらっているのもいるし人の傍で餌をねだっているのもいて人には慣れている。一度だけ女性のバッグを
 引っ張っているワルも見かけた。沿道の土産物屋に近づいて大声で追っ払われているヤツもいる。
 17:36バス発車、乗り合いバスだがわれわれ以外はドライバーの隣の席に座っている一人だけ。17:50頃高度下がったので霧が消えた。
 18:40 バスターミナルにもどる。
 ※峨眉山メモ:成都の南西約160kmに位置する。最高点 3099m。中国三大霊山のひとつにして中国仏教四大名山のひとつ。
  1996年に楽山大仏と共に世界複合遺産に登録された。絶景は:1)ご来光(1年間に2週間くらいしか見ること出来ない) 2)雲海
  3)ブロッケン現象(14時〜16時の間に見られることあるが滅多に見えない) と言われる。
  植物は3000種もある。 動物はパンダ、レッサーパンダ、ヘビ、サル、ミミズ(大きいミミズは太さ2〜3cm、長さ1mもある)等

 18:48 われわれの専用バス発車 楽山のホテルに向かう。19:48 嘉州賓館着。このホテルは以前は政府指定のホテルでかって
 江 沢民主席も宿泊したという由緒あるホテル、入口の門の脇に江 沢民 直筆という「嘉州賓館」の文字の大きな碑がある。
 遅いのでレストランに直行し夕食、料理は特に印象に残るものなし。ビールは四川省産の「雪花ヒ酒」を飲む。
 20:40 食事終了部屋へ。明日は成都から上海へ飛行機なので機内持ち込み出来ないものをスーツケースに入れテ荷造りしてから就寝。

      このページトップへ                                                    ホームへ