天狗塚  1812m  <途中で引き返す>

登山日  2012年08月19日

アプローチ:7:25 東予・丹原I.C入り〜<池田PA休憩>〜8:28 池田井川I.C出〜8:56 大歩危32号⇒45号線へ〜
       9:07/9:15 道の駅にしいや〜<かずら橋>〜<京上>〜9:45 落合小学校の先から林道へ〜10:07 天狗塚登山口

歩行: 10:25 登山口〜10:40/10:45 伐採跡〜11:35/11:20 小さな伐採跡〜11;35/11:45 第1のピーク〜
     12:25/12:50 昼食(栂の木のある所)〜13:35 天狗峠〜13:42 天狗塚上り坂の直前の岩の所で引き返す〜
     13:53 天狗峠〜14:22/14:27 昼食の所〜14:55 第1のピーク〜15:22 伐採跡〜15:32 登山口

山学会2012年8月例会は徳島県の天狗塚に出かけた。東予出発が予定より遅れたが順調に走り、9:45落合小学校の少し先の
標識のあるところから林道に入る。途中に集落のある最初の半分ほどは舗装もきれいで快適な道であるが集落を過ぎてからは
舗装もなく荒れているところのある凸凹道となる。クボミというか穴というか凹みが深いのでこれを避けながらゆっくりゆっくり走る。
いやゆっくりとしか走れない。林道約10km走るのに20分以上かかる。2010年に来た時より集落から奥の道は荒れているようだ。
登山口のすぐ前の駐車場にはすでに5〜6台の車が駐車していて満車なのでわれらはそこから100mほど進んだところの草地の
駐車場に駐車する。この両方の駐車場にはトイレはない。最初は林の中を歩く、すぐに急坂になる、林の中で日差しはないが、
ここでは風がないのですぐに汗がでる。15分ほど歩くと左側は伐採されていて先ほど駐車したところが草地の下に見えるところに出る。
とにかく暑いのでここで水分補給する。(ここの所には2本の道があるが左の広い道は林業の作業用の道、右の古い道が登山道)
風のない林の中の坂道を汗だくですすむ。30分ほどで小さな伐採跡に出る。ここで一休み。ここから15分ほどで大きな木のある平らな所に
古い標識<上の板:天狗塚登山道。 下の板:←頂上 1,5時間、登山口40分⇒>がある「第1のピーク(1476m)」に到着。

天狗塚登山口 第1のピーク 1476m


ここは少し風もあり涼しく心地良い。岡山から来たという二人のパーティーが休憩中。とにかく大きな荷物も持った人たちだ。
聞くと昨日から登り、お亀岩の避難小屋に一泊して下山中とのこと。昨日はひどい雷雨に会い一時尾根を外れたところに避難して
雷が止むのを待ったとのこと。途中の坂道がぬかるんで滑りやすいので気をつけて等いろいろ教えてもらう。
ここから少し下り、いよいよ難所の上りにかかる。笹の中の道が雨水で掘られて深くなり、途中には石のところで大きな段になっていて
歩けないところがかなりある。こういう状態になってかなり経つのだろうふかくえぐられた道に沿って笹の中に新しい踏み跡ができて
こちらが道になっているがまだ歩きにくく疲れる。12時も過ぎたし疲れても来たので栂の大きな木が何本かある平らなところで昼食にする。
ここも涼しくて心地良い。昼食を済ませて林の中を15分足らず歩くと林から抜けて笹原になる。
笹原を少し上ると右に「牛の背」の笹原が見えてくる、そしてすぐにその左にあの尖がった「天狗塚」が見えてくる。

林を抜けた所から 牛の背 林を抜けた所から 天狗塚


それから笹の中の古い道が深くえぐられたところは新しい踏み跡を歩くという同じような坂道を30分ほど歩くと、
最後は緩い上りの荒れていない道を5分足らず歩くと「天狗峠」に着く。標識のすぐ上から左の方に三嶺が見えるが、すぐに霧で見えなくなる。
峠の向こう高知県側には黒い夕立雲が近い!標識のところの写真もそこそこに天狗塚へ急ぐ。

天狗塚:天狗峠から  天狗塚:天狗峠のちょっと先から 5分後は霧の

途中われわれよりちょっと先に登った10人近いパーティーが下りてくるのに出会う。”好いタイミングで登られましたね。”と挨拶すると
”そのうちまた幕があくかもしれませんよ”と返してくれる。が、3分も経たないうちに天狗塚の頂上は霧の中で見えなくなる。
少し進むと急に涼しい風が吹き、その上ポツポツではあるが大粒の雨も降ってきた。この時には雷鳴は聞こえないが雷も怖い!
登っても霧の中では眺望も効かない。大きな岩のところで引き返すことにする。あとはポツポツの雨の中をひたすら下りる。
上る時より下りの方がよく滑る。尻もちをつく人が何人も。足元に力が入るので下りでも汗がでる。
約1時間で「第1のピーク」に到着、雨も止んでやれやれ!ここから40分弱で登山口に到着。
東予出発の遅れが頂上を前にしての天気の変化に間に合わないという結果となった登山であった。
また登山口への車道も登山道も2年前より荒れている感じであった。登山道では第一のピークの先の急坂の所の荒れているところは
改修して頂けたらありがたいです。

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