笹ケ峰 (直登ルート)
登山日 2014年11月16日
アプローチ 6:55 東予総合支所〜 7:12 194号線へ〜 7:52/8:00 寒風山登山口〜8:15 直登ルート登山口
歩行 8:30 登山口〜8:55/9:00 人工林終わった所〜9:30/9:35 小さな鞍部〜 9:53 ブナの大木(最初の木)
10:03 笹原に出る〜 10:50 下から見えていた稜線〜11:05 頂上(昼食)
12:00 頂上出発〜12:40 笹原終わり林へ〜12:52 小さな鞍部〜13:12 (上りで)人工林終わった所〜13:40 登山口
山学会11月例会は西条市の笹ケ峰(1859,5m)へ出かけた。笹ケ峰には西条市側から何回か登っているが、今回は高知県側の
大座礼林道に登山口がある直登ルートと呼ばれるルートで登った。
高知県側から寒風山登山口に向かう道の寒風山登山口のちょっと手前に右側に入る(入口の所だけ)広い林道がある。
この林道を3km入ったところに登山口がある。登山口のところには数台駐車可能のスペースがある。(トイレはない)
はっきりした登山口の標識があるところから杉やヒノキの人工林の中を歩く。5分ほど歩くと急坂が始まり、殆ど急坂時々緩い坂という感じの
道を25分ほど続けると坂の上のちょっと平らなところに着く、このあたりからツガや広葉樹の林となる。広葉樹の林の中も急な坂が多い
道はよく踏まれてはっきりしているが笹は長く登りなので肩まで笹が当たる。
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登山口の標識 | 林の中の登山道 |
急坂や崖の上の狭いところにはロープが設置されている。最近整備されたようでロープは殆どが新しいものである。
人工林終わってから30分ほど歩くと小さな鞍部に出る。ここで休憩、エネルギー補給する。
鞍部から25分ほど林の中の坂を歩くと大きなブナの木が何本もあるところを通る。
笹の中にある木が殆どなので根っこは見えないが大きな木であることは確かだ。
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ブナの大木(1) | ブナの大木(2) |
ブナの大木の所を過ぎると5分ほどで笹原に出る。笹原の中は踏み跡も近くに行かないと分からないほどの道になる。
方々に付けてある水色のテープを頼りに歩く。
この水色テープは比較的新しく、下の方からずっとあったが特に笹原の中では間隔も縮めて付けてあり大変助かる。
笹原の中の道も直登で急坂で所々土が濡れているところは滑り易く歩き難い。
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笹原の道 テープをタヨリに進む 見えているのは頂上ではない | 頂上近くの笹原 岩の左が頂上 |
真上の方には笹ヶ峰頂上近く(と思われる)笹原、その右にはちち山から一の谷越えさらに冠山に続く笹原が陽に照らされて輝いている。
冠山の左の方には平家平も見えている。
左には寒風山その左遠くに伊予富士も見えている。景色はいいのだが、陽がさして暖かく急坂なので歩みは遅くなる。
笹原の中の急坂を上り続けること45分ほどで下から見えていた稜線に着く。ここからは笹原の中の緩い上りを15分ほどで
笹ヶ峰頂上に着く。頂上の日陰の部分には雪が残っており、風も吹いているので気温低く、汗がいっぺんにひいて寒い。
急いで薄いダウンを着る。よく晴れていて西には西黒森、瓶が森、石鎚山がはっきりと見え、東は冠山のむこうに赤石連峰、
その左遠くににはうっすらと剣山や次郎笈と思われる山なみが見えている。
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頂上より 左から西黒森、瓶が森、石鎚山 | 笹ヶ峰頂上 沓掛山のむこうに瀬戸内海が見える |
頂上の風の少なそうなところで食事するが陽があたっていても寒い。持参のカップヌードルが美味しい。
下りは急な笹原を滑らないよう気を付けながらゆっくり下りるが滑り易く尻もちをつく人もでる。足に力を入れて下るので結構暑い。
下りでは林の中の坂に設置されたロープ(5ヶ所?)を両手で握って怖い思いをせずに急坂通過できて非常に助かった。
直登ルートと呼ばれるだけに坂のきついハードな登りだったが天気に恵まれすばらしい風景の中の気持ちよい登山であった
ただ笹原の中の道は笹の中で踏み跡がわかり難く水色のテープがなければルート探すのに手間どったことと思う。
テープが丁寧につけられていて大変助かった登山でもあった。
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