剣山  1955m

登山日  2016年08月06日

 アプローチ 6:30 (東予)中央公民館~<東予・丹原IC~川之江JC~池田PA>~8:05美馬IC~8:15 438号線へ~
        9:20 剣山登山口(リフトのりば)

 歩行    9:55 西島~10:10 刀掛の松ーーーー<行場=キレンゲショウマ群生地へ>ーーーー
      <10:15刀掛の松~10:23 分岐A(左へ)~10:40 古剣神社~10:55 一の森(左)と鎖場(右)分岐~11:05 不動の岩屋分岐
      ~11:08 頂上への道標~11:12 つるの舞分岐~11:15 分岐A~11:21 刀掛の松にもどる>

       11:25 刀掛の松~11:43 行場への道標~11:55 頂上(昼食)12:40~13:00 次郎笈への道分岐~13:30大剣神社
       ~13:50 西島
        

 8月 山学会例会はキレンゲショウマを見に徳島の剣山に出かけた。キレンゲショウマの見頃のシーズンなので日曜日は大混雑と予想し
 少しでも混雑を避けるため原則日曜日の例会を今回は土曜日にした。
 6:30 東予中央公民館出発 高速道を走り、美馬ICでおりて一般道へ、美馬ICから10分足らずはしり、道の駅「貞光ゆうゆう館」の先の
 信号を右折して192号線から438号線へ入り一宇・剣山へ向かう。この道路狭いところあり時にどっちかがバックしないと離合できない所があるが、
 地元の人たちはやさしくてほとんど例外なくバックしてくれる。(ありがとうございます)
 9:20 見ノ越の駐車場に到着。心配していたほど混雑していなくこの時間だとまだかなり空いている。
 9:40 リフトに乗る。リフト沿いにはいろいろな花がさいているが 上りと下りリフトの間(=中央)にかなり長い区間ニッコウキスゲが植えてあり
 今開花している。リフトの支柱番号14/24と15/24の間の(上りの時)右側にはキレンゲショウマがありたくさん咲いている。
 9:55 西島発、10:10 刀掛の松に着く。水分補給して10:15標識に従って(左)行場へ向かう。この道を戻って来る人もいるが記録で
 読んだ一方通行の標識はない。8分ほどで分岐ありここも(左)古剣神社へ向かう。道は下り坂である。3分も歩くとキレンゲショウマが見えてくる。
 キレンゲショウマは道の両側にあるが数は左に多いが右の方がすぐ近くにあり花を接写することができる。
 キレンゲショウマは見頃で花の色もよく、なにより今まで見たキレンゲショウマより花が大きいと感じた。
 下りきった辺りからキレンゲショウマはほとんど見られなくなり、右に小さい社の古剣神社を見て3分ほど上るとちょっと離れた岩の上に
 小さいお社のあるところに出る。ここまでにも引き返して来る人何人もいる。本日はそれほど混雑していないからなのかどうかは不明だが
 本日は最後まで一方通行区間は無かった。
。道はここから右に周り込んでいる。
 この先の道の状況が解らず今来た道に引き返している人もいる。丁度右の方の道からご夫婦(会話からわかる)が来られたので道の状況を
 尋ねるとすぐその先が崩れて狭いところあるがそれから先はいい道ではないが危険というほどの所は無いとのこと。キレンゲショウマは?
 と聞くとこちらにもありますよとのこと。(パンフレットのイラストではこれから行く方にたくさん描いてある)先行してみると数m崩れたところに
 最近作られた平面の少ない狭い道がある。滑落すれば10m以上落ちるが踏み跡はしっかりしており慎重に進めば問題ないと判断しこちらに
 進む。一番下ったところの沢に一の森へと行場の鎖場への(分岐)道標がある。鎖場への道は崩れたところに沿ったきつい上りの新しい道
 である。以前来たことある人によるとこの崩れて土が流れ岩がむき出しになっている場所にキレンゲショウマがたくさんあったはずとのこと。
 おそらくパンフレットに描かれていたのがここのはずである。急な上りを5分足らず歩くと鎖場に着く。このあたりにキレンゲショウマが少しある。
 こちらのルートではキレンゲショウマはこのあたりに少しあるだけ。
 残念ながらこちらの群生は8割近く流されて失われたのではないだろうか?自然のためとは言え残念なことだ。
 鎖場のところから15分ほどで50分ほど前に歩いた古剣神社への分岐の道標の所にもどる。そこから6分ほどで刀掛の松にもどる。
 11:20 頂上へ向かう。日陰の風は心地よいが坂道を歩くと暑い。刀掛の松から尾根道コースを35分歩いて剣山頂上に到着。
 頂上のベンチは少しは空いているがグループ13人全員が座るほどの場所はないので次郎笈の方に少しおりたところで昼食とする。
 日差しは強いが風が少しあるので食事するには心地よい体感温度である。
 帰りは歩いている人が比較的少なく景色のよい剣山頂上から次郎笈へ行く道を下りて、西島から次郎笈への道を西島へ帰るルートを歩く。
 小生は剣山から下りる途中から見る次郎笈の姿が大好きなので撮影しながら下りる。
 西島から次郎笈への道は15年7月の台風で崩れた大剣神社の下の所がまだ直っていなく、トラバース道からご神水のところまで臨時の道が
 つけてあり大剣神社を経由して西島にもどるようになっている。お陰でご神水も初めて戴いた。冷たいまろやかなお水であった。

 台風の被害で減ったとはいえ小生にとっては最も多く最もきれいなキレンゲショウマを見ることのできた登山であった。

     このページトップへ                                                 ホームへ


 
 キレンゲショウマ(1)
 
 キレンゲショウマ群生
 
 キレンゲショウマ(2)
 
   コケ(古剣神社近く)
 
  剣山ー頂上はもう少し先(剣山から次郎笈へ下りる道で振り返る)
 
  次郎笈 (剣山から次郎笈の方へ下りる道から)
 
  お塔石 この岩の下の所(写真ほぼ中央ちょっと右))にご神水がある