9) 寒風山(1) 1765m


登山日 2008年07月26日

         アプローチ                    
7:20自宅(西条市壬生川)〜7:45加茂川橋(194号線へ)〜8:10寒風山トンネル出口〜8:30登山口(旧寒風山トン
ネル)

        歩行                       
8:40登山口〜9:05/9:10左に砂防の見える所〜9:30/9:40桑瀬峠〜9:40大きい岩の手前
(2月17日引き返した地点)〜10:15梯子で降りる所〜10:40/11:10頂上(昼食)〜12:00/12:10桑瀬峠〜12:45登山口



今年2月17日 冬の寒風山に挑戦したが積雪多くて頂上を踏むことはできなかった。
途中撤退した場所は夏はどんな状態なのか見てみたくて夏の寒風山に一人で出かけた。
8:30 登山口(桑瀬峠から右へ行くと寒風山ー更に進むと笹ヶ峰、左へ行くと伊予富士共通の登山口)の駐車場に着くと
すでに十数台の車が駐車していてかなりの人が登っているようだ。


登山口の標識

7月26日の登山口 2月17日の登山口


天気は上々で日光が強く日向は暑いので休憩用の東屋の中で靴をはく。
8:40 最初から上りのきつい道にはいる。風はなく木立の中の道だが、10分たらずの歩行で汗が出てくる。
9:05左前方に砂防の堰の見えるところで一息いれる。ここまでの時間は25分でいつもと殆ど同じだが、
汗だらだらではぁ〜はぁ〜と肩で息をする状態。とにかく暑い。
大汗をかきながら歩き、途中で一人の登山者に追い抜かれ9:30桑瀬峠に到着。
標識に取り付けてある温度計は26℃、ここは少し風があり先着のご夫婦らしき二人が休憩中。
2月17日ここの気温はマイナス7℃、風もあって寒くて立ち止まっただけで通過したのとはえらい違いである。
10分休憩し水分を十分補給して出発。風は峠だけで歩き出すと風はなくとにかく暑い。
尾根道の笹が刈ってあって歩きやすいのが救いである。やがて急坂で梯子ものぼる近道と林の中を行く道との分岐がある。
冬は雪の少ない尾根に近い近道(の近く)を歩いたのでそちらを歩く。やがて林の中の道と合流するが撤退した場所はまだ先のようだ。
10:05冬撤退したと思われるところの近くに着く。が、冬あれほど近くに見えた岩が3mほどの高さの木の向こうにちらちら見えるだけで
場所を特定できない。冬来たとき引率の人が「夏の登山道はもう少し下なのです。」
と言っていたので冬はもっと岩に近いところまで行ったのだろうと推測される。
それにしてもこれらの木々が殆ど完全に雪に埋もれていたことになるがすごい積雪だ

  

あの黒い岩の右下の近くだと思うのだけれど
よくわからない。
岩の近くの登山道。木に邪魔されて岩が見えない。
これらの木がすべて雪の下とは考えにくいのだが、−−−−。
でも腰まで雪に入った人を引っ張り上げた後の穴を覗いたら
暗くて底の見えない深い穴で途中には小枝が見えていたので
やはりこれらの木は埋まっていたのだろう。
2月17日はここの下で引き返した。写真ではわからないが急傾斜で
ここの近くで見た人の沈んだ雪穴の底が見えなかった。

ここかここかとキョロキョロしながら10分ほど歩くと冬には絶対に通過していない(岩を下る)梯子のところに来る。ここのすぐ近くには北側(愛媛県側)の谷から涼しい風が吹き上がるところがある。ここで休もうと歩いてきたのだが今日は全然吹いていない。過去何回か来たが必ず吹いていた風が吹いていないとは珍しいことだ。一応ザックを下ろし休憩5分ほどするが期待した風は吹かない。しばらく歩くと頂上まで続く笹原にでて直射日光にあたる。
暑いなか笹原を息をきらせながらのろのろと進む。10:40頂上着。先客2名食事中。頂上の標識にテープで温度計が取り付けてあるが直射日光が当たってなんと34℃ーー2009年4月に見た時も34℃壊れているようだーーである。風が少しあり風のない木立の中よりは涼しく汗をかくようなことはない。座って弁当を食べる。(いつものコンビニの冷やし中華ーー少し断熱のきいたバッグに保冷剤をいれているので冷えていておいしい)  

寒風山頂上。赤いテープが巻いてあるところに温度計がある。
標識の上遠くに黒く見えるのは「二つ岳」

 11:10下山開始。下りる時も冬撤退した場所確かめようとしたが、やはりはっきりしなかった。
冬、雪で小さい木が埋まって見えなくなると傾斜も随分きつく怖いと感じたが夏に木立の中の道を歩くと傾斜はきつくても恐怖感はない。

2月17日下山途中からの桑瀬峠 7月26日下山途中からの桑瀬峠

12:00桑瀬峠着。一休みしていると名前を呼ばれる。見ると同じ山の会のNさん。 一人で伊予富士に上っていたとのこと。
それにしてもこんな広い所で偶然出会うとは奇遇である。桑瀬峠から一緒に下山する。
12:45登山口に帰着。登山口の東屋で裸になって着替えすっきりいい感じ。
着ていたシャツは汗で大変重くなっていた。 それにしても暑い暑い登山でした。  


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