第4日 (10月27日)
 朝 6:30からの朝食にほぼ6:30ジャストに行くとすでに多くの人が食事中。会話は中国語が飛び交い外国の人が多い。
 7:20チェックアウト、駅に行きコンビニ「NewDays」に寄って2日間通用途中乗り降り自由の十和田湖フリー切符を購入する
 昨日の八幡平頂上行きのバスが空いていたのでトイレに言ったり構内でゆっくりして7:40頃バス乗り場に行くと
 予想と違って長蛇の列!バスは乗客数により増台することネットで確認済みなので積み残しは無いこと承知しているが、
 良い席で景色を見ながら行こうなどというわけには行かないことは確かだ。7:50頃バス3台きて乗車開始。
 われわれは2台目のあと最後から3&4番(=われわれより後は2人)というところで乗車。一番うしろの座席で
 しかも離ればなれになってしまう。後で解るが小生の両側は台湾の若い男性。
 バスは途中十和田市の市役所のある所を走るがここの通りの松並木は見事だった。写真撮影出来なくて残念。
 バスは道の駅「奥入瀬ろまんパーク」でトイレ休憩停車。好天で遠くに八甲田大岳と思われる山がはっきり見えている。
 右側に座った青年と話しする。彼は焼山で下車し自転車で十和田湖まで走るのだと奥入瀬の詳しいガイドマップ
 を見せてくれる。十和田では遊覧船にも乗り青森に出るのではなく八戸に戻るとの話。十和田湖・奥入瀬完全制覇
 という感じだ。やがてバスは焼山に到着ここで1/3程の人が下車する。小生の両側の青年もここで下車する。
 前の方の席が空いたので席を移動する。焼山を出るとバスは紫明渓、石ヶ戸、馬門岩、雲井の滝、雲井の流れ、
 銚子大滝と細かく止まって行く。走行中奥入瀬渓流の名所や渓谷の滝のテープ説明がある。左右見るのに忙しい。
 停留所によっては下りる人は無くても乗って来る人がいるということもある。雲井の滝で下車する人も多い。
 われわれは子の口のひとつ手前の停留所の銚子大滝で下車し子の口までの1,5kmを歩く。
 ここでも多くの人が下車しバスは半分以上が空席となる。ここには臨時トイレも設置されている。
 まず少し戻る銚子大滝に行く。大勢の人で混雑、標識のところは写真撮影順番待ち。中国の人は記念写真撮るとき
 他人が一緒に映ることを嫌うので他人が完全に画面から外れるまでシャッター押さない人多いので時間かかる。
 銚子大滝で時間を使い過ぎたので1.5kmを少々急いで子の口へ行く。急がすので汗が出たと家内からクレーム。
 子の口10:50着 既に遊覧船には大勢の人が乗っておりまだ乗船中、急いで切符を買って11:00子の口発
 休屋行きの便に乗船。急いだので来る前にパソコンでプリントしておいた遊覧船の100円割引券を使うのを忘れる。
 すごい損をした感じ!
 船は景色を見るためデッキの方が混んでいる。船内でグリーン券500円支払い比較的空いている2階へ行く。
 朝はほぼ快晴だったが十和田湖の今は薄曇りで日差しは時々という感じ。
 湖畔、子の口から見える御倉半島はかなり紅葉しているが日差しが弱く赤や黄色の鮮やかさが足りない。と
 きれいな写真見せられないのは撮影の腕のせいでなく天候のせいにしておく。
 船が御倉半島に近づくと多くの人が御倉半島側によってきて進行左側が大混雑する。近づくと御倉半島の紅葉は
 見頃ですばらしい。が、日差しが殆ど無いのが本当に残念だ。
 続いて船は中山半島に沿って運行するが中山半島の方が面積少なく木も少ないので紅葉の景色では
 御倉半島の方が豪華できれいだ。
 子の口から休屋行きの遊覧船は御倉半島、中山半島とも半島の両側を通るので半島全部が見えて特した感じである。
 11:50休屋に着く。
 まず昼食、案内書で読んだヒメマスの刺身定食を食べる。案内書の”脂がのってとろけるような舌触り”よりは
 あっさりしているが、ここでのヒメマスの刺身は4月下旬から11月上旬の期間限定と聞くと貴重品を
 いただく思いもあり美味しい。
 小生実は55年前の1962年(学生時代)に十和田湖に来たことがある。その頃は高村光太郎作の
 「乙女の像」が建立されて10年経っていない時でそして休屋の観光の目玉であった。
 それを歌った「湖畔の乙女」という歌が盛んに流れていた。この歌を知っているか食堂で刺身定食を運んでくれた
 乙女に聞くと”聞いた事ありません"の返事、。55年も前のことだから食堂の人の多くはまだ生まれていないはず。
 無理もないことだ。
 <湖畔の乙女>ネット調べ。
 作詞 佐藤 春夫
 作曲 長谷川 芳美 (青森県立三本木高校 音楽教師)
 昭和28(1953)年10月21日の高村 光太郎作の「乙女の像」の除幕式の時披露された。
 1964年に 本間 千代子が歌いシングル盤を出し全国的に知られたこともある歌。

 食事後湖畔の遊歩道を歩き「乙女の像」に会いに行く。思っていたより遠い。
 55年前よりも色は黒くなった感じで乙女も貫禄がついている。しかし今も人気で多くの人が来ている。
 乙女の像の所から15分ほどかかってバスのりばへ行く、13:15発の青森行きの行列は20人足らずで
 今度は二人が離れることなく座れる。13:15 十分空席ある状態でバス出発。子の口までの途中でも車窓より
 きれいな紅葉が見られる。子の口でも乗車する人あり、奥入瀬途中でも時に乗車する人がいる。
 帰りもテープでの説明流れる。窓越しに滝のいくつか撮影。
 青森行きのバスは焼山までは朝走ったのと同じ道を走り、それから先は八戸行きとは違うルートを走る。
 焼山から黄葉のきれいな大きなブナ木のなかの道を走り蔦温泉へ、14:10頃蔦温泉着、トイレ休憩で10分停車、
 ”2日前に完成した新しいトイレをご利用下さい”と運転手さんのサービスアナウンス。
 14:40頃 酸ケ湯温泉に着きここでも10分停車。写真でみるあの大きな建物の向こうに八甲田大岳が見える。
 バスは八甲田ロープウェイ駅前、(残念ながら霞んでいて見えなかったが)岩木山展望所、三内丸山遺跡等を
 走り16:14青森駅着。徒歩で10分足らずの今宵宿泊の青森国際ホテルへ向かう。
 夕食はネットで見つけたホタテ料理の「おさない」 店は駅からホテルにくる途中にあることチェックすみ。
 18:00頃行くとまだ空いている。ホタテ刺身、ホタテヒモの刺身、ホタテ貝焼きみそ、ホタテバター焼き
 はたはた揚げ等でビールと田酒を(店の人のに聞くと冷や!と断言され)冷やで飲む。 田酒は甘口で飲みやすい。
 酒のアテにはホタテのヒモが合う(小生の好み)。
 店は19:00頃にはほぼ満席。丼ものいろいろあり食事だけの人もいるが多くの人はアルコール付きだ。
 明日朝早いので(7:24 青森駅発)帰りにコンビニで朝食を買ってかえる。

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  奥入瀬 屏風岩
 
  奥入瀬 雲井の滝
 
  奥入瀬 銚子大滝
 
  奥入瀬  銚子大滝と十和田湖の間
 
  奥入瀬と十和田湖の接点 (橋の所)
 
  御倉半島の紅葉
 
  御倉半島の紅葉
 
  御倉半島先端部
 
  御倉半島の紅葉
 
  中山半島の紅葉
 
  乙女の像 
 
  酸ケ湯温泉 遠くの山 八甲田大岳