11)伯耆大山 1729m

登山日:2008年10月04日

アプローチ: 7:05東予総合支所発〜東予丹原インター〜瀬戸大橋〜10:15米子道 溝口インター出〜
        10:35大山駐車場着。


歩行:  10:50駐車場発〜11:00夏山道登山口〜11:10(頂上まで)2,5km標識〜11:15 1合目〜11:28
     2合目〜11:40/50 3合目〜12:00/12:15 昼食〜12:20 4合目〜12:30 5合目(すぐ元谷分岐)
     12:45/55 6合目(避難小屋の所)〜13:35 8合目〜13:45 9合目〜13:55 頂上着。
     14:35 頂上出発〜15:15/20 6合目〜15:30 5合目〜16:20 登山口〜16:30 駐車場着。


10月4日 われらの「山学会」の今年の初遠征で伯耆大山に出かけた。登山も楽しみだが、登山後皆生温泉に
宿泊し温泉につかり「カニ会席」にありつけるというのが更に楽しみな企画である。

出発の東予総合支所駐車場に集合時間の15分前に行くともう半分以上の人が集まっている。
みなさん楽しみで眠れなかったのか?いや年齢的には朝早く目が覚めるという人が多いのでそちらかも。(失礼!)
11名が2台の車に分乗し、7:05 駐車場出発。9:00 高梁SA着休憩ここの名物なのか草餅の差し入れがある。
10:15 溝口ICを出る。目的の大山は晴れて頂上まで見えている。桝水原で昼食に「大山おこわ」を買う人もあり
少し停車(このおこわ、美味しいと好評であった)、大山寺橋のところの駐車場を覗くがすでに満車。10:35橋を

駐車場からの大山
左のピーク:剣が峰
右の方のピーク:弥山

渡って少し下り左に入ったところ(大山情報館近く)の駐車場に到着。ここの駐車場はまだ十分空きがあった。
10:50駐車場出発、大山寺橋の駐車場のところのトイレで用をすませ、11:00夏山登山口の階段をのぼる。
最初はコンクリートのなだらな道であるが15分ほど歩いた1合目の標識あたりから坂がはじまる。ブナの林の中は
日はささないが風もなくもう汗がでてくる。3合目で10分休憩、立ち止まっていれば風は涼しく心地よい。
それでも朝食が早かったためかスタミナ切れの感じでスピードあがらないので丁度12:00 4合目の手前で昼食。
早い人はもう下山してくる。登山道の片隅での食事なので食べ終わるとすぐ出発
ひたすら段差の大きい横木の階段を上る。12:35元谷分岐の標識通過、ブナ林の中でここからは元谷は見えない。

段差の大きい階段(4合目の近く) 6合目からの元谷と三鈷峰

12:45 6合目(避難小屋)のところに到着。この避難小屋のところはちょっとした広場になっておりベンチもある。
元谷の広い河原(ガレ場)やコンクリートの大堰堤、三鈷峰がよく見える。ここから8合目まで傾斜はさらにきつい。
(休憩時間を除外し<われらの>ペースを計算してみると1〜6合目 約14分/1合。6〜8合目 約19分/1合)

7〜8合目の間からの(左)剣が峰、(右)弥山 8〜9合目の間の木道(頂上の方から振り返る)
すぐ近くまで崩落がすすんでいる。

8合目の少し前では左側に三鈷峰〜剣が峰〜弥山までの稜線が全部見える。8合目では右側の視界も開けてくる
後方には大山寺の町その先のスキー場もよく見える。右側日本海の方は霞んでいて海は雲と区別がつかない。
よく晴れていれば見えるはずの米子市街、それに続く弓ヶ浜、その向こうの島根半島そのやや右側にあるはずの
隠岐諸島もすべて見えなくて残念。写真は左側に見える景色だけ。8合目を過ぎダイセンキャラボクの中を少し進むと
木道になる。ここからは平坦でルンルンである。道のまわりは国の特別天然記念物のダイセンキャラボクばかり、

9合目近くのダイセンキャラボクの林

9合目の近くからは右にダイセンキャラボクの純林が広がっている。道の近くのダイセンキャラボクを見ると小さな
真っ赤な実がついている。実を見るのは初めてである。<デジカメを忘れてきたことが悔やまれる。(ここに掲載の
写真は携帯電話で撮影したもの。しかもカメラ付きの携帯にしてから1週間も経っていない。接写などできるわけ
ないのです。)>13:55頂上到着。若い元気な人は40分近く前に到着したとのこと。頂上からは剣が峰の向こうに
烏ケ山、鏡ケ成、その更に向こうに蒜山が見える。しかし振り返ってみる日本海の方は霞んでいて米子市街も殆ど
見えない。頂上のところにはロープが張ってあり立ち入り禁止の大きな標識があるがすぐ近くの三角点までは

弥山頂上 頂上からの剣が峰 すぐ近くのピークが
三角点のあるピーク

何人かの人が行っている。更にその向こうの剣が峰の近くの稜線にも三人の人がこちらに向かっているのが見える。
これだけ表示があってもまだ剣が峰まで行っている人があるようだ。幸い本日は風がないからまだよいが風でも
吹いたら危険度はさらに増すのに危ないことだ。平成12年5月 弥山から剣が峰を往復した人があんな危険な
ことはするもんじゃないと文字の色を変えて自らのホームページに書いておられるが、その後に「鳥取西部地震」が
あり状態は更に悪くなっているというのにーーーである。12年5月に剣が峰を往復した人は行きは20分弱だったとの
こと、私が頂上にいたのは約40分。その間に三角点の先の稜線から帰ってくる人はいなかった。やはりかなり難しい
歩行を強いられているのだろう。
14:35頂上を出発下山にかかる。下りでも8合目から6合目の急坂では汗がでる。6合目で一息いれる。
ここからブナ林の中を1時間くだり16:20登山口にもどる。
<元気組は元谷分岐より行者コースへ下りる。こちらは神社とお寺両方にお参りしたこともあり夏山ルートより
10分以上時間がかかった。>
次の日から脚が痛くなったがこれは上りよりも下りる時のの大きな段差での衝撃によるものと思われる。

17:50 皆生温泉 ホテル清風荘到着。入浴後、19:00よりカニ会席による夕食。松葉蟹はまだ解禁前なので
冷凍だが、仲居さんの説明だと船上冷凍で保管したものとのこと。確かにスーパーで買う冷凍ズワイかにより
美味しい。カニの献立はカニ刺し、ゆでカニ(1匹つけ)、焼きガニ、カニすき。一人にカニ2匹半使ったとのこと。
これで飲んだビールは最高でした。

計画、予約他いろいろの手配、会計まですべてを実行して下さったリーダー。車提供と運転のTさん&Kさん
ありがとうございました。

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