山登り
四国の山を中心に歩行タイム中心に記録しました。

年月日 行き先(山)
2007.10.28 三ヶ森(愛媛県西条市丹原)1377,6m
2007.11.18 東温アルプス縦走(愛媛県東温市)うなめご1284m&陣ケ森1209m
2007.11.25 赤星山(愛媛県四国中央市)1453,2m
2007.12.09 瓶ケ森(愛媛県西条市) 1896,5m
2008.03.08 お世田山(339m)&笠松山(357m)(愛媛県西条市、今治市)
2008.04.27 四国カルスト(愛媛県野村町、高知県梼原町)天狗ノ森1484,9m
2008.05.03 伊予富士1756m&瓶ケ森1896,5m (愛媛県、高知県)          
2008.05.12 61番札所 横峰寺                
2008.07.26 寒風山(1)1763m(愛媛県・高知県)                       
2008.09.13 寒峰(徳島 祖谷)1604,6m                 
2008.10.04 伯耆大山 (鳥取県) 1729m                    
2008.10.20 石鎚山 (愛媛県) 1982m                      
2008.11.22 沓掛山(愛媛県西条市) 1691m                   
2008.01.18 笹ヶ峰(愛媛県西条市) 1859,7m                            
2009.02.08 石鎚山(愛媛県西条市) 1982m                        
2009.03.11 久松山(鳥取市) 263m                         
2009.03.15 讃岐富士(飯野山)(香川県)421,9m                
2009.04.19 寒風山(2) (愛媛県・高知県) 1763m                   
2009.05.10 西門山 (高知県) 1497m                           
2009.05.31 西山 (愛媛県新居浜市)1428,7m                      
2009.06.13 久住山 (大分県) 1787m                            


2007年2月4日石鎚山への途中


)三ヶ森(1378m)
   登山日: 2007年10月28日(日)

   アプローチ:11号線 湯谷口交差点のすぐ近く(松山方面からだと右折)楠窪方面へ
         7分ほどはしり(楠窪集落より前)右へ入る。少し走ると凸凹の砂利道になる。
         荒れているので四駆が望ましい。(軽の普通車で来ていた人に聞くと「ゆっくり
         走ればなんとか来れた。」とのことだったが)ガタガタ道を30分ほど走ると
         登山口。道幅が広くなっていて5台ほど駐車できる。登山口の50mほど手前にも
         駐車スペースある。
   歩行   :登山口8:40−−休憩10分ーーワサビ畑9:20ーー9:55稜線(石鎚見える)
        ーー10:10三ヶ森頂上。
        
        登山口からヒノキや杉の人口林の中を歩く、10分ほどで大きな岩のところ通過。
        日の差さないジグザグな道を歩き続ける。30分ほどで谷沿いに歩く。1箇所崩落で
        数メートル狭いところがあり、一番狭いところにはロープが張ってある。
        ここを通過するとすぐワサビ畑(跡)このあたりもまだ人工林の中。ワサビを作っていた時
        に使われていたらしいテント小屋も残っている。ワサビの所から10分ほど歩くと(頂上、
        登山口の方向を示す)標識がある。ここから急な坂を25分ほど登り、人工林を抜けた
        尾根道に出ると右から堂が森〜鞍瀬の頭〜二の森〜西冠岳〜石鎚の山並みが見える。
        ここから尾根道を15分ほど歩くと頂上。頂上近くには石楠花も何本かある。
        頂上からは堂が森〜石鎚の左側に瓶が森、寒風山、笹ヶ峰、沓掛山等が見渡せる。
        西冠岳の下の方には高たるの岸壁も見える。
        この日は天気がよかったので双眼鏡を持っていた人によると遠く四国カルストの
        風車も見えたとのこと。
        頂上からの眺望はすばらしかった。

             

三ヶ森頂上からの石鎚連峰


2)東温アルプス(半分)縦走。
   登山日:2007年11月18日(日)

   アプローチ:11号則之内交差点から県道210号を井内方面へ。(西条市からだと左折)
   約10分でバス停<井内北間>へ ここから道路狭くなる。約15分で御来光の滝。さらに
   約10分で井内峠トンネル。トンネル出たところが登山口。3台程度の駐車スペースがある。

  歩行:登山口ー15分ー井内峠(1088m)−35分(休憩含む)−元気坂取り付きー25分ー
      うなめご(1284m)−25分ー小さいピークー40分ー陣ケ森(1207m)−25分ー上林峠
      −40分ー竜神平ー10分ー愛大小屋ー45分ー風穴

   トンネル出口すぐの所、駐車場のところに登山口の標識がある。


    道路は笹が刈ってあって広い。
   ゆるい登り約15分で井内峠ここで左:白猪峠 右:皿が嶺 に分かれる。われらは右に向かう。
   ブナの林の中の落ち葉の多い道を快適に歩く。20分ほど歩くと右下の方に井内の棚田が見える。 

   さらに10分ていど歩くと「元気坂」の標識があり急な登りとなる。落ち葉が多くその下は乾燥して
   いないので滑り易い。25分程で稜線に出るとすぐ「うなめご」の標識のところに到着する。
   「うなめご」のピークは縦走路から50mほど離れたところにある。

   ここから急な坂を下り、こんどは少し上って25分ほどで小さなピークを通過。
   また急坂を下り、急な登りを上りきると大きな鉄塔のところに出る。この鉄塔の
   すぐ近くが陣が森(1207m)。陣が森のピークも縦走路から少し離れている。
   林の中で眺望はきかない。小さなピークから陣が森まで約40分。

  陣が森から25分ほど下ると上林峠に着く。峠の標識から少し上ると木製の
  長い階段が始まる、二人並んで歩けるほど広い階段で両側にはロープが張ってある。
  このロープを使って上ると楽だ。階段の数を数えた人がいるようで最後のところに
  「階段のみ:390段」と書いてあった。階段は切れ目なしということではなくところどころは
  坂道や土の段もあるので”階段のみ”と断ってあるようだ。律儀な人が数えたようです。
  峠から階段を上りきった平らなところまで約20分。寒風の中の歩きだが暖まりました。
  ブナ林の中の快適な道を歩くこと約20分竜神平に出る。竜神平のきれいな風景の中を
  歩くこと10分弱で(風穴から上ったところの)愛大小屋に到着。ここにはトイレもある。

  ここから風穴までの下り約45分


3)赤星山(1453m) 愛媛県四国中央市
   
   登山日:2007年11月25日
   アプローチ:11号線 新居浜西の端交差点を(松山方面から)右折 約5分で山根公園
         ー(大永山トンネル)ー約35分筏津ー(富郷ダム堰堤)−約25分中尾入り口
         ー約15分中尾集落集会所。

   歩行:集会所〜35分鉄塔〜40分雑木林の中の平坦地〜25分瀬戸内側の見える稜線
(このあたり石楠花の林)〜10分赤星権現の石塔〜10分頂上。



 集会所から直線のきつい坂を上り一番上の民家の所から登山道にはいる。

      


     (軒下にズラリ干し柿がつるされている。)
 杉やヒノキの人口林の中をジグザグに上る。この途中作業道の分岐が何本かあるので
      間違わないようテープや小さい標識(すべての分岐にあるわけではないので注意)を
      確認しながら上る。約35分で送電線の鉄塔につく。ここはきれいな草地で小休憩に
      いい所におススメ。ここから少し上ると雑木林となり、落葉の多い道となる。
      この季節落葉が多く道の見分けがつき難いところもあるのでテープやふみ跡を見ながら上る。
約40分で雑木林の中の平坦地になる。
     


      ここから約25分で瀬戸内側の見える尾根にでる。

      


      この尾根のすぐ前から15分近く石楠花の林が続く。石楠花の林の少し先に
      星だけが赤く着色してある「赤星権現」の石塔がある。この石塔から約10分で頂上。

      


      頂上は草地で広く、二つ岳、土居方面の瀬戸内海等が望める。


)瓶ケ森(1896m) 愛媛県西条市

 登山日:2007年12月9日
 アプローチ:11号線小松(石鎚ロープウエイ乗り場への)交差点から142号線へ(松山方面からだと右折)
        〜10分弱西条からの12号線へ〜約12分河口〜約7分ロープウエイ乗り場〜約7分東之川
        (ロープウエイ乗り場から少し進んで左折、左折してからの道路は舗装されているが狭い)

 歩行 :登山口〜約20分(屋敷跡?の)石垣の所〜約40分伐採された所〜約50分幾島新道との合流点
      (標識あり)〜12分小さな荒れ沢〜約30分岩の上渡る〜約15分台ケ森分岐〜
      約70分西之川からの道と合流〜約5分駐車場からの道と合流〜約30分(女山)頂上


集会所から少し戻ったところの小さい橋を渡る。(橋のところに登山口の標識がある。)

橋を渡り、畑の端を歩き石積みの道を歩き杉林に入る。やがて石段交じりの急坂が始まる
急坂は10分ほどで終わり杉林のなかの道を歩くと前の住居か畑の跡のらしき石垣のところを通る。
やがて杉の伐採されたところにでる。ここまで約20分かかる。気温は低いが身体は十分温まる。
着衣を1枚減らす人もある。伐採跡にそって直登、その後もジグザグの坂が続く。30分強で次の
伐採跡に着く。ここからふりかえると菖蒲峠の方に丸いピーク(カゲ地の頭? 1369m)が見える。


ここから約40分の杉林の中で「幾島新道」と合流する。標識からするとここが東之川と頂上の中間点。


(我々が登った時=07.12.9)幾島新道は
踏み跡も殆ど無く、進入を止めるロープがあった。今は通る人は無い感じである。
ここから10分強で荒れ沢を渡る、入り口側の2m程が崩れかけていて足場が狭いので慎重に足を運ぶ。
約30分で岩の上を歩く、ここも入り口側1,5m程の足場が狭い。このあたりは木に邪魔されることなく
霧氷を見ることができる。

ここから15分ほどで台が森への標識のある稜線にでる。少し進んだ右側、梢の間から石鎚も見える。

右すぐに台が森の岩峰が見える。

台が森への標識から10分ほど歩くと右に石鎚山が木に邪魔されること無く見えるポイントに出る。


15分ほどで道のすぐ近くに樹氷があり、道に残る雪も凍っているのでアイゼンをつける。

道のすぐ近く、そして小さな谷の向こうに樹氷が見えるところを撮影しながらしばらく歩く。

林や笹の中の道を歩くこと約45分、視界が開け西之川からの登山道と合流する。
瓶ケ森ヒュッテや第1キャンプ場の近くである。このあたりからの石鎚山は前方の笹原の風景と合わせて見事だ。
下の写真左。右は頂上への途中からの石鎚山。

西之川道との合流点から5分ほどのところで駐車場からの道と合流。この合流点から石のゴロゴロした道を
約25分で瓶が森(女山=1896m)頂上に到着。
途中の30分のティータイムや何回かの休憩、撮影ストップを含め約5時間の歩行であった。
(7:40 登山口〜12:40頂上)

この日のわれわれの下りは3時間20分かかり16:40分に東之川に着いた。
朝 駐車場に出てきていろいろ説明してくれた82歳になるという元気なおじさんが道路に出て帰るわれわれに
手を振って送ってくれたのがうれしかった。おじさんいつまでもお元気でいてください。

 
                   

 5)世田山(339m)&笠松山(357m)


登山日  2008年3月8日

アプローチ 196号線から入ると分かりやすい。
       西条方面からは東予国民休暇村入口を通り過ぎて100mほど
       先を左折。
       今治方面からは孫兵作バス停の少し先を右折。
       ここから5分程で世田薬師の駐車場。きれいなトイレもある。
       西条方面からだと左側、今治方面からだと右側に
       ”世田薬師”の標識がある。

歩行   世田薬師駐車場〜15分展望台〜15分奥の院〜15分世田山
      (339m)頂上〜25分笠松山(357m)頂上〜20分世田山〜10分奥の院
      〜10分展望台〜15分駐車場 。
    (世田山、笠松山の標高は国土地理院25000分の1の地図による)
駐車場からお寺の裏側の道を進む。すぐにバス通りからの道と一緒になる。
左にかわいいお地蔵さんがある。ここの右側はこちらでは”お世田のさくら”として有名なさくら並木である。
今年も花見の準備でさくらの木の下は きれいに手入れしてある。

駐車場からのお世田山(左側) かわいいお地蔵様 駐車場近くからの医王山。
かってロッククライミングの
トレイニングの場であった。

広い緩やかな上りの道をを少し歩くと左に曲がり階段もある坂道を歩く。
歩きはじめて15分ほどでベンチのある展望の良いところに着く。
ここからは河原津集落の向こう海のかなたに西条、新居浜の工業地帯が
見える。ここから平らな道を少し歩くと祠のあるところに出る。
現在はきれいな石垣が積まれちょっとした広場ができているが、これは
数年かかって一人の人が築いたものである。その努力には頭が下がる。

これだけの石垣を一人で築いた。
ここから坂道を上ると奥の院への石段になる。123段(だったと思う)の
石段を上ると奥の院である。ここには”左 甚五郎”作といわれる龍がある。
展望の良い所から奥の院まで約15分。

123段の石段。 左 甚五郎作の龍。
奥の院から坂道を15分足らず歩くとお世田山頂上。燧灘、今治市街
その先に来島大橋が見える。屋根付きのベンチ、トイレもある。
左に少しすすむと岩の上の見晴らしのよい所がある。(駐車場からの写真の
岩の上。)
お世田山頂上のしるし。 お世田山からの笠松山。
上って来た道を右へ進み笠松山に向かう。階段を下り、そして上り、
もう一度下りそして上る。平らな道をすすむ。この途中からは瀬戸内海と
反対側の玉川方面の風景がきれいだ。約25分で笠松山頂上。
ここからは今治市街が一望され、その先に来島大橋、そして瀬戸内海の
島々が近く見える。
青い屋根の所がタオル美術館。
その先は今治カントリークラブ。
笠松山からのお世田山(右側)
 


6)四国カルスト(天狗の森 1489,9m)


登山日  2008年4月27日


アプローチ
  西条市東予総合支所 7:00〜11号線(森松経由)〜33号線〜8:05/8:10三坂峠〜8:30/8:40道の駅 みかわ〜
8:50柳谷大橋〜9:20地芳峠〜9:27/9:43姫鶴荘〜9:50五段城。   ここより徒歩

歩行 
10:00出発〜展望台経由〜10:30/35天狗荘〜10:55見晴らし台、
すぐ天狗の森ー昼食ー11:40発〜11:55/12:05天狗荘〜車道〜
12:25/12:45五段城

33号線面河への分岐手前の「道の駅 みかわ」にトイレ休憩を兼ねて寄る。
朝市で、ヤマウド、イタドリ、わらび、セリなどがある。
ヤマウドは小さいがあきらかに自然に生えていたもの。香りが強そう。
草餅などもある。草餅を食べた人みなおいしいと言っていた。
道の駅から10分ほどで柳谷入口。久し振りの四国カルスト。
33号線から地芳峠までの道路がよくなっているのにびっくり。
33号線から440号線へ入るところが全く変わっている。
一度対岸に渡りUターンして再び橋を渡りもどってすぐトンネルにはいる。
長いトンネルを二つ抜けると以前はグネグネとかなり かかっていた所にすぐ着く。
少し走ると受験生の間で有名な(バスの)”ごうかく”駅がある。
ここから先も随分よくなっていて乗用車同士で離合出来ないところは
非常に少ない。あっても短いのでバックしなければならないところはまず無い。
9:20地芳峠に到着、道路が良くなっているので予定より随分早い 到着である。
ここから10分もかからないで姫鶴荘に到着。時間がはやいので駐車場には車も少ない。
風力発電の風車が2基ゆっくりと回っている。風は冷たい。
草のミドリもうすく、石灰岩の白さの際立ちも夏ほどではない。売店裏のトイレをかりる。
トイレに行くところに愛媛県と高知県の県境線があり、 地面にロープを這わせて表示してある。
ロープを跨ぐと愛媛と高知に片足づつ置いたことになる。
ゆっくりと10分足らず走り五段城の展望台近くの駐車場に停車。
ここから天狗の森まで歩くことにする。
展望台からはすぐ下に天狗荘、その先に天狗の森、その右遠くに鳥形山が白く見えるが霞んでいる.
気温も上がってきてカルストにもうすい霞がかかっている。
ゆっくりきょろきょろと笹の中の道を天狗荘に下りる。10:30天狗荘到着。
ここにも愛媛と高知の県境が道路に白線で大きく表示されている。
駐車場の先から天狗の森への道にはいる。緩やかな道を20分ほどで木製の見晴らし台に到着.
ここからはすぐ下の天狗荘の向こうにカルストが一望できる。
展望台からすぐに天狗の森の最高点があるが見晴らしもあまり良くなく頂上という感じは少ない。
木製展望台のすぐ上に展望のきく広いところがあるのでここで昼食。
日がよくあたって暑くなってきた。
帰りは愛媛県側の道を下りてみる。こちらの方が急坂があったり、
大きな石があったりして歩きにくいが大きな木もあり山を歩いた感じがする。
下りは15分ほどで天狗荘に着く。天狗荘の駐車場には車も多く、観光バスも来ていて混雑している。
大きなオートバイも並んでいるもっとも大きなものは1500ccもあるのだそうだ。
ここの道はオートバイのツーリングに人気があるのだろう。何組かの集団に会う。
ここからは車道を歩いて車の所にもどる。
行く時に開店準備中だったバーベキューの店には何組かのお客さんがありバーベキューを楽しんでいる。
途中トンネルを歩く、中はひんやりとしていて太陽の熱の温かさを実感する。
走っている車は四国外の車が多くここが全国的に知られているのだろうとうれしく思う。
駐車場12:25着。同行のTさんが車で運んだコーヒーを各自好きな配合でいただく。小生はブラック。
12:45発来る時には見られなかった牛も何頭か放牧されている。
地芳峠からの道、対向車かなりあるが問題なく走り、13:40「道の駅みかわ」にもどる。
ヤマウドあるかと行ってみるが山菜はイタドリが少し残っているだけですべて売り切れであった。
中の売店でわさびの葉、茎漬けを買う。(これは辛味もかなりあり、日本酒のつまみによかった。)
15:50東予総合支所駐車場にもどる。

姫鶴荘駐車場からの風景
五段城展望台から姫鶴荘方向の風景
五段城から天狗の森方面
天狗荘前の道路の県境(右高知、左愛媛)
天狗の森展望台からの風景




7)伊予富士(1756m)&瓶ケ森(1896,5m)

登山日 2008年5月3日

アプローチ
     自宅(西条市壬生川)7:00発〜7:20 194号線に入る〜7:42寒風山トンネル出口〜7:57旧寒風山トンネル(=寒風山登山口)
〜8:25伊予富士登山口(水場)−<伊予富士登山>−10:25発〜10:45瓶ケ森駐車場ー<瓶ケ森登山>−13:35発
〜14:20寒風山登山口〜14:45/15:00道の駅木の香〜15:20 11号線〜15:45帰宅。

歩行
  伊予富士  
    登山口(水場)8:40〜9:00稜線(=縦走路)〜9:30/9:40頂上〜10:00稜線〜10:20登山口

  瓶ケ森
    駐車場10:50〜10:57男山分岐〜11:20東之川分岐〜11:50/12:20頂上〜12:42東之川分岐〜第一キャンプ場(登山道に戻り)
〜第2キャンプ場経由〜13:20男山分岐〜13:25駐車場

昨年夏以降殆ど山歩きをしていない妻のテストを兼ね駐車場から楽に上れる山を選んで出かけた。
咲いていればアケボノツツジを見るのも楽しみである。
好天の4連休初日だが8時前のためか寒風山の駐車場はまだ70%位の駐車で空いているところかなりある。
車から外にでると風はつめたい。ここでトイレを済ませすぐ瓶ケ森林道に入る。
少し走ると中腹にアケボノツツジが咲いている。

中腹に見えたアケボノツツジ アケボノツツジのポイントの1本

林道のすぐそばのアケボノツツジの多いポイントの花を期待しながらはしる。
8:17アケボノツツジのあるところに到着、駐車スペースに3台停車している。下車して見るが東側の木の花はまだ開いていない。
西側の木の1本だけが咲いている。咲いている木の奥の方にもアケボノツツジの木はあるのだが
花が見えたのは1本だけ先に駐車していた人たちもこの1本を見るとすぐ出発する
(これから先、林道の近くの南むきの斜面には咲いているのを何本か見た。)
ここからすぐ伊予富士登山口(水場)に到着。駐車場には車1台だけ。
登山口には小さな雪渓がまだ残っている。稜線までの道は笹がしげっていて

伊予富士登山口(水場)雪が残っている。 林道からの伊予富士(右側のピーク)普通は中央の谷の所から左上へ上り、
稜線に近い所を歩く。中央の崩れたところの近くを直登した人に会った。

地面は少ししか見えない。駐車場で準備をする時は寒いくらいだったが、斜面の道は日当たりもよく暖かい。
20分で稜線に着く。 稜線の道(=縦走路)は笹も刈ってあり歩き易い。
稜線を歩くこと30分で頂上到着。2002年には43分で登っている。やはり老いている。
頂上には先客一人。入れ替わりにすぐ一人頂上到着。
稜線を歩いている時すぐうしろを上っている人見かけなかったがーーと思って聞くと、
水場からの直登ルートで上ったとのこと。
”踏み跡は残っていてルートはわかるが笹ですべって歩き難かった”とのこと。
何分で上られたのか聞かなかったが短時間で上られたはず。「元気な人もいるものだ」と感心。
下山中稜線〜登山口の道から来る時に撮影した花の下の方にアケボノツツジがかなり咲いているのが見える。
やはり下の方はかなり咲いているようだ。10:25駐車場出発、少し走ったところで停車し先ほど見えたアケボノツツジ撮影。
離れているので3倍ズームの小さなデジカメでは無理。

頂上のところの標識。 伊予富士中腹から 右西黒森、左瓶ケ森
1本だけ咲いていた所の下の方に咲いているアケボノツツジ(中央のピンクの点々)



10:45瓶ケ森駐車場着。広い駐車場半分以上埋まっている。駐車場は風もなく陽の光強くて暑い。
道路近くのトイレ以前は汚かったがずいぶんきれいになっている。

笹原と女山頂上(稜線の左の方) 女山への途中からの氷見千石原。

少し歩くと谷間に雪の残る石鎚山もはっきり見える。

歩きはじめて15分の所からの石鎚山
瓶ケ森頂上近くからの石鎚山
登山道より少し下の第2キャンプ場からの石鎚山

日当たりの気温は高く、女山への上りではかなり汗がでる。11:50女山頂上着。頂上は昼食中の人で混んでいる。
よく晴れて360度の眺望である。石鎚山、その左に岩黒山〜筒上山〜手箱山の連なり、振り返ると
西黒森〜東黒森〜(ちょこっと)伊予富士〜寒風山〜笹ヶ峰〜沓掛山の連なり、その間に平家平、そして遠くには赤石の峰も見える。
また西之川からの登山道の右には瀬戸内海も見えている。

左 手箱山、中央 筒上山 右 (少し低い)岩黒山。
 (遠く)赤石連峰、     笹ヶ峰         寒風山  冠山(遠くに)平家平   西黒森
霞んでいるが周桑平野と(右に)瀬戸内海

頂上で昼食、13:25駐車場に戻り、寒風山登山口に林道を走る。
対向車かなりあるが問題なく走り、45分で寒風山登山口到着。
194号線に出て道の駅木の香に寄る、こちらは駐車場いっぱいの混雑だった。
ソフトクリームが美味しい。天気に恵まれ瓶ケ森頂上からの景色に満足したハイキングだった。




8)横峰寺 (四国八十八か所 第60番霊場)

訪問日 2008年5月12日

アプローチ
  9:30自宅(西条壬生川)〜9:45大頭〜ー(6,6km)−9:56湯浪(登山口)

歩行
  10:05登山口〜10:25続けて橋三つ渡る〜10:30沢と別れ急坂へ   〜10:45横峰寺へ0,9km標識
〜10:55/11:00お堂〜11:05横峰寺へ0,4km標識〜11:15横峰寺山門、本堂お参り11:40〜11:50/11:55奥の院
〜12:05/12:30(大師堂近くで)昼食〜13:25登山口着。

「横峰さんのシャクナゲがきれいですよ。」と隣人に言われ急に出かけた。
自宅から11号線大頭交差点まで約15分(大頭の交差点 松山方面からだと右折し湯浪へ)そこから湯浪の登山口まで6,6km約10分。
登山口には駐車場、休憩所とトイレがある。ここのお水は有名でここに水を汲みに来る人は多い。
平日なのにシャクナゲの見頃のためか駐車場満杯駐車場の上の広い道に駐車する。(小生10台目)
標識のところから階段を歩いてスタート。遍路道は広く歩行に問題ない。
沢沿いにゆるやかな上りの道を歩く。たくさんのいろいろな種類の"遍路道"の標識が迎えてくれる。
沢にかかった橋を何回か渡り25分ほど歩くと沢から離れ、杉林の中のきつい上りになる。
15分ほどで横峰寺まで0,9kmの標識がある。この標識から10分ほど歩くと左側に小さなお堂がある。
お堂から緩やかな道を少し歩きまた坂道を上る。5分ちょっとで0,4kmの標識がある。
ここから8分ほど歩くと左側に大きな杉の木がある。ここから2〜3分で山門に到着。山門から本堂までは近い。
山門をまっすぐ進み右の石段を上る、ほぼ正面が鐘堂、右が本堂、左の方に大師堂がある。
シャクナゲもこの石段の正面いっぱいに広がって咲いている。
石段上ったところに(お寺の)女性がいて本日花祭です。甘茶をどうぞ。と案内してくれている。
この女性に聞くとシャクナゲも今日あたりが見頃とのこと。本堂へお参りして後、小さなお釈迦様のお像に甘茶をおかけした後で甘茶をいただく。
本堂の辺りは白装束の参拝者と、シャクナゲ主目的の俄か参拝者で混雑している。
毎年花の時期に来るというご婦人によると今年は花が多いとのこと。
山門のところから右に10分ほど歩くと奥の院がある。奥の院のところは星ケ森と言われ、かって石鎚山の方からの峠であった。
(星ケ森峠言ったという碑もある。)ここからは晴れていれば石鎚山も見られるとのことだがきょうは石鎚山は雲の中。
ここからの石鎚山撮影も目的の一つだったのに残念。山門の方に引き返し
山門の近くの休憩所で昼食にしようとするが、団体の参拝客でいっぱいなので大師堂の隣のお堂のところで昼食。
こちら側からの方がシャクナゲ全体が見渡せる。
(車で上まで来る人は山門の方からでなくこちら側から本堂に行くことになる。)
12:30出発 下りは55分で登山口にもどる。
ここから登る。このすぐ近くのお水はたくさんの人が汲みに来る名水。 遍路道−1−
遍路道−2−(坂道) 雪のためか?大きな杉が裂けていた。

シャクナゲ(右の方に本堂がある。) 満開の一輪

遍路道の表示のいろいろ。裏に住所と名前そして参拝した年月日を記入してあるものもある。



  9) 寒風山(1)


登山日 2008年07月26日

         アプローチ                    
7:20自宅(西条市壬生川)〜7:45加茂川橋(194号線へ)〜8:10寒風山トンネ〜8:30登山口(旧寒風山トン
ネル)

        歩行                       
8:40登山口〜9:05/9:10左に砂防の見える所〜9:30/9:40桑瀬峠〜9:40大きい岩の手前
(2月17日引き返した地点)〜10:15梯子で降りる所〜10:40/11:10頂上(昼食)〜12:00/12:10桑瀬峠〜12:45登山口



今年2月17日 冬の寒風山に挑戦したが積雪多くて頂上を踏むことはできなかった。
途中撤退した場所は夏はどんな状態なのか見てみたくて夏の寒風山に一人で出かけた。
8:30 登山口(桑瀬峠から右へ行くと寒風山ー更に進むと笹ヶ峰、左へ行くと伊予富士共通の登山口)の駐車場に着くとすでに十数台の車が駐車していてかなりの人が登っているようだ。


登山口の標識
7月26日の登山口 2月17日の登山口

天気は上々で日光が強く日向は暑いので休憩用の東屋の中で靴をはく。
8:40 最初から上りのきつい道にはいる。風はなく木立の中の道だが、10分たらずの歩行で汗が出てくる。
9:05左前方に砂防の堰の見えるところで一息いれる。ここまでの時間は25分でいつもと殆ど同じだが、汗だらだらではぁ〜はぁ〜と肩で息をする状態。とにかく暑い。大汗をかきながら歩き、途中で一人の登山者に追い抜かれ9:30桑瀬峠に到着。標識に取り付けてある温度計は26℃、ここは少し風があり先着のご夫婦らしき二人が休憩中。2月17日ここの気温はマイナス7℃、風もあって寒くて立ち止まっただけで通過したのとはえらい違いである。
10分休憩し水分を十分補給して出発。風は峠だけで歩き出すと風はなくとにかく暑い。尾根道の笹が刈ってあって歩きやすいのが救いである。やがて急坂で梯子ものぼる近道と林の中を行く道との分岐がある。冬は雪の少ない尾根に近い近道(の近く)を歩いたのでそちらを歩く。やがて林の中の道と合流するが撤退した場所はまだ先のようだ。10:05冬撤退したと思われるところの近くに着く。が、冬あれほど近くに見えた岩が3mほどの高さの木の向こうにちらちら見えるだけで場所を特定できない。冬来たとき引率の人が「夏の登山道はもう少し下なのです。」
と言っていたので冬はもっと岩に近いところまで行ったのだろうと推測される。それにしてもこれらの木々が殆ど完全に雪に埋もれていたことになるがすごい積雪だ

  
あの黒い岩の右下の近くだと思うのだけれど
よくわからない。
岩の近くの登山道。木に邪魔されて岩が見えない。これらの木がすべて雪の下とは考えにくいのだが、−−−−。
でも腰まで雪に入った人を引っ張り上げた後の穴を覗いたら暗くて底の見えない深い穴で途中には小枝が見えていたのでやはりこれらの木は埋まっていたのだろう。
2月17日はここの下で引き返した。写真ではわからないが急傾斜でここの近くで見た人の沈んだ雪穴の底が見えなかった。
ここかここかとキョロキョロしながら10分ほど歩くと冬には絶対に通過していない(岩を下る)梯子のところに来る。ここのすぐ近くには北側(愛媛県側)の谷から涼しい風が吹き上がるところがある。ここで休もうと歩いてきたのだが今日は全然吹いていない。過去何回か来たが必ず吹いていた風が吹いていないとは珍しいことだ。一応ザックを下ろし休憩5分ほどするが期待した風は吹かない。しばらく歩くと頂上まで続く笹原にでて直射日光にあたる。
暑いなか笹原を息をきらせながらのろのろと進む。10:40頂上着。先客2名食事中。頂上の標識にテープで温度計が取り付けてあるが直射日光が当たってなんと34℃ーー2009年4月に見た時も34℃壊れているようだーーである。風が少しあり風のない木立の中よりは涼しく汗をかくようなことはない。座って弁当を食べる。(いつものコンビニの冷やし中華ーー少し断熱のきいたバッグに保冷剤をいれているので冷えていておいしい)  
寒風山頂上。赤いテープが巻いてあるところに温度計がある。
標識の上遠くに黒く見えるのは「二つ岳」
 11:10下山開始。下りる時も冬撤退した場所確かめようとしたが、やはりはっきりしなかった。
冬、雪で小さい木が埋まって見えなくなると傾斜も随分きつく怖いと感じたが夏に木立の中の道を歩くと傾斜はきつくても恐怖感はない。
2月17日下山途中からの桑瀬峠 7月26日下山途中からの桑瀬峠
12:00桑瀬峠着。一休みしていると名前を呼ばれる。見ると同じ山の会のNさん。 一人で伊予富士に上っていたとのこと。それにしてもこんな広い所で偶然出会うとは奇遇である。桑瀬峠から一緒に下山する。
12:45登山口に帰着。登山口の東屋で裸になって着替えすっきりいい感じ。
着ていたシャツは汗で大変重くなっていた。 それにしても暑い暑い登山でした。  

 9’)寒風山(2)
 登山日   2009年04月19日

 アプローチ: 7:17 加茂川橋より194号線へ〜7:40 寒風山トンネル出口〜7:57 登山口(旧寒風山トンネル出口)

 

歩行: 8:10登山口発〜8:35左に砂防の見える所〜9:00/9:05桑瀬峠〜9:40下りの梯子のある所〜10:05/10:25頂上
      〜10:45下りの梯子のある所〜11:15桑瀬峠〜11:50登山口

 しばらく歩いていないし、天気もよいので一人でふらりと寒風山にでかけた。
 いい天気なので8時ちょっと前に駐車場に着いた時には既に10台ほど駐車している。
 駐車場のところに山サクラとツツジが咲いている。
駐車場のところの山桜とつつじ。


 準備をしてトイレをすませる。トイレは改装されきれいになっている。
 登山口の標識を過ぎてすぐの崩れかけで滑り易かった道もきれいに整備されて一か所短いアルミを使い道幅を
 確保してある。ここを歩くのは去年の7月以来だがその間にトイレや道がちゃんと整備されている。
 よく晴れて暖かく急坂を15分も歩くと汗がでる。25分で左に砂防の見えるところに到着し小休止。久し振りの歩きのためか
 ずいぶん暑く、汗もたくさんでる。ここの少し先で二人連れの人に追い抜かれる。桑瀬峠の少し前の登山道から寒風山の
 頂上がはっきり見える。
桑瀬峠の少し前からの寒風山  高知県側(道の駅木の香近く)からの寒風山。

出発から50分で桑瀬峠に着く。去年7月のあの猛暑の時とまったく同じペースだ。桑瀬峠の風は
 爽やかで元気回復する。稜線の歩きやすい道を快適に歩く。途中また一人に追い抜かれる。ここまで来るとどうしても
 2008年の2月に引き返した場所が気にかかる。やがてあの岩が見えてくる。立ち止まって木々の間から岩の方を眺めて
 いると最初に追い抜いた二人連れの人が岩の近くを上っているのが見える。とにかく人の見える間に写真を写す。
 登山道は岩から少し離れている。あの時連れていってくれた人が「夏道はもう少し下なのですよ。」と言っていた通りだ。
 引き返したところはあそこだと確信する。
岩の右の登山道。白いところの右側、笹の所の白いのが人。

なんか気がかりなものが無くなってほっとした感じ。9:40あの岩の先を回り込んだ
 ところの下りの梯子の所を通過。その少し先の涼しいところで少し休む。日当たりのよい笹原の中を歩くがここまで来ると
 風もありあまり暑さは感じない。でもこの間にまた一人追い抜かれる。10:05頂上到着。去年の7月の猛暑の中
 汗だくで上った時より5分早いだけ。シーズンはじめということもあるが年々歳とっているということだろうと思うと侘しい。
 去年の夏に見た温度計を見るとやはり34℃!この温度計おかしい。去年のページの34℃に?マークをつけておく。
 最初に追い抜かれた二人連れは笹ヶ峰に出発するところ。後で追い抜いた人たちも頂上で一休みしたら笹ヶ峰へと
 出発して行く。小生一人残りカロリーメイトで栄養補給。
寒風山頂上。後ろは西黒森、瓶が森。

昼食は下りてからソバ屋に行くつもり。頂上からは近くの山は
 はっきり見えるが徳島の方は霞んでいて見えない。頂上で20分休憩し下山する。休憩中に二組(6人)登ってくる。
 下りる時にも数組に会う。今日は少なくとも20人以上の人に会ったと思う。登山道も整備され登る人が増えているように
 思う。あの岩の下のところには梯子のある近道と(上りの時に)右側の林の中を進む道とあったが、近道の方の梯子を増やし新しいもの
 に取り換えてありロープも何か所か設置してあるので近道を歩く人の方が多くなったようだ。右の道は笹の中に
 埋もれつつある感じだ。寒風山を愛する方がいて冬を含めいつも登山ルートを整備されていると聞くが本当によく
 整備されていて頭が下がる。ありがとうございます。以前からの登山回数は伊予富士の方が多いがこれからは
 寒風山にもっと登りたいと思う。11:50登山口に到着。12:00登山口出発。12:30中野川沿いの”手打そば時屋”
 に到着。駐車場満車。少し奥の道路の広くなっているところに駐車。50分ほど待って久し振りでここのおそばを食べました。
 やはり美味しかったです。実は今回の登山はここの蕎麦を食べることも目的だったのです。



10)寒峰(徳島)

登山日   2008年9月13日



アプローチ:7:05(西条市東予総合支所)〜7:10東予丹原IC入り〜8:13池田井川ICより32号線へ〜
8:45大歩危橋(国道からかずら橋方面へ)〜9:00/9:10道の駅にしいや〜9:40京上から(左折)八幡神社方面へ
〜9:50住吉神社(登山口)

歩行:10:05登山口スタート〜10:30林道と出会う〜11:05/11:15福寿草群生地(標識)〜11:45稜線〜
12:00三角点通過〜12:30鞍部(すすき)〜13:05/13:50寒峰頂上〜14:00落合峠への分岐(標識)〜
14:45杉林の中作業小屋跡〜15:15(左下に)民家(空家)〜15:35林道(延長工事中)〜15:55登山口


9月13日 福寿草で知られる秘境 祖谷の寒峰に出かけた。
われらの山の会の案内に福寿草の群生地の表示があるが、(今はありません。)と書いてある。
旧東予市役所出発、池田井川ICから国道32号線を走り大歩危橋からかずら橋方面へ。
道の駅にしいやでトイレ休憩した後、かずら橋へかずら橋の手前に右側へ行く広い大きい道ができている。
この道を走ると橋を渡り大きく左にカーブ、左側(道路と川の間)に広い駐車場と売店&レストラン?の建物がある。
かずら橋より奥ー剣山方面ーへ行くにはかずら橋に並行してかかっている橋を渡り以前の道に戻らねばならない。
結局大回りになる。かずら橋を見ないのなら旧道を進んだ方が早い。
かずら橋には大勢の人がいて車の走る橋に脚立を立てて記念撮影しているグループもある。
9:35旧東祖谷谷村の中心京上に着く、ここで道路脇に駐車中のご夫婦に登山口の住吉神社への入口を尋ねる。
住吉神社よりその手前にある八幡神社の方が知られているようだ。八幡神社への入口ということで教えてもらう。
入口に大きな標識は無いようでご主人の方が”そこまで行ってあげようか。”とおっしゃる。車は反対方向を向いて
いるのでそれは辞退して車をすすめる。それにしてもずいぶん親切な人だ。ありがとうございました。
教えられた通り右側の中学校へ入る道を過ぎてすぐに左側に入って行く道があり、入口に「八幡神社」と書いた
小さい標識がある。
曲がりくねった細い道を7分ほど走ると八幡神社のある集落にでる。お祭りが近いのか幟がたっている。
ここを通過し5分足らずで登山口の住吉神社に到着。神社への石段を通り過ぎた先に普通車4台ほど止めることの
できる駐車場がある。(最初の写真の先の方) 神社への石段のすぐ近くの道路も広く縦列駐車は可能である。

住吉神社の所の登山口 案内板もある。 住吉神社前の道路からの寒峰
(頂上は杉のうしろ)

石段をのぼり、鳥居の先から左の道に入る。小さな竹林を過ぎ杉の林の中を進む。10:30林道に出る。林道を横切り削られた急傾斜に
つけられた道を上り再び杉の林の中を歩くこと35分で福寿草群生地の標識の所に着く。
ここはかってミツマタ畑だったと説明されている。(尾野 益大著「四国の山を歩く」ナカニシヤ出版)

林道に出会う 福寿草の群生地

ここから10分ほど歩くと人工林の中の急登が始まる。とにかく真っすぐな道が上へ延びている。
20分ほど頑張ると稜線に着き傾斜はなだらかになる。人工林を抜けて少し歩くと三角点のある所に到着する。
ここが1424mの三角点と思うが標高は確認できなかった。三角点の所から20分ほど進むと下りにかかる。
これが西寒峰の巻道なのだろう。(西寒峰の頂上は見ることできなかった。)
少し登りかえすとススキの多い鞍部に出る。ススキのむこうに→付きの寒峰の標識が見える。

鞍部のススキの原(中央小さく白く見えるのが標識) 見返り草の群落


ススキは150cm以上の高さで踏み跡を探しながら歩くと前方は見えない。標識のある方向に見当をつけて
とにかくすすむ。このススキの先、ブナの林の中に何ケ所かみかえりそうの群落がある。
ススキのところから20分ほど歩くとまた急登となる10分ほど息を切らせて登ると緩やかになり5分もすると
寒峰頂上に到着する。頂上からは360度の眺望が楽しめた。近くに前烏帽子その向こうに烏帽子山、その右
遠く矢筈山が見える。遠くに平に見えその両端に尖ったピークが見えるのは三嶺と天狗塚であろう。

寒峰頂上 後方烏帽子山〜前烏帽子 遠く三嶺(左)から天狗塚の山並


頂上にはリンドウ、梅鉢草も咲いている。

トリカブト 山芍薬の実
ふしくろせんのう(節黒仙翁) 梅鉢草


帰りは上りとは別の道を選んだ。落合峠の方へ10分ほどすすむとピークの右下に落合峠方面との分岐の標識が
ある。ここを右側に下りて行く。急坂を下り稜線を歩く、標識のところから40分ほど下り稜線から左側の大きな杉や
檜の林にはいる少し下りると倒れた作業小屋のところを通る。この小屋跡から10分ほどで稜線にもどり右側の
谷の斜面を下る。道は斜面がところどころ崩れて狭いところがある。稜線から20分ほど歩くと左側に空家と思われる
民家が見える。前記の本の著者が歩かれた時にはここに住んでいた人があったはずだが今は家の周りにススキが
しげり人の住んでいる気配はない。ここから20分歩き工事中の林道にでる。林道を20分歩き登山口にもどる。
林道は途中で分岐していた。登る時に横切った林道はこの分岐の上の方なのだらう。下山の時にはその場所は
通らなかった。



11)伯耆大山

登山日:2008年10月04日

アプローチ: 7:05東予総合支所発〜東予丹原インター〜瀬戸大橋〜10:15米子道 溝口インター出〜
        10:35大山駐車場着。


歩行:  10:50駐車場発〜11:00夏山道登山口〜11:10(頂上まで)2,5km標識〜11:15 1合目〜11:28
     2合目〜11:40/50 3合目〜12:00/12:15 昼食〜12:20 4合目〜12:30 5合目(すぐ元谷分岐)
     12:45/55 6合目(避難小屋の所)〜13:35 8合目〜13:45 9合目〜13:55 頂上着。
     14:35 頂上出発〜15:15/20 6合目〜15:30 5合目〜16:20 登山口〜16:30 駐車場着。


10月4日 われらの「山学会」の今年の初遠征で伯耆大山に出かけた。登山も楽しみだが、登山後皆生温泉に
宿泊し温泉につかり「カニ会席」にありつけるというのが更に楽しみな企画である。

出発の東予総合支所駐車場に集合時間の15分前に行くともう半分以上の人が集まっている。
みなさん楽しみで眠れなかったのか?いや年齢的には朝早く目が覚めるという人が多いのでそちらかも。(失礼!)
11名が2台の車に分乗し、7:05 駐車場出発。9:00 高梁SA着休憩ここの名物なのか草餅の差し入れがある。
10:15 溝口ICを出る。目的の大山は晴れて頂上まで見えている。桝水原で昼食に「大山おこわ」を買う人もあり
少し停車(このおこわ、美味しいと好評であった)、大山寺橋のところの駐車場を覗くがすでに満車。10:35橋を
駐車場からの大山
左のピーク:剣が峰
右の方のピーク:弥山

渡って少し下り左に入ったところ(大山情報館近く)の駐車場に到着。ここの駐車場はまだ十分空きがあった。
10:50駐車場出発、大山寺橋の駐車場のところのトイレで用をすませ、11:00夏山登山口の階段をのぼる。
最初はコンクリートのなだらな道であるが15分ほど歩いた1合目の標識あたりから坂がはじまる。ブナの林の中は
日はささないが風もなくもう汗がでてくる。3合目で10分休憩、立ち止まっていれば風は涼しく心地よい。
それでも朝食が早かったためかスタミナ切れの感じでスピードあがらないので丁度12:00 4合目の手前で昼食。
早い人はもう下山してくる。登山道の片隅での食事なので食べ終わるとすぐ出発
ひたすら段差の大きい横木の階段を上る。12:35元谷分岐の標識通過、ブナ林の中でここからは元谷は見えない。
段差の大きい階段(4合目の近く) 6合目からの元谷と三鈷峰

12:45 6合目(避難小屋)のところに到着。この避難小屋のところはちょっとした広場になっておりベンチもある。
元谷の広い河原(ガレ場)やコンクリートの大堰堤、三鈷峰がよく見える。ここから8合目まで傾斜はさらにきつい。
(休憩時間を除外し<われらの>ペースを計算してみると1〜6合目 約14分/1合。6〜8合目 約19分/1合)
7〜8合目の間からの(左)剣が峰、(右)弥山 8〜9合目の間の木道(頂上の方から振り返る)
すぐ近くまで崩落がすすんでいる。

8合目の少し前では左側に三鈷峰〜剣が峰〜弥山までの稜線が全部見える。8合目では右側の視界も開けてくる
後方には大山寺の町その先のスキー場もよく見える。右側日本海の方は霞んでいて海は雲と区別がつかない。
よく晴れていれば見えるはずの米子市街、それに続く弓ヶ浜、その向こうの島根半島そのやや右側にあるはずの
隠岐諸島もすべて見えなくて残念。写真は左側に見える景色だけ。8合目を過ぎダイセンキャラボクの中を少し進むと
木道になる。ここからは平坦でルンルンである。道のまわりは国の特別天然記念物のダイセンキャラボクばかり、
9合目近くのダイセンキャラボクの林

9合目の近くからは右にダイセンキャラボクの純林が広がっている。道の近くのダイセンキャラボクを見ると小さな
真っ赤な実がついている。実を見るのは初めてである。<デジカメを忘れてきたことが悔やまれる。(ここに掲載の
写真は携帯電話で撮影したもの。しかもカメラ付きの携帯にしてから1週間も経っていない。接写などできるわけ
ないのです。)>13:55頂上到着。若い元気な人は40分近く前に到着したとのこと。頂上からは剣が峰の向こうに
烏ケ山、鏡ケ成、その更に向こうに蒜山が見える。しかし振り返ってみる日本海の方は霞んでいて米子市街も殆ど
見えない。頂上のところにはロープが張ってあり立ち入り禁止の大きな標識があるがすぐ近くの三角点までは
弥山頂上 頂上からの剣が峰 すぐ近くのピークが
三角点のあるピーク

何人かの人が行っている。更にその向こうの剣が峰の近くの稜線にも三人の人がこちらに向かっているのが見える。
これだけ表示があってもまだ剣が峰まで行っている人があるようだ。幸い本日は風がないからまだよいが風でも
吹いたら危険度はさらに増すのに危ないことだ。平成12年5月 弥山から剣が峰を往復した人があんな危険な
ことはするもんじゃないと文字の色を変えて自らのホームページに書いておられるが、その後に「鳥取西部地震」が
あり状態は更に悪くなっているというのにーーーである。12年5月に剣が峰を往復した人は行きは20分弱だったとの
こと、私が頂上にいたのは約40分。その間に三角点の先の稜線から帰ってくる人はいなかった。やはりかなり難しい
歩行を強いられているのだろう。
14:35頂上を出発下山にかかる。下りでも8合目から6合目の急坂では汗がでる。6合目で一息いれる。
ここからブナ林の中を1時間くだり16:20登山口にもどる。
<元気組は元谷分岐より行者コースへ下りる。こちらは神社とお寺両方にお参りしたこともあり夏山ルートより
10分以上時間がかかった。>
次の日から脚が痛くなったがこれは上りよりも下りる時のの大きな段差での衝撃によるものと思われる。

17:50 皆生温泉 ホテル清風荘到着。入浴後、19:00よりカニ会席による夕食。松葉蟹はまだ解禁前なので
冷凍だが、仲居さんの説明だと船上冷凍で保管したものとのこと。確かにスーパーで買う冷凍ズワイかにより
美味しい。カニの献立はカニ刺し、ゆでカニ(1匹つけ)、焼きガニ、カニすき。一人にカニ2匹半使ったとのこと。
これで飲んだビールは最高でした。

計画、予約他いろいろの手配、会計マデすべてを実行して下さったリーダー。車提供と運転のTさん&Kさん
ありがとうございました。




   12)石鎚山(土小屋より)

        登山日   2008年10月20日

 アプローチ  7:00 国道11号線加茂川橋より194号線へ〜7:20寒風山トンネル出口から林道へ〜7:35
        寒風山登山口(旧寒風山トンネル)〜<写真撮影しながら>〜8:30瓶ケ森駐車場〜8:50土小屋
        
 歩行     9:10 登山口(頂上へ4,6km標識)〜9:17 国民宿舎への分岐〜9:27 3,6km標識〜9:35
        3,0km標識〜9:40/45 2,8km 標識(ベンチあり)〜9:50 2,6km標識〜9:55 休憩広場
        (ベンチ多い)〜10:07 2,0km標識〜10:15/20 土小屋へ3000m標識(岩稜ルートへの分岐)
       10:35 1,0km標識〜10:50/55 二の鎖小屋〜11:05 二の鎖上〜 11:20 頂上(弥山)

       12:10 頂上発〜12:30 二の鎖小屋〜12:45 1,0km標識〜12:57 岩稜ルート分岐〜
       13:25 2,8km標識〜13:50 登山口 

  

 10月18〜19日 関西に住む高校の同期生の有志が道後温泉に浸かってついでに観光もしようという会があり、
 愛媛在住の小生に計画作成し同行のの依頼があった。18日 松山城、坂の上ミュージアム、子規記念博物館、観光道後温泉泊。
 19日有志は6:00〜道後温泉本館で入浴、その後大洲、内子の古い町並みを訪ねた。
 もともとこの有志たちは関西で年に何回かハイキングを楽しむ会なのでせっかく四国まできたのだから、
 西日本最高峰の石鎚山にも登ろうということで時間の都合のつく二人が残り、20日に登山した。
 その日のうちに大阪、鳥取に帰るということで登山ルートは最も楽な土小屋ルートとした。
 またこのルートだと瓶ケ森林道を走るので石鎚山頂では終わった紅葉を見ることもできるのもこのルートを選んだ
 もうひとつの理由である。
 6:30 壬生川のホテル出発、近くのコンビニで朝食と昼食を調達。二人は車内で朝食を済ます。
 よく晴れていて笹ヶ峰〜瓶が森〜石鎚山〜堂が森の峰々がすべてはっきりと見える。ラッキー!
 7:35 寒風山登山口でトイレ休憩。月曜日だが紅葉シーズンなので4台ほど駐車ある。瓶ケ森林道少し走ると
 桑瀬峠から伊予富士への道の下の方はかなり紅葉している。林道左側(=高知県側)には小さい雲海も見える。
 

林道から見えた小さい雲海 子持ち権現(左側の岩峰)の向こうに見える石鎚山

途中 紅葉や山並のきれいなところで停車し写真写しながらゆっくりドライブを楽しむ。伊予富士、西黒森、瓶が森、
 左側に手箱山、筒上山、岩黒山、等次々と見えてくる。8:30瓶ケ森駐車場のところ通過、駐車場にはかなりの
 数の車が見える。駐車場過ぎたすぐ先の展望台(広場)に駐車し石鎚山をバックに記念撮影、続いて向きを変え瓶ケ森
 (男山)をバックにしたものも撮影。

瓶ケ森駐車場近くからの石鎚山。 瓶ケ森駐車場近くからの瓶が森(男山)

8:50土小屋駐車場到着。登山口に近い(トイレのある)広場の駐車場はすでに満車、面河から登って来た方の
広い駐車場に止める。こちらも半分以上うまっている。シーズンで天気もよいので登山者多い。
駐車場からも石鎚の岩峰がはっきり見える。駐車場近くも紅葉している。

土小屋駐車場からの石鎚山(登山前) 土小屋駐車場からの石鎚山(下山後)


 9:05 駐車場出発。途中トイレを済ませ、9:10頂上まで4,6kmの標識のあるところからから登山道に入る。
 最初は二人並んで歩ける程広いゆる〜い上りの歩きやすい道である。17分ほどで3,6kmの標識通過。
 身体あたたまってくる。9:40 大きなモミの木がありベンチもある 2,8km標識のところで休憩。
 ここからは岩峰〜天狗岳〜弥山がよく見える、写真撮影。実は2年前に横浜の友人と登山した時に朝登る時には
 早朝で曇っていて無彩色の世界だったので「晴れたらもっときれいよ。帰りに写したら」と言って通過したが、
 帰りには岩峰は雲の中でまったく見えなくて申し訳ない思いをしたので本日は見える時に撮影しておいてもらう。
 9:55 休憩スポットのベンチが四角形に並べられた広場に着く、ここは左側に松、右側に紅葉、中央に石鎚山という
 絶好の撮影ポイントである。ここから振り返ってみる斜面の紅葉も見頃で美しい。ここでも写真撮影。

2,8km標識のところからの石鎚山 休憩スポットの広場の近くからの石鎚山
休憩スポット広場の少し下からの風景 休憩スポットから少し上ったところからの石鎚山
右側が弥山、中央が天狗岳。


 10:15 土小屋へ3000m(頂上までの距離は文字が見えなくなっている)標識のところ。ベンチもある。
 ここは岩稜ルートへの分岐であり左側に岩稜への道がある。10:35北壁下の短いガレ場通過、ここから急な上り
 となる。すぐに頂上まで1,0kmの標識を通過。急坂を15分ほど上ると前に鳥居が見てくる。鳥居のところで成就
 からのコースと合流する。ここからも急坂が続くので鳥居の上の二の鎖小屋で一息いれ、10:55ここを出発。
 二の鎖はパスして鎖の右側の登山道を登る。11:05二の鎖の上に到着。何回来てもここの坂は息がきれる。
 三の鎖へは折角来たのだからと鳥取からの一人が挑戦、鎖上りは足より手が疲れるよと説明してきたが三人の中
 では彼が一番スリムで鎖むきである。二人は登山道を上る。上り、下りを真ん中の手摺りで分けた鉄製の階段が
 設置されて随分楽になった。11:20頂上到着。鎖で上って来る方に行って見るがまだ到着していない。
 若いお嬢さんの集団が到着中でその後でわれらの仲間も到着。どうやらわれらの歳では時間的には鎖も登山道も
 あまり変わらないようである。頂上の広場は多くの人が食事中。頂上小屋の入口には「本日予約で満室」の張り紙も見える。
 太陽が雲に入るとシャツとベストでは寒い。天狗岳は見えているが日がさしていないので灰色である。

二の鎖上からの天狗岳北壁 弥山からの天狗岳


 頂上から天狗岳へ行くところの木はすでに落葉しているが天狗岳北壁には少し紅葉が残っている。
 「俺は気が進まないんだが天狗へ行く?」と聞くと(天狗岳の祠のある直前で岩の上を通過する時北壁がチラチラ目に
 入るのが怖いのです。)彼らも「まぁいいや」と行かない方に付き合ってくれて天狗への往復は止める。
 天狗岳の頂上に2〜3人の人が見えるが こちらの人数からするとごく少数である。行かない人の方が圧倒的に多い
 ようだ。天狗岳をバックに記念撮影し頂上で食事、 カップヌードルの熱いのが美味しい。食事中に天狗岳は霧で見え
 なくなったり、ぼんやり現れたりという状態になる。
 12:10 頂上出発下山。下山途中もまだまだ登山してくる人にたくさん出会う。13:50登山口にもどる。駐車場から
 は雲の下に岩峰見えている。われわれが頂上にいた時が一番ガスがかかっていたようだ。
 温泉があるとベストなんだがとの要望で林道下りたところから194号線を高知方面に3分ほど進んだところにある
 「木の香温泉」へ寄る。15:35温泉到着。入浴後伊予西条駅へおくる。頂上で少しガスが出たが、林道ドライブ中&
 登山中まずまずの天候にめぐまれ、温泉もついた楽しい登山でした。




   13)沓掛山 (1691m)
        登山日:2008年11月22日

   アプローチ: 7:05 東予総合支所(旧東予市役所)〜7:25 加茂川橋より194号線へ〜7:40/7:45
          下津池 〜8:10 笹ヶ峰登山口

   歩行:8:20 登山口〜8:50 本谷との別れ(左へ)〜9:10/9:20 宿〜9:45 西山越え〜10:45/11:40
       沓掛山頂上〜12:10西山越え〜12:35宿〜13:10登山口

  

 3年前の同じ頃に登り、すばらしい霧氷を見たという沓掛山に霧氷(樹氷)を見るべく出かけた。
 3年前同じ会の人たちが出かけた時に所用で参加できなくて話だけを聞かされ残念な思いをしていたので
 今年は霧氷の見える頃にぜひ計画して欲しいと希望し実現した登山なのです。
 沓掛山は笹ヶ峰の北側に位置し、登山道は70%近く笹ヶ峰と同じである。
 下津池のきれいな公衆トイレで用をたし、狭い橋を渡って吉居方面に向かう、一度カーブを曲がり林の中を
 走り見晴らしのきく広いカーブに出ると下津池の棚田がきれいに見える。(帰りにここを通った時には車が1台
 停車し二人降りていた。紅葉見物のついでに棚田も見て帰ろうという人だろう)舗装されているが落ち葉の多い
 狭い道を走り、以前は集落があったところを通過しスギやヒノキの人工林の中を走ると舗装はきれ砂利道となる。
 砂利道はかなり荒れていて車は大揺れである。下津池から25分ほどで登山口に到着。登山口の駐車場には
 1台の車が駐車している。我らは2番目のようだ。登山口の所の橋の上には氷の張っているところもあるが
 積雪はない。8:20出発、最初は人工林の中の坂を歩く。かなりの急坂なので10分も歩くと身体温まってくる。
 出発から30分で本谷と別れ左の小さな沢沿いに急坂を上る。本谷と別れてから20分ほどで宿という広場に着く。
 ここは昔別子銅山で使用した木炭の集積所であったとのこと。その後営林所の作業小屋もあったとも聞く。
 広場の中に小さな百葉箱の残骸がそれと分かる形でまだ残っている。ここで道は笹ヶ峰と西山越とに別れる。
 右に行く丸山荘からと笹ヶ峰、左(というより直進に近い)に行くと西山越である。
 
宿の標識 このあたり雪はうっすら。 西山越えから沓掛山への道。足跡のない雪を踏み
ながらすすむ。

ずうっと前は笹ヶ峰に行くには右の道を上っていたが、今は左の道を上り、西山越(=稜線)で右に行けば丸山荘
 にでる。今は笹ヶ峰に行く人もこちらの道を通る人が多いようだ。我らも2年前に笹ヶ峰に上った時はこの西山越の
 ルートで上った。宿には少しだが雪が残っている。ここで休憩、エネルギーを補給する。宿からヒノキの中の
 ジグザグ道を進むと30分ほどで西山越に着く。道は5pちかい積雪で真白だが、期待していた霧氷は今日はない。
 ここで左へ進む、だれも歩いていない雪の道にわれらのの足跡だけが残って行く。雪の多い時は大変だが
 数センチのきれいな雪に足跡を残して行くのはいい気持ちだろうーーというのは私は7人中の5番目でその実感は
 ない。20分ほどで林を抜け笹原の道になる。快晴で暖かい陽の光いっぱいで暖かく雪も殆どない。すぐに急坂の
 上りになる、少し歩くと其処らじゅうの山々が見える。空気が澄んでいるのではっきりと見える。振り返って見る
 すぐ近くの笹ヶ峰やちち山の日蔭の木には真白な樹氷が見える。そのむこうには赤石の峰々、その遥か遠くには
 徳島の剣山と思われる山も見える。剣山〜次郎笈〜三嶺〜天狗塚の山並だろうとのリーダーの判断。確かに左の
 ピークは三嶺、左端のピークが天狗塚だと思う。
 この徳島のの山の景色を写真で紹介したいのだが私のコンパクトデジカメではズーム最大にしてもお見せできる
 ほどの写真は写せない。残念!笹ヶ峰の右には寒風山〜伊予富士〜東黒森〜ジネンゴの頭と続き更にその右
 少し離れて西黒森〜瓶が森〜石鎚山〜二の森まで見える。西黒森の左遠くには筒上山、手箱山も見える。
 急坂は雪解けで地面が柔らかく滑りやすい、その上度々立ち止まり写真写すので進行は遅い。西山越から1時間
 かかって10:45頂上到着。木の間から瀬戸内海の方も見える。鳥取の大山も見えないかと海の向こうをみんなで
 見るが海の方向の遠くには黒い雲が水平に見えるだけで大山までは見えない。日差しは十分だが弱い風だが
 
沓掛山頂上(1691m)

1700m近い頂上はやはり寒い。途中で脱いだジャンパーを着てカップヌードルとおにぎりの昼食。おにぎりを
 入れた保温バッグにはホッカイロをいれている。こうすると文字通りの冷や飯でなくなって美味しいおにぎりを
 食べることができる。頂上からの山の景色を堪能し11:40下山開始。途中の急坂で滑って尻もちをつく人も
 あるが上りの半分の時間で西山越に到着。途中香川からの4人グループとすれ違う。本日2組目の沓掛山登山。
 13:10登山口にもどる。駐車場には我々の車以外に(最初の一台はすでに帰っていた)5台駐車(さらに少し下の
 駐車場にも2台駐車)。三連休の初日、しかも好天、笹ヶ峰にはかなりの人が上っているようだ。
 さらに帰りには乗客4人のタクシーとすれ違う。この時間からのスタートだと丸山荘に宿泊し寒風山方面へ縦走する
 グループだろうかと推測する。楽しみにしていた樹氷をまじかに見ることはできなかったが好天に恵まれ景色を堪能
 した山行であった。

左のピーク 西赤石(1626m)、右端のピーク 東赤石(1706m)
左 ちち山(1855m) 右 笹ヶ峰(1859m)
  左 寒風山(1763m)  中央 伊予富士(1755m) その右のピーク東黒森(1735m)       
中央(遠く)筒上山(1859m)その左の端 手箱山(1806m) 右のピーク 西黒森(1861m)
左のピーク 西黒森 中央 瓶が森(1896m) 左 石鎚山(1982m)〜西ノ冠岳(1894m)



   14)笹ヶ峰(1859m)−−−(頂上までは行かず)−−
       登山日:2009年01月18日
     
     アプローチ:6:00今治(アウトドアショップELK店)出発〜6:25壬生川〜6:50加茂川橋から194号線へ〜
            7:05下津池〜7:20吉居通過〜7:40登山口
 
     歩行 :8:05登山口発〜8:55沢(本谷)との別れ〜9:25/9:40宿〜10:35/10:50丸山荘〜11:30樹林帯
          終わり(引き返す)〜12:00/12:50丸山荘(昼食)〜13:15/13:45宿〜14:15沢との別れ
          〜14:55登山口帰着。

   1月4日に買った10本爪アイゼンを使ってみたくて、今治のアウトドアショップELKのトレッキングに参加した。
   6:25壬生川横町のバス停近くでピックアップしてもらう。曇っていてあまり寒くない。7:05中津池から林道へ入る。
   薄暗いがあたりは見えるという状態。少し走った広いカーブのところから雪で白くなった下津池の棚田がきれいに見える。
   7:20吉居の集落のあったところ通過、このあたりから道路ほぼ全面積雪。道路には新しい轍があるとのことで
   われわれの他にも今日笹ヶ峰に登ろうとしている人がいるらしい。車に揺られながら雪の積もったガタガタ道を
   ゆっくり進む。雪が積もっていてもここのガタガタ道はやっぱりよく揺れる。7:40駐車場到着、香川ナンバーの車が
   1台駐車していて、男性一人が準備中。 このあたりの積雪15cm以上あり、いつも駐車する登山口を標識のある
   駐車場より少し下の駐車場に止める。ここから先には人の足跡はない。雪はふかふかなのでここではまだアイゼンは
   装着しない。上の方は積雪多いだろうと予想&装着しての歩行練習も兼ね各自スノーシューを背負う。スノーシュー
   持っていない人には店で準備してくれているので小生はストック2本つきでそれを借りる。(ストックは最初から使う)
  

駐車場 右へ進んで行く。 登山口(下山後撮影)

   8:05出発。香川ナンバーの人はまだ出発しないので(車中で食事中?)われわれがトップで足跡のついていない道を進む。
   トップではないので実感はないがーーー。標識のとこから坂道となるが雪は柔らかく、アイゼンなしで滑ることはない。
   父子で参加している小学校4年生(と後で聞いた)の女の子が前の方を歩いているが元 どんどん進んで行く。
   小生はついて行くのに精一杯という感じ。30分ほど歩いたところで駐車場であった男性が追いついてきたので
   先に行ってもらう。8:55本谷と別れ(=左折)て急坂にかかる。ここでは2本ストックが役たつ。実は小生いつも
   ストック1本なので歩行での2本ストックははじめて。この坂の途中で少し雨が降り出す。
   9:25 宿に着く。ここで休憩し雨具を着、皆はスノーシューを装着するが、小生は試したいので新しいアイゼンを装着。
   ここから丸山荘へのルートは右に行くルートとほぼ直進し西山越えに至りそこから右に行くルートの二つあるが、
   先に行った人は右のルートを行っている。西山越えルートの方が道はいいのにと思って聞くと西山越えルートの方が
   積雪が多いので右ルートを選ぶとのこと。アイゼンでスノーシューの跡を歩くと少し沈むが大雪ではないので問題ない。
   

宿 百葉箱の残骸 ん十年前から残っている。 丸山荘 玄関の横に温度計がある。

   10本爪は前に使っていた6本爪の簡易アイゼンより踵が安定し歩き易い。10:35丸山荘に到着、いつの間にか雨が雪に
   変わっている。軒下の温度計は−2℃、丸山荘はこの日は閉まっている。ここに荷物を置いて、ここでもう少し進んでみる組
   とこのあたりを スノーシュー散策する組に分かれる。元気のいいお嬢ちゃんは散策組で残る。
   小生はここでアイゼンからスノーシューに変え進んでみる方の組にはいる。
   10:50出発、スノーシューでの歩行は初体験。スノーシューそのものは軽いのだ前に進める時に抵抗があるので
   歩くのに使うエネルギーは大きい。急坂では足を”逆ハの字”に広げないと滑り易く、2本ストックは必需品である。
   小さい木の上に積もった雪を踏み抜いてドスンと股近くまで沈んでしまうということはないようだ。
   夏の登山道と思われるところをジグザグに上って行く。途中で、先に上っていた人が下りてくるくるのに会う。
   彼も頂上までは行かなかったとのこと。樹林帯の中だが風は冷たい。上って行くに従ってガスが濃くなり視界が悪くなり、
   雪も深くなる。11:30樹林帯の終わり近くまで進みわれわれも引き返す。途中尻制動で直滑降を楽しむ人もいるが
  

以前のスキーゲレンデ スノーシューつけての雪の深さ

   小生は新雪の中を真っ直ぐに下りてみる。この程度の雪ではスノーシューの沈みの程度が丁度よく快適に下ることができる。
   12:00丸山荘にもどり昼食。居残り組が丸山荘の庭に大人の背丈に近い大きな雪だるまを作って待っていてくれた。
   昼食はELKさんの豚汁サービスがありマイナス気温の中たいへん美味しい。御馳走さまでした。
   12:50スノーシューをアイゼンに変え(他の人はスノーシューのまま)出発。13:15宿着、ここでコーヒーサービスあり。
   雨はあがって青空も見える。 殆どの人はスノーシューはずす。小生はアイゼンつけたまま。13:45出発。
   このあたりからは雪が溶けている。急坂では滑る人もある。元気のいいお嬢ちゃんも時々コケルが軽やかなので
   怪我の心配はない。最近山で子供を見ることが以前より減ってさみしい思いをしているが今日は元気のいい子が
   一緒で元気をもらえる。これからも楽しい山行を続けて山好きになって欲しいと思う。メールやゲームで休日を過ごすことなく
   元気に動きまわって置くことはきっと本人の将来の財産になると思う。途中から笹ヶ峰の頂上近くまで見える。
   雪はどんどん溶けている。14:15本谷との出会い、14:55登山口にもどる。10本爪アイゼン、装着も簡単で
   歩行もし易いこと確認でき次につながる山行であった。



  15)石鎚山 (1892m)ーー(二の鎖下まで)ーー
          登山日  2009年02月08日

   アプローチ:7:05 11号線(氷見)から142号黒瀬峠方面へ〜7:12 黒瀬峠の所から12号線へ〜7:25河口
          〜7:35 ロープウエイ乗り場下(京屋旅館)駐車場

   歩行 :8:30 ロープウエイ山頂成就駅発〜8:50 成就〜9:15/9:25 八丁〜10:15/10:30 前社ケ森〜
       10:50 夜明峠〜11:20/12:05 二の鎖元小屋(昼食)〜12:20/12:30 夜明峠〜12:45/12:50
       前社ケ森〜13:20 八丁〜13:55 成就〜14:12 ロープウエイ山頂成就駅。

  2月8日冬の石鎚に出かけた。6:50過ぎ旧東予市役所出発。昨日の天気予報では四国全県晴れであったが、
  今は曇っている。11号線を高松方向に走り、氷見の交差点を右折し黒瀬峠方面へ、10分足らずで鳥居を越えた先
  で西条からの道路に出会う。この三叉路右折し12,3分で河口。そこから川沿いに10分ほどでロープウェイ下谷駅
  の所に着く。寒さは感じない。京谷旅館の有料駐車場に駐車。
  8:00発(始発)のロープウェイに乗る。スキー客(というよりスノボーの人が多い感じ)で満員。積み残しもでたはず。
  8分程で山頂成就駅に到着。ここでは風が冷たい。駅のすぐ近くの道路には殆ど雪はない。アイゼンをつけるかどうか
  判断するため駅の外に出て道路に残っている雪を踏んで見ると凍っていてツルツルなので駅の待合室でスパッツ
  とアイゼンをつける。出発して3分もすると道全面雪に覆われている。アイゼン装着して正解。
 
ロープウェイ山頂成就駅近くの道

 周りはガスにつつまれ空は全然見えない。そんな中、ヘリコプターの音が聞こえる。
  駅で登山準備していた人2〜3人はいたようだがわれわれ3人より先に出発。リフト乗り場への道から先の登山道は
  前後にはだれも見えずわれわれ3人だけで進む。二人並んで歩けるほど広く踏み固められた道を20分ほど歩き
  成就に到着。これだけの歩行で身体は十分暖まる。成就まで来ても樹氷は全然ついていない。晴れていれば
  見える石鎚の峰も全く見えない。成就で単独行の人を見かけるが足の速い人で鳥居を出てすぐに見えなくなる。
  いつも同じセリフなのだが”帰りにはここの上りがきついんだよな”と話しながら八丁へ下って行く。八丁のコル近くでは
  道に雪のないところもある。八丁で5人のグループに会う。ここで小休止、これからの上りにそなえる。
  
八丁 ここでは樹氷は着いていない

 ここまでずうっと曇っていて青空は全然見えない。9:25出発 いよいよ上りにかかる。15分ほど歩くと汗でメガネが
  曇ってくる。試しの鎖下のまき道のところも踏み固められていてあまり怖さも感じずに通過し汗をふきふき歩くこと
  約50分で前社ケ森に到着。前社ケ森では4人が休憩中。ここでヘリコプターは昨日二の鎖近くで怪我をした人の救出のため
  であることを知る。まだ時々音が聞こえるのはガスのためにへりが地上に近づけないためまだ救出できていないようだとのこと。
  ここまで上ると寒い、ベンチの上の温度計は1,5℃を示している。周りの木に少しだが霧氷もついている。
 
前社ケ森の小屋近く 霧氷が少しついている 前社ケ森小屋から見える試しの鎖のピーク

 ここで休んでいる間に一瞬青空が見え、陽がさすがすぐ曇ってしまう。20分ほどで夜明峠に到着。部分的に陽がさして
  いるが頂上の方は暗い雲の中、ヘリの音もここのところ聞こえない。霧氷のついている木もあるが、日の光が少ないので
  キラキラせず残念。手袋をはずしシャッター押すとすぐに手が冷たくなる。ここで樹氷と頂上や瓶が森を見て
  
夜明峠 霧氷 (この時頂上は雲の中) 二の鎖元小屋

帰るという予定であったが、景色も見えず、食事をするにも寒いので二の鎖小屋まで進むことにする。
  二の鎖の下のキャンプ指定地のところにたくさんの救助隊の人がいて雪を踏み固めて待機している。救助隊の人に
  「消防の人が登ってきているのを見かけませんでしたか?」と尋ねられる。「見かけませんでした」と答えると
  「どうぞ気をつけて行って下さい。」 と声をかけてくれる。 二の鎖小屋の少し下の小屋のところに救助用のソリがあり
   トランシーバーを持った人が待機している。小屋の戸が少し開いていて毛布が見える。怪我をした人はここで救助を
  待っているようだ。鳥居の上の二の鎖元小屋に到着。前社ケ森で先に出発した人が休憩終わり出発準備し頂上に向かって
  出発していくところ。われらは本日はここまでとして、入れ替わりに小屋に入り昼食。このあたり雪はさらさら!
 
二の鎖元小屋付近の雪 左の踏み跡が登山道 二の鎖下の鳥居 この鳥居のすぐ上が二の鎖

 温度は−0,5℃とのこと。手袋をはずして巻きずしを食べると手が冷たい。食べ物の保温のためのホッカイロで
  手を温めながら食事。食事中に晴れて陽がさしてくる。12:05下山開始。この晴れ間にヘリが来るのか怪我をした人は
  ソリに乗せられ広場までおろされていた。しかし、そこを過ぎて少しするとまた曇る。遠くでヘリの音がするがこれでは
  近づけないのではないかと心配しながら下りる。帰りには晴れていることを期待した夜明峠についたが西の方に
  青空が見えるも石鎚も瓶が森も全く見えない。青空はだんだん石鎚の頂上の方に近づいている。夜明峠の少し先
  
夜明峠近く やっと姿を見せた頂上。まだ少し霧がかかっている。

(これ以上下りるともう頂上は見えなくなる直前)で晴れ間が頂上のところに来るのを待つ。待つこと約10分薄い霧が
  かかっているがあの岩の連なりが姿を見せる。ちょっと霞んでいるが頂上はの場所ははっきりと分かる。
  写真撮影し下山再開。少し歩くと今度は霧氷がきらきらと輝いているのが見えるのでこれも撮影。それから10分もすると
 
晴れ間に見えた霧氷:夜明峠の少し下 左のズームアップ

 また曇ってくる。ヘリが近づけるか心配。(翌日の新聞によると結局病院に到着したのは14時頃とのことなので
  このときよりもう少し後にヘリが近づくことができたようだ。)本日使用2回目の10本爪アイゼンは(6本爪と比べて)
  下りで踵が滑りが少なく快適である。14:12ロープウェイ駅着。14:20発のロープウェイに乗る、この時間ではまだスキー
  から帰る人は少なくロープウェイは空いていた。



         16)久松山 (鳥取市) 263m

  登山日  2009年03月11日

  アプローチ  JR鳥取駅前バス乗り場より 100円循環バス(青ルート)に乗車。仁風閣・県立博物館前 下車。
          駅前から約15分。 9〜17時は20分毎に3本/時発車。

  歩行   14:05 バス停発〜14:15 二の丸登山口(鳥居)〜14:20 一合目〜14:22 二合目〜14:27/32
        五合目〜14:40 九合目〜14:45/15:00 天守櫓跡〜15:10 五合目〜15:20 二の丸登山口〜
        15:30 バス停。

 高校の同期会で鳥取に帰った時に五十有余年前に登ってからご無沙汰の池田32万石の城址の久松山に登った。
 登山というのもちょっと気が引けるが、まぁ結構汗もかいたので山登りの方にいれた。
 13時30分過ぎに駅前の100円循環バス乗り場に行くと赤いバスが停車中、智頭街道へ先に行くバスですか?
 と運転手さんに聞くとこのバスは智頭街道には行きません。どちらに行かれるんですか?と聞かれる。二の丸へ
 行きたいと言うと、青い方のバスに乗って「県立博物館前」下車とのこと。その上わざわざバスから降りて時刻表を
 見てつぎは13:50発ですと教えてくれる。運転手さんのサービスに感謝。やはりふるさとはやさしいと心暖かくなる。
 青い方のバスで13:50駅前出発。 ぐるぐる回って14:05「仁風閣・県立博物館前」に到着。お堀を渡って
 山の方へ進む。左側 県立博物館、右側に仁風閣を見て真っ直ぐ進むと右に城門がある。
 この城門を通り進むと右に石段、真っ直ぐには坂道がある。ここはどちらを進んでも二の丸の広場で合流する。
   
仁風閣・県立博物館前バス停から久松山方面
つきあたりの右に城門がある。
城門

 二の丸の山の方にお稲荷さん?の赤い鳥居が見える。遠くからは見えないが鳥居のところまで行くと、鳥居の奥の
 お社の右側に登山道(石段)が見える。
   
二の丸 この先左側に鳥居がある。 鳥居 お社の右に登山道がある。

 ここはとにかくお参りしなくても鳥居をくぐってお社のところまで行かなければ登山道に出会えないので自信を持って
 お社まで進むことが必要です。
 お社からは段々道を上る。5分足らずで1合目の標識、二合目の標識までは2分三合目、四合目の標識を見て、
 鳥居から12分で五合目に到着。五合目のところにはお社があり、鳥取の町を見下ろす展望台になっている。

   
二合目 五合目 右側が展望台

 坂道がきついのでここまで歩くと汗が出る。景色ーーここからは県庁〜若桜街道が中心ーーを見ながら5分休憩。
 六、七、八合目の標識を見て、14:40九合目に到着。ここからはすぐ近くに山上の丸の石垣が見える。
   
六合目近くの道。急勾配 八合目

 九合目の標識の少し上に(山上)二の丸の平のところがありコンクリートの休憩小屋がある。
 小屋はごみひとつなくきれいに掃除してある。そこから10mほど石段を上ると山上の丸の広場にでる。
 柵で囲われた古い井戸が残っている。確認はできないが井戸にはまだ水があるように感 じた。
  
山上の丸の石垣(山上二の丸近くより) 山上の丸への石段 山上の丸 左の柵が井戸 先方の高い所が天守櫓

 広場の先にさらに数m高い天守櫓跡がある。時計まわりに千代川上流方面、鳥取市街、湖山池、千代川河口、
 日本海、鳥取砂丘と見える。ここから見ると、若桜、智頭、鹿野の三街道がはっきりと見える。最近整備されたのか、
 周りに高い建物が少ないためか鹿野街道が一番広く見える。湖山池の先の方に明るく晴れたところがあり、
 その下に白い山が見える”大山”のはず。たまにしか見えないであろう”大山”が見えたのは幸運であった。
  
左から 若桜、智頭、鹿野街道 遠くの明るいところの中央右側に大山が見える。
左湖山池、右千代川河口 鳥取砂丘、その先は日本海

 天守櫓に15分ほどいて景色を楽しむ。曇っているので汗がひくと寒い。脱いでいたウインドブレーカーを着る
 15:00 天守櫓出発。15:10五合目 15:20登山口(鳥居) 15:30バス停。
 しかし、さすが市街地に近い歴史の山!ウイークデイの14:00〜15:30 サラリーマンの多くは勤務の真っ最中
 というのに上り10名、下り8名と多くの人に出会った。印象に残ったのは小生の上りの時に下りていた同じ人が
 小生が下りる時にまた上ってきていたことである。。久松山の主なのだろうか?できたらこの方の説明を聞きながら
 歩いたら新しいことを知っただろうにと勝手な想像をした。

   
   
  

   17)讃岐富士(飯野山) 421,9m  香川県
  
  登山日 2009年03月15日

  アプローチ  善通寺インター出て左折 すぐの信号右折、土器川を渡ってから左折。伊勢神社となりの駐車場。
          インター出てから約25分

  歩行   10:45 駐車場発〜10:55/11:00登山道出発点(トイレ)〜11:35/45六合目展望台〜11:55
       飯山町からの登山道と合流(すぐ八合目)〜12:05/12:45頂上(昼食)〜12:55飯山町側登山道へ
       〜13:30 一王子神社<〜13:35/40(スーパー)マルナカ >〜13:45 飯山口駐車場〜13:53
       右側細い道へ(近道)〜14:00 飯神社〜14:08 (朝の)登山道出発点〜14:15 駐車場

 われらの山の会の今年のスタートは讃岐富士である。会の登山としては(少人数による2月の石鎚があったが)今年
 スタートの登山である。多くの人にとっては昨年11月の沓掛山以来の登山であり足慣らしの意味もあり標高の低い
 讃岐富士を最初の山に選んだ。9:05東予・丹原インターより高速道入り、途中豊浜SAで5分休憩、10:10善通寺IC
 をでる。ここからの道は分からないのだがとにかくきれいに見えている飯野山を目指して進む。一応の目標は丸亀市
 野外活動センターである。地図によるとその近くに老人ホームがあるはずである。土器川を渡って少し走ってから
 狭い道でであった車の女性に尋ねる。どうやらこの道を進んでいけばよいようだ。墓地があったりする道を少し進み
 

伊勢神社駐車場(奥の方) 登山口と駐車場の標識 

 右に曲がると「飯野山登山口」と「飯野山登山口駐車場」の案内標識がセットである。標識に従って伊勢神社の
 となりの駐車場に駐車。駐車場のすぐ左を高速道が通っている。15台程度駐車可能な駐車場にすでに10台駐車している。
 駐車場から車道を標識のところまで戻り、車道を進んでいく。
 (神社の境内を通り神社の裏から急坂を上って車道に出ることもできる。)

登山口標識近くからの飯野山

 きれいな住宅の間の坂を上って行くと「登山道」「出発点」の標識があり、ここにはトイレもある。
 

登山口出発点 こんな道を歩く(登山口出発点近く)

 ここで道は二つに分かれているが右側の方が階段少なく身体にやさしい。ただどちらを行っても5分後には合流する。
 道路は広く車が走れるほどの幅がある。天気もよく上る人、下りてくる人多い。この道からはず〜っと展望がきく。
 

三合目 丸亀城(左)と丸亀港

最初は丸亀城から丸亀港方面が見える。続いて金毘羅さんのある象頭山が見える。少し進むと遠くに阿讃の山並が見える。
 11:35/45 六合目標識のすぐ下のベンチで休憩、水分補給。10分ほど歩くと飯山町側からの登山道と出会う。
 

八合目近くからの瀬戸大橋

 そのすぐ上に八合目の標識がある。この近くから瀬戸大橋が見える。
 12:05頂上到着。頂上は広場で薬師堂があり、昭和天皇が摂政宮の時の大きな記念碑や新日本百名山の碑もある。
 

頂上 頂上下展望台より(正面は象頭山)

 周りは木にさえぎられて展望はきかない。頂上から30m下ったところに展望台がある(頂上に標識あり)ので
 下りてみる。正面に象頭山、その手前に多くの池が見える。
 頂上にはトイレもある(覗いてみたがほぼ満杯できれいではない)  12:45頂上発。
 10分ほど下ったところで飯山からの登山を下る。こちらは階段の急坂で周りは木が茂り眺望もきかない。
 13:20 林をぬけ真っ直ぐなコンクリート道の上にでる。ここで休憩。ここまでに上って来る人に出会ったのは
 2〜3人でこちらの方が静かである。(上った方の道を下りた組は上ってくる多くの人に出会ったとのこと)
 ここで香川のスポーツで有名な高校でかって長距離の指導していたという先生と会う。
 この人は今ほぼ毎日(ボケ防止のため。との本人の話)飯野山に上るとのこと。
 どちらから?今治から。 との会話から愛媛はなつかしい。高校駅伝のライバル校の話、ご自分はかって愛媛マラソンを
 走り”2時間32分”の記録で八位になったことなどの話が出る。高校でスポーツを指導していて大変なのは
 生徒の指導ではなく、親の方の教育(理解)だ。という話にみんな”やはり””うんうん”という感じで聞き入った。
 ここからコンクリート道をまっすぐ下りると左に「一王子神社」がある。その下には鉄筋のマンションが何棟かある。
 広い道に出ると左にスーパーマルナカがある。広い道を右に進む(後で地図を見ると一王子神社に下りるまでに 
 右に行く道があるはずでこの道が飯山口駐車場への近道だとわかる。)5分ほど進むと飯山口駐車場がある。

飯山町側からの登山道(階段多い) 一王子神社近くからの飯野山。 飯山口駐車場

 こちらの方がわれらが駐車した駐車場より広くトイレもある。ここから8分ほど歩いたところで右の細い坂道にはいる。
 (先をすすんでいた人が聞いてくれていた近道)墓地のなかを通ったりしながら進むと飯神社に出る。神社の先を右に
 上ると朝の登山道出発点に出る。ここからは朝来た道を下る。14:15駐車場にもどる。一部の人は朝上った道を下り
 たが飯山道下山組より40分も早く到着したとのことであった。麓をまわってくるのに40分かかったということのようだ。
 はじめて上る人には展望が楽しめることや道が歩きやすいこと、そしてラクなことより野外活動センター側からの
 登山がお勧めだと思う。



 18)西門山 (高知県)

    登山日: 2009年05月10日


    アプローチ: 7:15 11号線加茂川橋より194号線へ〜7:40/7:45 道の駅「木の香」〜7:50 赤い橋〜
           8:15 トンネル(出口)登山口

    歩行: 8:25 登山口出発〜8:35 稜線(稲叢山と西門山分岐)〜8:45 正面に小さなピーク(右→西門山標識)
         〜8:55 急な下り〜9:08 大きな岩の間を登る〜9:15 小さなピーク〜9:20 ピーク〜9:25 ピーク
         9:35/9:55 西門山頂上〜10:20 大きな岩の間〜10:40 分岐〜10:50 登山口  

   アケボノツツジを見に稲叢山の近くの西門山に出かけた。
   道の駅「木の香」をでてすぐの本川トンネル出口の所を左折し、ちょっと走ったところの右側の赤い橋を渡る。
   本川発電所を左に見て坂道を走る。途中いくつか分岐があるがちゃんと「稲むら山」の標識があるので
   間違うことはない。発電所から20分ちょっとでトンネルを抜けた所の駐車場(=登山口)に着く。
   道路はすべて舗装されていて問題ない。我々が着いた時には駐車場には高知ナンバーの車が1台駐車しているだけ。
   

  駐車場からの西門山(右側のピーク)   トンネル出口登山口 

   準備してすぐ出発。登山者が多いのか登山道は広くよく踏まれている。10分で稜線に到着。日差しが強く暑い。
   稜線には左→稲むら山、右→西門山 の標識がある。我らは右へ。稜線の道も歩き易い。10分歩くとまっすぐ進むと
   ちょっとしたピークに出る道がある。右に行く道もあり西門山へは右を示す標識がある。ピークへの道は随分人が
   歩いてる感じなのでアケボノツツジでもあるのかと思い行って見る。すぐに上にでるがアケボノは見えない眺望は
   きくが絶景というほどではない。ここから10分ほど進むと急な下りとなる。下を見ながら慎重に歩いていると
   アケボノツツジの花が落ちている。おぉ!という感じであたりを見ると左側にアケボノツツジが咲いている。
   大きな木だけど花は少ない。散ったこともあるが今年は花付きも少ない感じ。道から少し入って写真写す。
   もう少し進みたいがその先は岩場で危険。向こうの岩場にはたくさん花の付いた木も見えるが遠くしかも途中に
   たくさんの木が入り写真写しても花は枝の陰になる。さらに下って少し上りにかかると大きな岩の間の急な上りになる。
   

  まっすぐ進むと眺望のきくピーク。西門山は右へ。   岩の間を上って行く。

   小さなピークを越え少し下り少し上ってまたピークを越えまた少し下ってーー左側は凄い岩の間の谷ーー
   少し上り(ここが頂上かと思った)ピークに着くが頂上の標識はない。このピークの前にもアケボノツツジ何本かあるが、
   

  坂を下る途中のアケボノツツジ。大きな木である。  岩の間を上ったピークの先のアケボノツツジ。

   花付きは少ない。道から少し離れていて岩場でもあり近寄れないが木は大きそう。今度はあまり下りないで進む。
   途中にミニ湿原(水は見えない)という感じのコケのある所を通過しすぐに頂上の標識のあるところに到着。
   頂上は林の中で眺望はきかない。頂上から先にも立派な道が続いているもっと先(東門山)まで行く人も多いのだろうか?
   

  西門山頂上。木の中で眺望はきかない。

   頂上到着9:35、昼食にはまだ早い。おやつを食べ(小生は自家製干し柿)一休みし昼食は駐車場で食べることにして
   9:55出発。下りでは上る時に気が付かなかったところにアケボノを見つける。あの凄い岩場の谷の所にもある。
   大きな岩の間のところにも下る時にはアケボノ見える。10:20 岩の間通過、10:40 稲むら山への分岐、10:50
   登山口にもどる。登山口に着く前にトンネル出口駐車場をダムの方に進んだところを中型のバスが走っているのを
   見かける。この道路はバスも走れるだけの広さがあるのだと知る。
   駐車場には我々のほかに8台駐車している。朝見かけた高知ナンバーの車は見えない。
   我々が西門山の頂上近くで下りてくるご婦人と出会ったが、きっとあの人が高知ナンバーの車の人なのだろう。
   我々が出会ったのはこの一人だけ、他の車の人はみんな稲むら山に向かったのだろう。
   駐車場のベンチは日当たりがよくて暑いので登山道近くの木陰で昼食を済ませ、11:20駐車場発で帰る。



 19)西山 (愛媛県新居浜市)<1428m>

   登山日    2009年5月31日

   アプローチ: 7:05 旧東予市役所〜7:35 新居浜東城交差点〜7:45 山根公園〜8:15大永山トンネル
          〜8:25日浦登山口

   歩行: 8:40 日浦登山口発〜9:10 劇場跡〜9:25/30 ダイヤモンド水〜9:40 分岐(橋渡る)〜10:05/10
        歓喜坑〜10:30/35 銅山越〜11:00/11:10 西山頂上〜11:35/12:10 銅山峰近くで昼食〜12:15
        右へ(→笹ヶ峰の標識)〜12:45 大山積神社跡〜13:05 分岐〜13:15/25ダイヤモンド水〜13:35
        劇場跡〜14:00 登山口 

  ツガザクラ(栂桜)とアカモノ(銅山イチゴ)を見るべく日浦登山口から別子銅山の遺跡の残る道を歩き銅山越に上り
  まぁ頂上もひとつ踏もうという感じで近くの西山の頂上まで足を延ばした。
  8:25 日浦登山口の駐車場に着く。この時間10台ほど駐車できる駐車場は満車。駐車場の近くは道路広いので
  道路に駐車する。準備して駐車場にあるきれいになったトイレで用をたし8:40出発。登山口で以前一緒に登山した
  

道路標識の左側が駐車場、中央白い建物がトイレ 駐車場奥の登山口

ことのあるOさん、Kさん夫妻に出会う。やはり花を見に登山とのこと。15分ほど歩くと道端にアカモノが咲いている。
  20分ほどで遺跡(醸造所跡)のあるところに到着、9:10小学校、劇場跡到着。このあたりの道端にアカモノたくさん
 

アカモノの花 (劇場跡の所の道端) アカモノの花

 咲いていてしゃがんで写真撮影している人何人もいる。小生も撮影。9:25ダイヤモンド水到着。大勢の人が休憩中。
 

右の石垣の上が劇場跡。このあたりの道端にアカモノ多い ダイヤモンド水(中央黒いホース)、奥の建物がトイレ

 ここには東屋、トイレもある。われわれも5分休憩。10分歩くと目出度町経由と寛政谷木方経由の分岐に着く。
  我々は右側(橋を渡る)寛政谷木方経由を選ぶ。(下りる時に目出度町経由の道も歩いたが私的には寛政谷木方
  経由の方が楽だと思う)途中名前のない坑道跡があるがここからは非常に涼しい風が出ている。
  25分で登山道から30mほど右に入った所にある歓喜坑跡に到着。ここから20分で銅山越に到着左に少し歩いた所
  に銅山峰(1294m)の標識がある。このあたりから道の両側にツガザクラ保護のための紐が張られている。
  道のすぐそばからかなり離れたところまでのそこかしこに花をつけたツガザクラが見える。アカモンも少し見える。
 

銅山峰上のツガザクラの群生
ツガザクラの花 ツガザクラの花

 西山へはこの道を真っ直ぐ進む。銅山越から15分ほど歩いたところから急坂になる。このあたりで振り返ると西赤石が
  正面に見える。ツガザクラはこの坂にかかる前のあたりにたくさん咲いている。
  

銅山峰上からの西山。 西山頂上。
西山頂上の先からの風景遠くの左側平家平、中央冠山。 西山から下りる時の銅山越、西赤石(中央霧の中)

急坂を10分ほど上り平になるとすぐ西山頂上である。頂上は木の中で眺望はきかない上狭い。
  少し進むと急坂の上に出て眺望が開け平家平、冠山等が見える。頂上は狭く、眺望もきかないので銅山峰の
  近くまで下りてから昼食とする。
  銅山越からの下りは上りと違う道を通ることとする。銅山越を出てすぐ→笹ヶ峰の標識に従って右へ進む。
  そこから3分ほど進んだところで笹ヶ峰への縦走路と別れ左へ下りる。途中蘭塔場が下にみえる鉄塔の所に岩場の
  急な下りがあり慎重に下りる。縦走路と別れ20分ちょっとで目出度町経由の登山道と出会う。そこから5分で
  大山積神社跡、そこから急坂を下ること10分で寛政谷木方方面との分岐に着く。分岐から10分でダイヤモンド水
  ダイヤモンド水から35分で登山口到着。


  

 20)久住山 (大分県)<1787m>

   登山日 2009年06月13日

   アプローチ  フェリー  12日21:55 松山発〜13日 5:00小倉着 (バスで乗船)
            バス   5:20小倉(フェリー下船)発〜6:40/7:30 山田SA(朝食)〜8:05九重IC出
                  〜8:35/8:45長者原(弁当受け取り)〜9:00牧ノ戸峠着

   歩行 9:15 牧ノ戸峠(1330m)〜 9:22 展望台〜9:35沓掛峠前の広場〜9:46 沓掛峠急坂下りた平地
       〜10:35 扇ケ鼻分岐〜 10:56 急坂下る(久住へ2,7km標識)〜11:02 星生山分岐〜
       11:16/12:00久住山避難小屋(広場)昼食〜12:02 久住別れ〜12:15 中岳別れ(下に空池)
       〜12:30/12:47 久住山頂上〜13:00 中岳別れ〜13:08/13:17 久住別れ〜13:50/13:55
       北千里浜〜14:13/14:18 すがもり越〜 14:40 硫黄山道路〜14:47 長者原への近道へ
       15:10/15:15 再び硫黄山道路〜15:27 ゲート(車進入止め)〜15:50 長者原駐車場(1030m)


   われらの山の会でミヤマキリシマを見に九州の名山「久住山」に出かけた。実はこの山は2003年6月にも
   山の会で出かけたが季節外れの台風のため途中で引き返したという因縁のある山なのである。今回も天気を心配
   していたが、予報だと雨マークは出ていない。天気予報の外れないことを期待し貸切バスで出発。
   旧東予市役所19:00発 途中で次々と仲間が乗車し総勢16名が揃う。松山観光港より小倉行きのフェリーに
   乗船。バス会社の交渉でわれらのグループに二部屋が確保してある。さっそく松山で買った缶ビールと持参の
   お酒他でぐっすり寝るため?の準備ーーが結構盛り上がって盛会となる。Nさんサクランボの果実酒美味しかった
   です。ありがとうございました。
   4:30頃起床 小倉の工場の明かりが見える。空は暗いが降ってはいない。
   5:20 バスに乗車したままで下船、走行開始。6:40 ウトウトしている間に山田SAに到着。うどんやラーメンを
   食べるところはオープンしているが朝定食のある食堂は7:00オープンとのこと。しかしすでに明かりはついていて
   従業員も見える。ドアーの所をかわるがわる覗いていると10分前には開けてくれる。希望の和朝食を食べる。
   7:30出発 、8:05 九重ICから一般道へ、途中長者原でバス会社を通じて手配していた弁当積み込む。
   長者原では曇りではあるが三俣山が頂上まではっきり見えている。予定の2分前というJRの列車並みの
   正確さで牧ノ戸峠駐車場に到着。駐車場には霧がかかっている。駐車場は満車でかなり下の方から道路の
   広いところにはたくさん駐車している。空は曇っていて霧もあり半そででは寒い。登山姿の人がたくさんいて
   どんどん出発している。トイレは6年前は行列であったが今日は行列にはなっていない。
   9:10過ぎに登山ゲートのところに行くが標識をバックに記念撮影する人多く順番待ち。9:15出発。
   霧のかかったコンクリートの直線の道を進む。気温がちょうどよいこともあり歩いている人みんな快調。
   7分で左に東屋のある展望台に着くが霧で見晴らしはきかないのでみんな立ち止まることもなく通過。
   9:35 大きな岩のところの牧ノ戸0,7kmの標識のある広場に着く。多くの人で混雑している。
   ここでグループの人みんな揃ったこと確認する。登山者多く、道も広いので16人の間にほかのグループの人が
   入らないようにすすむのは難しい。
   休んでいる人もいるが、急坂を上るのに時間がかかり渋滞という感じ。とにかく狭い岩の道を前の人について
   上り、今度は急坂を下りる。下りる方が渋滞している感じ。ここの道から少し外れた最高点が沓掛山と後で知る。
   急坂を下りた平らな所に牧ノ戸1,0kmの標識がある。

牧ノ戸峠登山口 沓掛山直前 写真左側に道がある まだ霧濃い 沓掛山頂上近くの道

   ここから少しすすむとところどころにミヤマキリシマが見えてくるここらあたりでも花は十分残っているので
   上の方はもっときれいだろうと期待が高まる。
   ただ霧が深く道路のすぐ近くしか見えない。ここからはなだらかな上りの道を進む追い越して行く人、
   追い抜かれる人多くの人が頂上を目指している。10:35 扇の鼻分岐の標識のところ通過。ここも広場に
   なっていて晴れていればきれいなはずだが本日は霧で何も見えない。10:55また急坂を下る。前回はこのあたりで
   引き返したのだろうか?急坂を下ったところで引き返したのは確かだがその時も霧でまわりが全然見えなかった
   のではっきりしない。<牧ノ戸2,9km><久住1,7km>の標識がある。このあたり一瞬少し霧がうすくなると
   道路右側にミヤマキリシマがたくさん咲いているのが見える。11:02 星生山分岐通過、霧が濃くすぐ近くしか
   見えない。

扇ケ鼻分岐 まだ霧の中 扇ケ鼻分岐近くのミヤマキリシマ
牧ノ戸2,7km標識近くで 左の写真の下の方

  やがてゴツゴツの岩の中を進む。左側にポツンポツンと色の濃いミヤマキリシマが見える。霧が無ければ
   もっと沢山みえるという雰囲気。やがて急な下りになる。少し下りると広場が見える。3分ほど急な下りを進むと
   広場に着く。広場の奥に避難小屋とトイレが見える。11:16広場着。広場にはたくさんの人がいる。
   女性用トイレは行列。広場の左側岩の間にきれいなミヤマキリシマが見えるが撮影しようとデジカメの準備を
   している間に霧で見えなくなってしまう。ここのはずれの岩のゴロゴロしたところで昼食。昼食を終えた頃霧がはれ
   昼食していたところの正面に久住山が姿を現す。中腹にピンクの幕のようにミヤマキリシマが見え頂上近くの
   岩の稜線を歩く人の姿まで見える。いつ霧に包まれてしまうかわからないのでみんな競って撮影。広場の左側には
   星生崎の岩峰も見える。こちらの中腹のミヤマキリシマもきれいだ。出発の準備をして久住別れの方に少し進むと
   天狗ガ城が見える。山一面ミヤマキリシマに覆われているという感じ。

久住山避難小屋の広場 左側トイレ 星生崎(避難小屋広場より)
やっと見えた久住山山頂 霧のはれた久住山山頂と中腹のミヤマキリシマ

12:00久住山頂上へ出発。
   

天狗ケ城(久住別れ近くより)ピンク色はミヤマキリシマ 久住別れ

  すぐに久住別れの標識のところ通過。この時には天狗ガ城は霧の中で見えない。さっき撮影してから5〜6分で
   変わってしまっている。がれ場の歩きにくい急坂を上り12:15 中岳別れに着く。ここでまた霧が少しはれて
   空池の斜面のたくさんのミヤマキリシマが見える。ここからがれ場を進むこと15分(12:30)久住山頂上に到着。
   頂上では北〜東の方向の霧がはれ天狗ガ城〜中岳〜稲星山が見える。久住山近くの稲星山方向の斜面にも
   ミヤマキリシマ多い。一緒に登ったTさん”この景色で元気回復!ここにず〜っと居たい!”とご機嫌。霧がはれ
   少し日がさすとさわやかでもっともっと景色を楽しんでいたい。と同感。

ミヤマキリシマ(中岳別れ近く) 久住山頂上(遠く右 中岳、左 天狗ケ城)
頂上近くからのミヤマキリシマ

  山頂の標識をバックに全員揃って記念写真を写し12:47下山開始。
   13:08 久住別れに到着。北千里浜への下りがきつそうなのでここで一息いれ13:15出発。岩の多い急な坂を
   ゆっくり下る。これだけ急だと下りでも汗が出る。20分ほどで急坂下りきり、ゆるい傾斜を
   15分ほど歩き北千里浜に到着。下りでも急坂は疲れる、ここで一服し13:55出発 
   14:07 <右 坊ガツル><左 すがもり越>標識がある。

久住別れ上からの北千里浜 すがもり越 坊ガツル別れの標識

  われらは左 すがもり越への坂を上る。5分の上りですがもり越に到着。
   ここには石とコンクリートの避難小屋があり何人かの人が休憩中。中は覗いていないのでどんな状況かは
   わからない。小屋と反対側に三俣山の登山口があり上の方から10人以上のパーティーが下山中
   三俣山中腹にもミヤマキリシマが見えている。ここから石のゴロゴロした歩き難い道を下る ここを下っている間に
   上ってくる10人以上の2つのパーティーに出会う。みなさん本日は法華院温泉泊まりとのこと。

すがもり越 三俣山登山口 広い道路からの硫黄山


   20分ほどの下りで今は殆ど水のない砂防ダムのたくさん設置された川を渡り車の走れる広さ道路(硫黄山道路)に
   出る。ここから谷の奥を見るとたくさん水蒸気が噴きあがっているのが見える。黄色い硫黄が析出しているところ
   もあり、広い道路はそちらの方へ延びている。硫黄の臭いもある。広い道路を7分ほど歩くと右側に長者原への
   近道の標識がある。右に入るとまた狭い登山道となる。草や笹や間の道を下る、黒土で急なところは滑りやすい。
   途中馬酔木の多いところも通過する。25分ほどで再び硫黄山道路に出会う。ここからは硫黄山道路を歩く15分
   足らずで車進入止めのゲートのところ通過それから20分ちょっとで長者原の駐車場に着く。
   最後35分ほど歩く硫黄山道路はコンクリートで登山靴では結構膝に応えた。
   ミヤマキリシマの花の多さに圧倒された楽しい登山でした。お世話下さったMさんはじめのみなさんありがとう
   ございました。
   
   追記
     宿泊は筋湯温泉 九重悠々亭 
                少なくともここの宣伝部長の一人?は犬の”エンジェル君”です。(部長の名刺を持っています)

     14日は高さ日本一(173m)の九重”夢”大吊橋と湯布院散策。
          佐賀関〜三崎フェリーで帰るコースでした。
   


                                          

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