石鎚山  1982m

登山日  2013年02月03日

 アプローチ  6:55 東予総合支所〜7:07 11号線⇒142号線へ〜7:13 黒瀬峠〜7:25 河口〜7:32 ロープウエイ下駐車場

 歩行 8:25 ロープウエイ上駅出発〜8:50/8:58 成就社〜9:18 八丁〜9:35/9:45頂上へ2000m標識(急坂の下)
     〜10:12/10:20 前社ケ森〜10:37/10:43 夜明峠〜11:15/11:22 二の鎖下小屋跡〜11:57 頂上(昼食)12:45
     〜13:17 二の鎖下小屋跡〜13:34/13:40 夜明峠〜13:55/14:00 前社ケ森〜14:22 頂上へ2000m標識〜
     14:40 八丁〜15:05/15:10 成就社〜15:30 ロープウエイ上駅
   

 山の会の若い人に誘われて2月3日に本年2回目の石鎚山へ出かけた。2月2日は全国的に気温高く、高知では4月上旬並みの気温で
 あったが、3日は大陸の高気圧が張りだしてきて気温も平年並み近くに下がり、晴天になるとのことで頂上からの景色を楽しみに出かけた。
 6:55 東予総合支所出発、12分ほどで11号線から142号線に入る。雪も氷もない乾いた道を順調に走り、40分ほどでロープウエイ下駅
 近くの駐車場に到着する。すでに10台近い車が停車している。着いたばかりで準備中の人もある。靴を履き替え、スパッツも付けて7:50
 ロープウエイ下駅に到着する。10数人の人が並んでいる。8:00発のロープウエイで出発。ロープウエイ上駅でアイゼン装着。
 アイゼンを着けて出発しようとしている人はわれわれ二人を含めて7〜8名。中に1月4日に一緒だった人がいて挨拶する。
 彼は今日は単独行でさっさと出発する。ロープウエイ駅の外(屋根の下)の温度計は−0,3℃で1月4日より随分高い。
 駅舎出てすぐのところは道に雪はないが少し歩くと雪道になる、昨日の気温で溶けかかっていたようで固くザクザクとアイゼンの音がする。
 周りの木には霧氷は全くついていない。25分で成就に到着する。成就社入口の鳥居越しに石鎚山の頂上がはっきりと見える。
 成就の温度は−3℃だが無風なので寒さは感じない。
 八丁への下りでは道に雪のない所もある。遥拝の鳥居のところからも頂上がよく見えるが周りの木々に霧氷は皆無。

成就 神殿から 石鎚山 遥拝の鳥居から 石鎚山


 成就から20分で八丁通過。八丁から20分弱で頂上まで2000mの標識の所に到着、ここから始まる急坂に備えてエネルギー補給する。
 休んでいる間にわれわれが乗った次の便のロープウエイで来たと思われる人数人に追い抜かれる。
 雪が溶けて急坂の階段の板が一部露出して雪がこんもりと残って凍っているところがあり歩き難い。喘ぐこと20分(今日はペースはやい!)
 で試しの鎖の分岐に到着。ここからのちょっとの下りの階段を慎重に歩き、7分ほどで前社ケ森に到着。前面に瓶が森がはっきりと見える。
 瓶が森も雪が少なく黒く見える部分がかなりある。。ここまで上っても霧氷はまったくついていない。前社ケ森から20分弱で夜明峠に到着。
 正面に石鎚の岩嶺がはっきりと見える。瀬戸内の海もきれいに見える。しかし霧氷はまったくついていない。

夜明峠のちょっと前から 石鎚山 夜明峠から 石鎚山(いつもは中央の木に霧氷が付いている)


 昨日の気温で全て消えてしまって昨夜から今朝の気象条件では霧氷はつかなかったということなのだろう。
 30分ほどで二の鎖下の小屋跡に到着する。小屋がある時にはここで昼食を食べたりしたこともあったが、今は風を遮るものが何もないので
 一息いれただけで通過する。ここから二の鎖の巻き道は殆ど問題なく歩くが、三の鎖の巻き道の最後の方の道が怖い。
 鉄製の道や階段の上に残っている雪が逆U字状にこんもりとしていてしかもがちがちに凍っているので踏み跡が薄くアイゼンをきっちりと
 効かせないと滑る。アイゼンを効かせても足底が平らでないので歩き難い。鉄製の道のない所は踏み跡の横への広がりがなく直線状に足を  運ぶ感じでしかも凍っている。頂上への最後の鉄製の階段の前の30〜40mの所をへっぴリ腰でゆっくりゆっくりとすすむ。
 二の鎖下の小屋跡から35分かかり頂上に到着。最後のところが歩き難かった(=怖かった)ので1月4日より時間がかかった。
 頂上からは遠くまで見渡せる。天狗岳は上の方は雪が溶けて岩の峰になっている。遠く徳島の方に二つ白いものが見えるのは剣山と
 次郎笈と推定する。時々吹く風は冷たいが、よく晴れて日差しが十分なので残った雪や氷が溶けだしてている。
 ゆっくり食事し景色を十分楽しみ45分ほど頂上に滞在する。

弥山(頂上)から天狗岳 頂上から 二の森


 上る時に怖かったところは下りの時の方が尚怖い。へっぴリ腰でゆっくりゆっくりと慎重に足を運び通過。そこから後もスピードあがらず
 二の鎖小屋跡まで上りと同じくらいの時間がかかってしまう。

頂上から 瓶が森 頂上下の危険な所(足元は氷)を下る(同行者撮影)


 前社ケ森までの道では踏み跡が緩んで時々脛の辺まではいってしまうことがあるが危ないことはない。
 前社ケ森から頂上へ2000mの標識までの急坂の階段にこんもりと残った凍った雪はかたいままで歩き難く下りでもスピード出ない。
 遥拝の鳥居から振り返ると石鎚の峰全体がまだはっきりと見えている。
 霧氷は見えなかったが一日中晴天に恵まれた山行であった。

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