東光森山  1486m
登山日  2010年05月09日

アプローチ  7:00 東予総合支所〜7:35 新居浜東城〜7:45 マイントピア別子〜8:02 大永山トンネル〜8:15 西赤石登山口
        〜8:22/8:30 筏津〜8:45 大田尾越(登山口)14:20〜14:47 大川村17号線〜14:55 小金滝(トイレ)〜15:20
        194号線〜16:00 東予総合支所

歩行  8:56 登山口〜9:18 稜線〜9:25/9:28 ピーク〜9:35 次のピーク〜9:52/9:58 コル〜10:10 第1テラス〜10:16
     第2テラス〜10:30 第3テラス〜10:54 頂上12:25〜12:47 第3テラス〜12:57 第2テラス〜13:07 第1テラス〜13:47
     稜線〜14:00 登山口
  参考:<頂上から白いアケボノ> 11:05 頂上発〜11:25白いアケボノの所11:30〜11:46 尾根〜11:51頂上

山学会の本年第5回目は別子の東光森山に出かけた。アケボノツツジの季節であり、しかもこの山にはめったにお目にかかれない“白い”
アケボノツツジがあるということで”今年のアケボノは東光森山”と決めていたのである。
7:00 東予総合支所出発、ゴールデンウィーク後の最初の日曜日朝の国道11号線は空いている。新居浜東城交差点を右折し
マイントピア別子方面に向かう。鹿森ダムの所の以前は狭い道でヘアピンカーブが二つ続いていたところはダム堰を見下ろすようなかたちで
立派なループ橋が完成していてスムースに通過。大永山トンネルへの上りの途中からは山の中腹にアケボノツツジのピンクがちらほら見えて
くる。花も開花しているし、花つきもよさそうで期待が高まる。大永山トンネル出た所の駐車場は満車で下の方の道路の広いところに何台も
駐車しており、登山の人も何人か歩いている。ここからツナクリ山〜西山へのルートにもたくさんのアケボノツツジがあるので大勢の人が
登山している。トンネルから5分強走ったところのカタクリの花で有名な「なすび平」や平家平、(4月25日に上った)冠山への登山口の
駐車場には4台しか駐車していなく空いている。さらに10分弱走ると西赤石の登山口に到着する。ここの駐車場はすでに満車であり、
駐車場近くの路肩には上数十m、下は100m近くの駐車。マイクロバスも2台来ていて登山口は大勢の人で混雑している。
われらはここを通過し7分ほどで筏津(=東赤石登山口)に着く。大田尾越にはトイレないのでここでトイレストップ。東赤石への登山者も
多い、マイクロバスも1台駐車しており20人以上の人が登山準備中。ここから15分ほどで大田尾越に到着。登山口のすぐ近くは2台ほど
しか駐車できず、すでに先客あり100m強高知県側にすすんだところの広場に駐車する。
東光森山:大田尾越近くから 大田尾越の東光森山登山口
東光森山:稜線最初のピークから(登山口から約30分) 東光森山:コルから少し上った所から。アケボノが見える
頂上近くの急坂、ここの少し上で右側に
白いアケボノツツジが見える。
東光森山頂上、白いアケボノツツジはここを右に5分ほど
進み、右側の踏み跡を下って行く。


8:56「東光森山登山口」の標識のところから登山開始、いきなり急坂の連続、5分ほど進むと道のすぐそばのアケボノツツジに出会う。
とりあえず写真撮影、稜線までにいくつかアケボノツツジに出会う。つぼみがいくつかふくらんだシャクナゲもある。
急坂25分ほどで稜線に到着、ここからも尾根の坂道が続く。9:25ピークに到着。ここまでで大汗、水分補給のみの休憩。
いったん下り、上り返して次のピークまで10分弱。ここからはかなり長い下り、途中にきれいなミツバツツジが咲いている、17分でコルに着く。
ここでこれからの上りに備え休憩。坂を上り大きな岩の左側を巻いて急坂を上ると第1テラスに到着。今歩いた急坂の下にアケボノの大きな
木があり花も咲いている。ここからも急坂を10分足らず上ると第2テラスに到着。この間にも道から少し離れたところにアケボノの花が見える。
更に急坂15分で第3テラスに到着。ここにはすぐそばにアケボノの2本の巨木があり花もたくさん付いている。絶好の撮影場所。
稜線前(登山口から約20分)にあるアケボノ 白いアケボノの傍にあったアケボノ
第3テラスのところの巨木 第3テラスのところの巨木


いい撮影ポイント交代しながら思い思いに写真撮影。ここからさらにきつい坂を上る、少し右に巻き気味に上ると右側の視界が開ける。
案内書だとこのあたりだと右側に注意しているとピンクのアケボノの中に真白い花が見える。これが知る人ぞ知る“白いアケボノツツジ”だ!
望遠いっぱいにして撮影するが白い花の存在は分かるがアケボノツツジと確認するには遠過ぎる。さらに坂道を5分弱進むと頂上到着。
頂上には荷物何人か分置いてあるが、残っている人は一人。ところがこの方がとにかく山に詳しい人でいろいろ教えてもらう。
連れのみんなは今「白いアケボノツツジ」のところに行っている、ここから尾根道を5分ほど進みそこにある右側へ行く踏み跡をたどって
下りて行けば白いアケボノツツジのところへ行ける。時間は往復で40分くらいとのこと。いろいろ話を聞いている間につれの人たち数人が
もどってくる。花はきれいに咲いており花のすぐ近くまで行けるとのこと。どうみても相当急なところを下りなければならないので躊躇していると
それなりの年齢のご婦人たちに”大丈夫ですよ!””価値ありますよ”と盛んに勧めてくれるので行くことに決める。
尾根道を5分ほどすすみこのあたりかな?と右に入る踏み跡を探していると(上る途中で追い抜かれた)女性2人が戻ってくるのに出会い、
「こちらですよ。」と教えてもらう。それからは腹這いで両手で木や笹を掴みゆっくりゆっくり坂と言うより崖という感じのところを下りる。
途中で、戻って来る二人と出会うがすれ違いも簡単ではないほどルートは限られている。あまり多くの人が一度に行かない方がよい。
15分ほどの苦行でちょっと平らな岩のすぐそばにある“白いアケボノツツジ”のところに到着。
頂上近くの登山道から見える白いアケボノ 間近で見た白いアケボノツツジ
白いアケボノツツジ。花は結構大きい。 コルに下りる途中にあったミツバツツジ

撮影ポイントには二人しか入れないという感じ。
交代で撮影しもどる。花のところに留まること5分で往復の所要タイム45分であった。頂上に戻り昼食。頂上は広くはないが10人くらい座る
広さは十分あるし少ししたには数人が座れるスペースもある。展望は西の方が開けていて大座礼山がすぐそばにその右に平家平、冠山
遠くには手箱山、筒上山も見える。右手には木の間から赤石の山々が見える。
また頂上右の方の山の中腹にもたくさんのアケボノツツジが咲いているのが見える。
12:25頂上出発下山開始。上りより下りる方が怖い急坂を慎重に下りる。上りと同じくらいの時間がかかる。第3テラスのところのアケボノは
天候のためか上る時よりきれいなのでまたみんなで撮影。上りの人3人もいろいろなポイントに場所を変え撮影中。やはりここの木が一番の
ようだ。これだけの急坂だと下りるのにも汗がでる。そしてコルからの上り返しでもう一汗かいて14:00登山口に到着。
頂上でいろいろ教えてくれた人たちのグループがまだ休憩中、頂上でいろいろ教えてくれた人が今までに撮影された写真を見せてもらう。
アケボノや紅葉の写真が見事。
帰りは西赤石付近の混雑を避けて(距離はあるが)大川村に下りて194号で西条に出るルートの方が時間的に早いだろうとのアイデアが出て
其のルートで東予にもどる。確かに道路は空いており距離は12キロほど長いが時間的には行く時より5分少ない時間で帰ることができた。
(後日、9日に西赤石登山口の方を通って帰った人の話では道の狭いところでの離合に時間を要し大変だったとのこと。
また当日はゆらぎの森のフジの花を見に来た人も多く道路がよけい混んだようだ。
ーーついでにフジの花は今年の5月9日はまだ早すぎたとの当日行った人の話ーー)

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