八幡平  1613m

登山日  2017年10月26日

 アプローチ  <バス> 9:42 盛岡駅東口発~<田頭・松尾鉱山資料館・八幡平アスピーテライン経由>~11:32 八幡平頂上

 歩行  12:20 駐車場登山口~12:25 鏡沼分岐~12:35 鏡沼~ 12:48 頂上展望台 12:57~13:05/13:10ガマ沼分岐
      →<13:15 陵雲荘13:20>→13:30 ガマ沼分岐~13:40 見返り峠~13:48 鏡沼分岐~13:52 駐車場登山口 

 紅葉中心の5泊6日の東北旅行中に1回だけ山の頂上へ行く機会を入れた。登山とは言い難い短い歩行時間だが山登りの記録に加えた。
 盛岡駅東口9:42発のバスに乗車。八幡平頂上付近は”紅葉終わり落葉”とのTV情報でバスは盛岡の町で乗り降りする人が降りて郊外に
 出るとガラガラである。(秋田側=玉川温泉からの八幡平頂上へのバスは10月23日より運休、最初玉川温泉宿泊で計画したが
 バス運休情報で宿泊地を変更した。)昨日の田沢湖一周のバスと比べシーズン外れるたことによる人出の差の激しさを感じる。
 20分ほどで郊外に出ると左前方に岩手山が見えてくる。よく晴れていて頂上まできれいに見える。山好きの小生はどうしても大きな山へ
 視線が向いてしまう。 バスは途中岩手山が左真横に見えるところを走る。ここらあたりからが一番近く高く見える。 
 盛岡駅から八幡平頂上まで2時間近くかかるのでアスピーテラインの入り口近くにある「松尾八幡平物産館あすぴーて」でトイレ休憩がある。
 11:32 「八幡平山頂レストハウス」のある頂上バス停に到着。バス降りると外は寒く、レストハウスの中は暖房中である。
 バスで来る途中、熊に注意の看板を見たので歩く前にレストハウスの売店で熊よけのスズを購入する。
 続いて1階あがったところにある食堂でここの名物(と書いてある)の源太カレーを食べる。メニューの説明だと
 "岩手牛のスジ肉を煮込んだカレー”とのこと。肉はよく煮込んであって柔らかく、甘みもあり美味しかったです。

 12:20 バス停より高い所にある有料の一般駐車場の近くの「山頂入口」(県境登山口)と案内図のあるところから散策路に入る。
 道は殆どの部分がコンクリートで固められた二人並んで歩ける(=上る人と下る人が止まることなくすれちがえる}広い道である。
 5分ほどで(左)鏡沼コースと(右)ガマ沼コースの分岐に着く。どちらのコースを行っても1613mの頂上に着くが我々は鏡沼コースを歩く。
 分岐から10分で小さな鏡沼に着く、雪解けの時の「ドラゴンアイ」の景色が有名のようだが今は周りの景色を写した青い静かな池である。
 このあたりから道に所々雪が残っている、雪は頂上近くになるとほぼ連続となるが踏み固められているが凍ってはいないく、坂も緩いので
 スニーカーでも問題なく歩ける。鏡沼から15分足らずで木製の展望台のある頂上に着く。頂上は平らで広くシラビソの木の
 中という感じなので展望台が設置されたのだろう。駐車場から30分足らず、きつい坂が続くところもなく道も殆どコンクリートなので
 登山という感じはない。頂上展望台からはどちらを見てもシラビソの林という感じである。景色としては岩手山の見える方向が
 シラビソの木が大きく白い幹が多く見え、岩手山も望めるので一番きれいだと思う。
 展望台に10分ほどいたがこの間はわれわれ二人だけだった。偶然この10分だけが二人だけで展望台下りるとすぐに上って来る人あり、
 紅葉はないが頂上まで来る人は結構多い。
 下りはガマ沼コースを下りる。こちらのコースも鏡沼コースと同じコンクリートの広い道である。道の近くにはハイマツもある。
 緩やかな下り10分ほどでガマ沼展望所に着く、ここは県境登山口と源太森への分岐でもある。
 ここからは八幡沼も見え絶好の撮影ポイントである。5分ほど写真撮影し時間十分あるので八幡沼の近くに見える陵雲荘まで
 (源太森へ向かう)コンクリートでない登山道を下りて見る。5分ほどで陵雲荘に着く。
 陵雲荘はトイレ付き避難小屋という感じで特に展望所ではない(と思う)。ただ小屋の近辺の草原は湿原のお花畑であり、草紅葉も
 見られるのだろうが今は黄色の枯れ草が広がっているだけである。トイレを借りて登りは10分かかって引き返す。
 ガマ沼分岐から10分ほどで源太森コースとの分岐でもある見返り峠に着く。ここからは岩手山の裾野につながるシラビソを中心とした
 広い林が見事だ。見返り峠から10分ほどで鏡沼コースとの分岐に着く。ここで添乗員2名に引率されたツアーの大集団に会う。
 頂上近辺の紅葉の季節は過ぎても少し歩く旅のコースとしては人気のコースなのだろう。
 分岐から4分で登山口にもどる。レストハウス(1階)の前の駐車場にはツアーのバスが3台停車している。
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  県境登山口
 
  鏡沼(手前の白いのは雪)
 
  頂上近く、道には雪が残っている。
 
  八幡平頂上 右の階段は頂上展望台の階段)
 
  頂上展望台からの風景 山は岩手山
 
  八幡沼  左に見える建物が陵雲荘 (ガマ沼近くから撮影)