石鎚山   1982m

登山日  1914年10月04日

アプローチ
 7:15 壬生川駅近く発〜7:33加茂川橋・194号線へ〜7:57 笹ヶ峰トンネル出口〜8:12 寒風山登山口〜8:50 瓶が森通過
 〜9:15 土小屋〜9:17 県営駐車場(=国民宿舎の下)
 帰り 14:20 下の駐車場発〜14:50 面河〜14:55/15:00 面河ふるさと市場〜15:08 黒森分岐〜15:18 御三戸・久万分岐
 (久万へ)〜15:23 岩屋寺入口通過〜15;25 古岩屋荘通過〜15:30 ふるさと旅行村通過〜15:40 久万美術館入り口
 〜15:45/16:00 道の駅天空の郷〜16:20 砥部(広田村分岐)〜<川内〜東予・丹原高速道>〜17:15 壬生川駅

歩行
 9:25 (下の)駐車場発〜 9:35 登山口(頂上へ4,6km標識)〜10:05/10:10 ベンチ1〜10:22 ベンチ2〜10:43 ベンチ3
 〜10:57 頂上へ1,0km標識〜11:12 二の鎖下鳥居〜11:40 頂上(昼食)12:40〜12:43 二の鎖下鳥居〜13:10 ベンチ3
 〜13:30 ベンチ2〜13:37 ベンチ1〜14:03 登山口〜14:10 (下の)駐車場

 われらの山の会の石鎚山登山は9月28日であったが、小生の個人的理由(中国:九サイ溝、黄龍etcのツアー参加)で行けなかったので
 台風前の”晴れ”の天気予報を信じて10月4日一人で石鎚山に登った。
 壬生川の7時頃は曇りで石鎚山の方は黒い雲に覆われて山は見えない。が、天気予報を信じてとにかく出かける。
 7:33 加茂川橋から194号線に入るがこの時は曇っている。25分ほど走り、笹ヶ峰トンネルを抜けて高知県に出ると晴れ間が多い。
 寒風山の頂上も見える。天気予報は当たっているようだ。15分ほどで寒風山登山口に着く、何人かの人が登山準備中だが、駐車場は
 半分は空いている。やはり天気のせいか?と思い不安になるがトイレを済ませ石鎚にむかう。林道は霧も無く見通しはよく順調にはしる。
 伊予富士の岩の下はかなり紅葉している、ただ頂上は瀬戸内側からの雲で半分覆われている。
 順調に走り瓶が森の近くに来ると瓶が森の女山は完全に雲の中、遠くに筒上山だけがが雲の上に見える。
 瓶が森 男山の下までくると上に男山の岩は見えるが林道の前方は霧が出ている。走ってきた林道は瀬戸内側からの滝雲が峰を越えて
 流れ込み真白な雲の中で全く見えなくなっている。
雲海の上の筒上山 林道から見えた滝雲 あの雲の中の方から来た

こちらも2分ほど進むと霧の中になる。10m先が見えない瓶が森のトイレも車道からは
 見えない。駐車場への分岐もほんとに近づかないと見えない。対向車はライトをつけているので衝突することはないがゆっくり走らないと
 危ない!怖い!見通しがよければ対向車を広いところで待って離合するがそれができないのでバックが必要なことが2回あった。
 バックするのも見通しが悪いのでゆっくり慎重に行う。瓶が森から土小屋いつもより少し(5分ほど)時間かかる。
 土小屋の駐車場はすでに満車、下の県営駐車場(トイレあり)に向かう車だと2分ほどで到着。こちらはまだ10数台の駐車で空いている。
 準備をし下の駐車場出発、国民宿舎経由の近道もあるが急坂で道の近くの草は露で濡れているのでみんなが歩く登山口まで車道を歩く。
 下の駐車場から頂上まで4,6kmの標識のある登山口まで約10分かかる。
 このあたり瓶が森あたりほどではないがやはり霧があり、視界30mほど気温も低くアンダーシャツと長袖シャツ1枚ではじっとしていると寒い
 登山者は多く小生と同じ頃数人がほぼ一緒にスタートする。国民宿舎の上を過ぎた辺りからは瀬戸内海側から冷たい風が吹いている。
 登山口から30分でベンチ1に着く、いつもの自家製の干柿でエネルギー補給する。このあたりも霧は深い。
 ベンチ1から15分足らずでベンチ2通過。ベンチ2はベンチも多くたくさんの人が休憩中。ベンチ2から20分ちょっとでベンチ3に到着。
 霧の中、冷たい風が強くだれも休んでいない、小生も休まず通過。 いままでにもあったが、ここからは下りてくる人にたくさん会う。
 ベンチ3から15分ほど歩くと「頂上1,0km」の標識がある。ここからが急な上りの連続となる。依然として霧ははれることなく深い。
 1,0km標識から15分ほどで二の鎖下の鳥居に到着、大勢の人が休んでいる。晴れていれば天狗岳の北壁が見える場所だが
 今は霧の中で何も見えない。立ち止まっただけで急な階段を上る。二の鎖下の小屋は建設工事中、大きなコンクリートの基礎が
 できている。11月30日まではヘリコプターで建設資材上げる時、登山道通行止めありの標識が出ている
 「二の鎖」シーズン中は取り付きの順番待ちの行列ができるのに今日は待っている人 全く見えない。鎖も霧の中で全く見えない。
 小生はいつものように巻き道へ進む、小生の周りの人たちもみんな巻き道へすすむ。三の鎖取り付き点の近くまでいっても霧は
 晴れていない。その先の鉄の階段の近く霧の中に1本紅葉した木があり今日はこれくらいしか見えないんじゃないかと撮影しておく。
 それから3分歩くと尾根を越え面河側の見える所に出る。と、なんと面河側の森がはっきり見えている!二の森もその先の鞍瀬の頭も
 はっきり見えている。とにかく見えているチャンスを逃がさないようにすぐ撮影し頂上へ向かう。
頂上の6分前はこの霧の中 尾根のむこうはこの風景(左の写真の3分後)

頂上は大混雑。
 どこに座ろうかと場所探していると一つしかない縁台を使っていた3人が食事が済んで立つ所で縁台にザックを置いて食事場所確保。
 ほぼ時を同じくして歓声があがる。天狗が見えたぞという声が聞こえ、天狗岳の見える方にぞろぞろと人が移動する。
 小生もそちらに行くが好い場所は人でいっぱいで近づけない。 仕方なく頂上のお社の方の空いたところから天狗岳を見る。
 天狗岳は北側の雲海の上にきれいに見えている。頂上に多くの人も見える。ここでとにかく紅葉の天狗岳をカメラに収める。
 15分ほどかけてコンビニの巻き寿司といなり寿司の食事を済ますと。頂上は上って来た時よりは空いている。
 この間 天狗岳は雲に隠れることなくずっと姿を見せてくれていたようだ。さっきよりはいい撮影ポイントで写真撮影する。
 紅葉はかなり好い時とおもうが曇り空で太陽が出ていないので鮮やかさが不足しているのが残念。
 まぁ〜、頂上に着く数分前までは天狗岳は見えないだろうと思っていたのだからラッキー!ということにする。
 二の鎖下まで下りてきて上を見るといまは天狗岳北壁がはっきり見えている。しかし時々うすい雲が流れて隠れることがあるという状況。
 北壁の下の道から晴れていれば見える天柱石の方は霧の中、下の方が霧が深い。下りていくとベンチ3から下はまた霧の中となる。
 下りは一人黙々と歩き1時間30分ほどで下山する。駐車場の周りは霧は少ないが瓶が森のほうは濃い雲の中、上の駐車場まで上がり
 瓶が森に向かう林道を覗いてみるとやはり霧はかなり深く見通し悪い。朝より深い霧の中を走るのはいやなので(面河から松山に出る
 道路も三坂トンネルはじめ変わったところも走ってみたいという好奇心もあり)面河の方をまわって帰ることにする。
 面河の方は駐車場のすぐ下からは全く霧がなく順調に走行する。途中いろいろ寄ったので時間がかかり3時間近くかかった。

 頂上では天狗岳の紅葉も見ることができドライブも楽しんだという贅沢な単独行であった。

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紅葉の天狗岳と雲海
天狗岳ズーム