大座礼山 1587,5m

登山日  2012年11月18日

アプローチ 7:05 市役所東予支所〜7:35 新居浜東城交差点〜7:40/7:45 山根公園〜8:05 大永山トンネル〜8:30 筏津〜
        8:45 大座礼山登山口

歩行    9:00 登山口〜9:10 最初の沢渡る〜9:45 四つ目の沢渡る〜10:05 杉の人工林へ(=頂上へ1km標識)〜
       10:20/10:25井野川越越え(右に90度曲がる)〜10:40 (最初の)ブナの大木〜11:10 頂上 11:50〜
       12:25 右に90度曲がった所〜12:37 頂上へ1km標識〜12:55 四つ目の沢〜13:30 登山口

われらの山の会11月例会はブナの大木で有名な大川村の大座礼山に出かけた。
新居浜東城交差点で11号線を右折し広瀬公園の方へ、広瀬公園の手前を左折し山根公園へ、ここでトイレ休憩。
マイントピア別子を右に見て山根公園から約20分で大永山トンネルに着く、トンネルから10分ちょっとで西赤石登山口、ここにもトイレがある。
ここから更に10分ほどで筏津(=東赤石登山口)に着く、東赤石登山の人の(と思われる)車が数台駐車している。
ここを右折し大田越えの方へ入る。落ち葉の多い林道を約15分走ると大田越えの峠を越え大座礼山登山の駐車場に到着する。
道路沿いに4台駐車中、われらは大座礼山の標識に沿って右に林道を300m弱走り林道工事のユンボが置いてある広場に駐車する。
工事中でなければここにも10台以上の駐車スペースがある。ここのすぐ近くに登山口の道標がある。どちらの駐車場にもトイレはない。

いきなり結構急な坂道を沢沿いに登る。10分ほどで最初の沢渡りに着く。ここには橋はない、本日の水量では問題ないが水量が多い時は
飛び越えられるか心配。大きい沢は左の方に曲がり、小さい沢の右側を歩く。
             登山口              最初の沢

沢と別れ左に曲がる感じで林の中を上る、ここら辺も急坂がある。
やがてまた沢を渡る、2回目と3回目の沢には最近作った杉の木の橋があって問題ない、最初に沢を渡ってから35分ほどで4回目の沢を
渡る。ここには橋はないが水量少なく渡渉に問題ない、渡渉するところの上流(右側)は急な岩の上を水が流れ小さな滝になっている。
ここからすぐにシャクナゲの林がある。シャクナゲの季節には沢山の花が期待される数の林だ。ここからは坂の少ない道を歩く。
20分ほど歩くと頂上まで1kmの道標のところに着く。ここからしばらく杉の人工林の中を歩く。1kmの道標から15分で尾根に出る。
案内書で井野川越えと出ている所、まっすぐ進む道もあるが、進まないように柵が作ってある。大座礼山はここを右に90度曲がり尾根を歩く。
(「大座礼山へ 750m」の道標もちゃんと設置されている。)ここで一休みする。
林の中の坂道を15分ほど歩くとブナの大木が現れる。5年前に来た時には登山道がブナの大木を縫うようにすぐ近くを通っていてブナの木に
触ったり、寄りかかるようにして写真写したりしたが、今は数m離れた所にロープが張ってあったり、木の柵が設けられたりしていて
木には近づけない。木の周りはきれいに掃除されていてよく見えるが大きさ、温もりを実感するにはちょっと離れ過ぎている。
最初の木が最大であり幹もたくさんに別れ、上に、横に大きく張っているので全体をカメラに収めるのは難しい。
その大木の上の方の一本は大きい方の幹が途中で裂けて倒れている。裂けたところは虫にやられたのか色が黒褐色になっている。
倒れた木の枝にはまだ枯れた葉が残っているので倒れたのはそんなに前ではないようだ。
でも何百年も生きたであろう木の半分以上が倒れた時にその現場にいるのはかなしい。

      ブナの大木(最初に現われる最大の木)−1−
    最初に現われる最大の木ー2−   元気のいい大木(周りに柵はない)
                   半分倒れた大木


ここも有名になり多くの人が訪れるようになったのだろう。5年前は6月なかば過ぎの緑濃くなりつつある好い時期に登ったので大木たちも
もっと元気に感じたのだが、今は山は落ち葉の時期でやはり木にも元気がない感じ。
現実に裂けて倒れた木があり(倒れたのが先か柵を設けた後に倒れたのか分からないが)、老大木故、根は広く張って地表に出ており
大勢の人に踏まれると老木には堪えることを考慮しての対策であれば当然保護優先と納得する。
何本かの大木をいろいろの角度から撮影しながらゆっくり上る。ブナの大木の群れの所を通過するのに10分ほどかかる。
ここから何ヶ所か手も使いながら上る急坂を歩き大木の所から20分ほどで大座礼山頂上に到着する。

                頂上


頂上は周りの笹や木を少し切ってあるのか5年前より広くなったように感じる。頂上はわれら8人の貸切なので本日はここで昼食とする。
(5年前は20人の大パーティーだったこともあり頂上が狭くてブナの大木の所まで下りて昼食をとった)
下山の時もブナの大木のところはゆっくり歩き心の中で”元気でいてね!”と祈りながら下りる。

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