12)石鎚山(土小屋より) 1982m

        登山日   2008年10月20日

 アプローチ  7:00 国道11号線加茂川橋より194号線へ〜7:20寒風山トンネル出口から林道へ〜7:35
        寒風山登山口(旧寒風山トンネル)〜<写真撮影しながら>〜8:30瓶ケ森駐車場〜8:50土小屋
        
 歩行     9:10 登山口(頂上へ4,6km標識)〜9:17 国民宿舎への分岐〜9:27 3,6km標識〜9:35
        3,0km標識〜9:40/45 2,8km 標識(ベンチあり)〜9:50 2,6km標識〜9:55 休憩広場
        (ベンチ多い)〜10:07 2,0km標識〜10:15/20 土小屋へ3000m標識(岩稜ルートへの分岐)
       10:35 1,0km標識〜10:50/55 二の鎖小屋〜11:05 二の鎖上〜 11:20 頂上(弥山)

       12:10 頂上発〜12:30 二の鎖小屋〜12:45 1,0km標識〜12:57 岩稜ルート分岐〜
       13:25 2,8km標識〜13:50 登山口 

  

 10月18〜19日 関西に住む高校の同期生の有志が道後温泉に浸かってついでに観光もしようという会があり、
 愛媛在住の小生に計画作成し同行のの依頼があった。18日 松山城、坂の上ミュージアム、子規記念博物館、観光道後温泉泊。
 19日有志は6:00〜道後温泉本館で入浴、その後大洲、内子の古い町並みを訪ねた。
 もともとこの有志たちは関西で年に何回かハイキングを楽しむ会なのでせっかく四国まできたのだから、
 西日本最高峰の石鎚山にも登ろうということで時間の都合のつく二人が残り、20日に登山した。
 その日のうちに大阪、鳥取に帰るということで登山ルートは最も楽な土小屋ルートとした。
 またこのルートだと瓶ケ森林道を走るので石鎚山頂では終わった紅葉を見ることもできるのもこのルートを選んだ
 もうひとつの理由である。
 6:30 壬生川のホテル出発、近くのコンビニで朝食と昼食を調達。二人は車内で朝食を済ます。
 よく晴れていて笹ヶ峰〜瓶が森〜石鎚山〜堂が森の峰々がすべてはっきりと見える。ラッキー!
 7:35 寒風山登山口でトイレ休憩。月曜日だが紅葉シーズンなので4台ほど駐車ある。瓶ケ森林道少し走ると
 桑瀬峠から伊予富士への道の下の方はかなり紅葉している。林道左側(=高知県側)には小さい雲海も見える。
 

林道から見えた小さい雲海 子持ち権現(左側の岩峰)の向こうに見える石鎚山

途中 紅葉や山並のきれいなところで停車し写真写しながらゆっくりドライブを楽しむ。伊予富士、西黒森、瓶が森、
 左側に手箱山、筒上山、岩黒山、等次々と見えてくる。8:30瓶ケ森駐車場のところ通過、駐車場にはかなりの
 数の車が見える。駐車場過ぎたすぐ先の展望台(広場)に駐車し石鎚山をバックに記念撮影、続いて向きを変え瓶ケ森
 (男山)をバックにしたものも撮影。

瓶ケ森駐車場近くからの石鎚山。 瓶ケ森駐車場近くからの瓶が森(男山)

8:50土小屋駐車場到着。登山口に近い(トイレのある)広場の駐車場はすでに満車、面河から登って来た方の
広い駐車場に止める。こちらも半分以上うまっている。シーズンで天気もよいので登山者多い。
駐車場からも石鎚の岩峰がはっきり見える。駐車場近くも紅葉している。

土小屋駐車場からの石鎚山(登山前) 土小屋駐車場からの石鎚山(下山後)


 9:05 駐車場出発。途中トイレを済ませ、9:10頂上まで4,6kmの標識のあるところからから登山道に入る。
 最初は二人並んで歩ける程広いゆる〜い上りの歩きやすい道である。17分ほどで3,6kmの標識通過。
 身体あたたまってくる。9:40 大きなモミの木がありベンチもある 2,8km標識のところで休憩。
 ここからは岩峰〜天狗岳〜弥山がよく見える、写真撮影。実は2年前に横浜の友人と登山した時に朝登る時には
 早朝で曇っていて無彩色の世界だったので「晴れたらもっときれいよ。帰りに写したら」と言って通過したが、
 帰りには岩峰は雲の中でまったく見えなくて申し訳ない思いをしたので本日は見える時に撮影しておいてもらう。
 9:55 休憩スポットのベンチが四角形に並べられた広場に着く、ここは左側に松、右側に紅葉、中央に石鎚山という
 絶好の撮影ポイントである。ここから振り返ってみる斜面の紅葉も見頃で美しい。ここでも写真撮影。

2,8km標識のところからの石鎚山 休憩スポットの広場の近くからの石鎚山
休憩スポット広場の少し下からの風景 休憩スポットから少し上ったところからの石鎚山
右側が弥山、中央が天狗岳。


 10:15 土小屋へ3000m(頂上までの距離は文字が見えなくなっている)標識のところ。ベンチもある。
 ここは岩稜ルートへの分岐であり左側に岩稜への道がある。10:35北壁下の短いガレ場通過、ここから急な上り
 となる。すぐに頂上まで1,0kmの標識を通過。急坂を15分ほど上ると前に鳥居が見てくる。鳥居のところで成就
 からのコースと合流する。ここからも急坂が続くので鳥居の上の二の鎖小屋で一息いれ、10:55ここを出発。
 二の鎖はパスして鎖の右側の登山道を登る。11:05二の鎖の上に到着。何回来てもここの坂は息がきれる。
 三の鎖へは折角来たのだからと鳥取からの一人が挑戦、鎖上りは足より手が疲れるよと説明してきたが三人の中
 では彼が一番スリムで鎖むきである。二人は登山道を上る。上り、下りを真ん中の手摺りで分けた鉄製の階段が
 設置されて随分楽になった。11:20頂上到着。鎖で上って来る方に行って見るがまだ到着していない。
 若いお嬢さんの集団が到着中でその後でわれらの仲間も到着。どうやらわれらの歳では時間的には鎖も登山道も
 あまり変わらないようである。頂上の広場は多くの人が食事中。頂上小屋の入口には「本日予約で満室」の張り紙も見える。
 太陽が雲に入るとシャツとベストでは寒い。天狗岳は見えているが日がさしていないので灰色である。

二の鎖上からの天狗岳北壁 弥山からの天狗岳


 頂上から天狗岳へ行くところの木はすでに落葉しているが天狗岳北壁には少し紅葉が残っている。
 「俺は気が進まないんだが天狗へ行く?」と聞くと(天狗岳の祠のある直前で岩の上を通過する時北壁がチラチラ目に
 入るのが怖いのです。)彼らも「まぁいいや」と行かない方に付き合ってくれて天狗への往復は止める。
 天狗岳の頂上に2〜3人の人が見えるが こちらの人数からするとごく少数である。行かない人の方が圧倒的に多い
 ようだ。天狗岳をバックに記念撮影し頂上で食事、 カップヌードルの熱いのが美味しい。食事中に天狗岳は霧で見え
 なくなったり、ぼんやり現れたりという状態になる。
 12:10 頂上出発下山。下山途中もまだまだ登山してくる人にたくさん出会う。13:50登山口にもどる。駐車場から
 は雲の下に岩峰見えている。われわれが頂上にいた時が一番ガスがかかっていたようだ。
 温泉があるとベストなんだがとの要望で林道下りたところから194号線を高知方面に3分ほど進んだところにある
 「木の香温泉」へ寄る。15:35温泉到着。入浴後伊予西条駅へおくる。頂上で少しガスが出たが、林道ドライブ中&
 登山中まずまずの天候にめぐまれ、温泉もついた楽しい登山でした。

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