雲返寺山   930m

登山日  2012年03月25日

アプローチ:7:05 東予総合支所発〜8:00 豊浜S.A〜8:07 11号線から8号線へ〜五郷小学校の先、右へ〜8:20 登山口着
    帰り:14:25 登山口〜14:32 豊稔池 14:58〜15:10 11号線へ〜(うどん食べに行く)〜15:40 豊浜S.A入り

歩行: 8:35 登山口〜9:22 天保二年建立の地蔵〜9:25 二十六丁 丁石〜9:47 十八丁 丁石〜9:50 文政十二年建立の地蔵
     〜10:09 十四丁 丁石〜10:32 七丁 丁石〜10:43 スキー場のフェンス〜10:54 展望台下車道〜 
     10:58 雲辺寺(昼食・お参り)〜展望台〜ロープウエイ山頂駅12:25発〜12:56 十四丁 丁石〜13:26 二十六丁 丁石
     〜14:10 登山口

山学会の3月例会は四国八十八か所の六十六番札所の雲辺寺のある雲辺寺山に出かけた。
この山は香川県側から頂上のすぐ近くまでロープウエイで行くことができるが、山の会のわれらは当然歩いて登った。
香川県側の登山口は大野原IC近くから(8号線)観音寺佐野線に入り池田方面へ10分ほど走ったところから(雲辺寺ロープウエイの標識あり)
左にはいり3分ほど走ったところにある。駐車場の標識はないが登山口の標識のすぐ近くの道路の広くなっているところに駐車する。
ここにはトイレはない。

この登山口からは遍路道を上ることになっており、道沿いに江戸時代の年号の彫られたお地蔵さんや(お寺まで?)何丁あるかの丁石がいくつもある。<丁(町)=60間=360尺≒109m>
 途中2ヶ所かなり前に崩れたところの上を通るところがあるが問題ない。
ただ我々が行った日は前日に雨が降ったので下りですべり易いところがあった。
登山道は殆ど林(杉やヒノキの人口林が多い)の中で眺望のきくところは少ない。
途中尾根を歩く感じのところは傾斜は緩いが林のなかは結構傾斜のきついところもある。

出発して7分ほどで崩れたところの上に道が通っているとこに着く。ここからは瀬戸内海が見渡せる。それからは殆ど林の中を歩く。
歩き始めて1時間くらいのところで林の切れめから頂上の鉄塔が見える。2時間少し歩くとスキー場のフェンスのところに着く、
フェンスの所から10分ほどで展望台下の広いコンクリート道路に到着する。ここから右に行くとすぐ(見えている)展望台、
ここを20〜30mほど左に行ってちょっと下ると雲辺寺の大師堂下の広場に出る。
広場にはみろく堂というテーブルと椅子のある休憩所がある。トイレもある。この日は風が強く寒かったのでみろく堂の中で昼食をとらせて
もらった。

帰りに登山口から車で7分ほどで行ける「豊稔池」に寄った。
豊稔池ダムは大正15年に着工し昭和5年に完成した灌漑用の石積みの5連式のマルチプルアーチダムである。
昭和63年〜平成5年に補修されたが、地元の要望に応えダム外観は変えないでダムの上流側をコンクリート補修した。
多連式アーチダムは他に宮城県にある2連式のアーチダムを含め全国に二つしかなく5連式は全国でただ一つしかない貴重なもので
平成18年には国の重要文化財に指定された。
苔のついた石積みはダムというより古城を思わせるすばらしい景色であった。
  堤高:30,4m  堤長:128m 
それにしても東日本大震災の津波の高いところではこのダムの堤を越えたことになるのだが信じられない大きさだ。
大野原IC近くから雲辺寺山 登山口

登山道(1) 登山道(2)

天保二年建立のお地蔵さま 十四丁 丁石
展望台下の標識(標高1000mはサービス?) 雲辺寺山の三角点のある所?(中央の鉄柱の所)
豊稔池ダム 堤高30,4m 豊稔池ダム ほぼ満水



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