石鎚山

登山日  2010年07月25日

アプローチ 7:00 東予総合支所〜7:40 寒風山トンネル出口〜7:55/8:00 寒風山登山口〜8:35 瓶ケ森駐車場〜9:00土小屋

歩行 9:15 土小屋発〜9:30 3,6km標識(出発から約1km)〜9:47/50 第1ベンチ〜9:58/10:05 第2ベンチ〜10:26/10:36
    第3ベンチ(東稜分岐)〜10:50 1km標識〜11:10/11:15 二の鎖下鳥居〜11:26/11:40 二の鎖上〜11:50 頂上
    13:25 頂上発〜13:45 二の鎖下鳥居〜13:55 1km標識〜14:10/14:20 第3ベンチ〜14:40 第2ベンチ〜14:50
    第1ベンチ〜15:00 3,6km標識〜15:10 土小屋ーー(下り第1ベンチ以降は雨のため早足で下山)−−


山学会の7月例会は土小屋から石鎚山に登った。
7:00 東予総合支所出発、少し走ると本日は石鎚山〜二の森〜堂が森がすべてよく見えている。
写真撮影して先日縦走した時のページに使いたいが本日は運転手なので無理。
新寒風山トンネルを高知県側に出て旧国道に入る。途中道端の草を刈っている人が二人(ご夫婦?)いる。ありがたいことだ。
順調に走り、7:55 寒風山登山口に到着し小休止。寒風山や伊予富士に登る人たちの車 十数台駐車している。
20分ほど走り伊予富士登山口(ラクラクコースとわれらは呼んでいる)通過するが、駐車はなし。
8:35瓶が森駐車場通過、こちらには何台か駐車しているがまだ少ない。その先の展望台から本日は石鎚がよく見える。
9:00に土小屋に着く、18日よりは駐車している車少なく隅の方にスペースあり駐車。9:15出発、日差しが無いのでそんなに暑くなく
快調なペースで歩く。9:47 第1ベンチ着、本日はここから石鎚の岩峰がよく見える。
第1ベンチからの石鎚山

9:58 第2ベンチ着小休止、水分補給。
坂道ではやはり暑い。このあたりから下山中の福山からの白の法被姿の団体の人たちと会う。国民宿舎に泊まり朝早く出発したとのこと。
おそらく30人を超す大勢の団体で同じ法被姿の人がいくつものグループに分かれて下山中。10:26 第3ベンチ(東稜分岐)着。
ここから**分ほど歩くと道の右側(下側)にクガイソウの群落がありたくさん花が咲いている。下の方には「天柱石」も見える。
そこから少し進んだところ道の下側少し離れたところに黄色い小さい花が見える。大きな葉っぱと黄色い小さい花から”キレンゲショウマ”と
推定する。しかし、そばで花を確認していないし、表示もないので断定はできないが、石鎚山の土小屋ルートにキレンゲショウマがあるのは
今治のアウトドアーショップ「ELK」さんの2007年8月の山行レポートにもあり間違いないと思う。
更に”のんびり山歩”(nonnbirisanpo)さんの15年8月と19年8月の記録から間違いないと確信する。
しかし、今日もガレ場に新しい踏み跡があったがこれからどんどん荒れるのだろうか?のんびり山歩さんの15年の写真のようなことは
ないのだろうが撮影のため踏み荒らすことのないように切に祈る。
この機会に調べてみるとキレンゲショウマが見つけられたのは石鎚山が最初であることも知った。告白すると小生が「キレンゲショウマ」を
知ったのは宮尾 登美子さんの小説「天涯の花」なのです。そのため勝手にキレンゲショウマの本場は徳島の剣山と思い込んでいたのです。
お恥ずかしいことです。
そのすぐ先今度は道の上側にクガイソウの群落がある。花のところから少し進むと急坂になる。11:10二の鎖下の鳥居に到着。
ここは成就からのルートとの合流点でもあり、多くの人で混雑している。ここで9人中6人の元気な人は鎖を上るとのこと。
メタボ気味の身体だと巻き道の方が楽で早いことを経験済みのため、小生は巻き道ルート組。今回も巻き道組の方が少し早く鎖上に到着。
第3の鎖でも時間的、体力的には巻き道の方が楽ではある。しかし修行という意味からすると”おかげ”は少ないと「どちらが楽ですか?」
と質問してきたお嬢さんには応える。このお嬢さんたちはちゃんと鎖を登ったと頂上で会った時に聞いた。若い人はやはり元気だ。
11:50 頂上到着。食事場所確保に困るほど混んではいない。18日に縦走した二の森方向は稜線の右側(=瀬戸内海側)には雲がかかって
二の森までは見えるがその先は見えない。写真撮影する。(18日の石鎚縦走のHPに使う)天狗岳も瀬戸内海側には霧がかかっている。
昼食後、元気な人3人は天狗岳、さらにその先の南尖峰まで行く。天狗岳まで行く人は多いがその先に進む人は極少数。天狗岳まで行く人が
多いためか天狗岳までの岩の色が灰色から茶色に変わったところが多いようだ。
天狗岳(弥山より) 左:弥山、右:天狗岳(南尖峰より) Tさん撮影


残留組は天狗岳で手を上げる三人を撮影。Mさんの新型デジカメは小型でも顔が識別できるほどズームが効く。
頂上は曇っていて日差しがなく22℃とちょうどよい温度。頂上でゆっくりして13:25分 頂上出発。
下山中にアサギマダラを何回か見つけ撮影に挑戦。一応クガイソウとアサギマダラ撮影する。羽を開いて飛んでいるところは写せなかったです。
キレンゲショウマのところ急なガレ場を下りた跡があるがわれらは近づかずに通過。
キレンゲショウマ?(下の方に黄色い花がある)
クガイソウとアサギマダラ ハリブキ

第3のベンチのあたりで雨がポツポツ落ちだす。
雷も聞こえる。第3と第2ベンチの中間で大粒の雨となりポンチョ被る。カミナリの音が近くで聞こえる。上で鳴るというより横で鳴る感じ。
雨も激しくとにかく一目散に下りる。第1ベンチから登山口まで通常25分以上かかるところを20分で下山。ところが皮肉にも下山した頃
雨はあがった。真夏にしてはそんなに暑くない登山であった。

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